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【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選

心身とともにグンと大人に近づき、自分の好みをはっきり自覚できるようになる小学校高学年の子供たち。

ピアノ発表会の曲を選ぶ際も、気に入った曲に熱心に取り組み本番で成果を発揮できるよう、好みに合った作品を選んであげたいものです。

そこで本記事では、ピアノ発表会にピッタリの華やかなクラシック作品の中から、特に小学校高学年の子供たちにオススメしたい曲をピックアップしてご紹介します。

発表会曲の選曲や、これから取り組む作品の参考にしていただければ幸いです。

【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選(61〜70)

「こどものピアノ曲」より 土人のおどり中田喜直

1分間の短いながらも迫力が溢れるこの楽曲は、アルバム『こどものピアノ曲』に収録された17曲の中でも異彩を放っています。

イ短調を基調とした力強いリズムパターンが、独特の緊張感と躍動感を生み出しています。

本作の魅力は、日本の伝統的な五音音階を用いながらも、民族音楽的な活力を持つ印象的な旋律にあります。

Pitinaピアノステップの課題曲としても採用され、基礎5のレベルで親しまれている楽曲です。

手の交差を伴う演奏技法は、観客に強い印象を与え、発表会やコンクールでの演奏に最適です。

聴衆を魅了する表現力と、奏者の技術を引き出す工夫がちりばめられた、見事な小品となっています。

「虹のリズム」より 真夜中の火祭平吉毅州

真夜中の火祭 ピアノ 平吉毅州【発表会おすすめ】ピアニスト 近藤由貴/The Midnight Fire Festival Piano, Yuki Kondo
「虹のリズム」より 真夜中の火祭平吉毅州

力強いリズムと華麗なメロディーが織りなす情熱的な小品は、アルバム『虹のリズム』収録の意欲作です。

8分の6拍子と4分の3拍子が交互に現れる「ヘミオラ」と呼ばれるリズム手法により、スペイン音楽やフラメンコを思わせる野性的な躍動感を生み出しています。

本作は2024年のピティナ・ピアノコンペティションC級の課題曲に選ばれ、多くの若手ピアニストたちが魅了されています。

右手と左手のエキサイティングなやり取りや、スラー、スタッカート、アクセントなどの繊細な表現が織りなす世界観は、演奏者の技量を存分に引き出してくれます。

挑戦的でありながら、3分以内で演奏できる小品として、発表会やコンクールのレパートリーにぴったりの1曲です。

お菓子の世界 第14曲 「鬼あられ」湯山昭

湯山昭/お菓子の世界 第14曲 「鬼あられ」 pf.須藤英子
お菓子の世界 第14曲 「鬼あられ」湯山昭

きらきらと硬質なピアノの響きが印象的なアルバム『お菓子の世界』に収録された小品です。

1973年に制作されたこの楽曲は、1分25秒という短い時間の中に、和と洋の要素を見事に融合させた独創的な世界を描き出しています。

イ短調の4分の4拍子で始まり、不協和音とスタッカートを巧みに操ることで、硬くて跳ねるような音の表現を実現。

3声のパートや複雑なリズム、テーマの変奏など、演奏の難しさと魅力を兼ね備えています。

発表会やコンクールで演奏されることも多く、表現力を試される作品として愛されています。

プログラムの締めくくりに効果的な一曲として、クラシック音楽の新しい魅力を求める方におすすめです。

18の性格的な練習曲 Op.109 第13番「大雷雨」Johann Burgmüller

【ピアノ発表会おすすめ】大雷雨 ♫ ブルグミュラー / Orage, Burgmuller
18の性格的な練習曲 Op.109 第13番「大雷雨」Johann Burgmüller

ピアノ学習者の多くが取り組む『25の練習曲 Op.100』で知られるヨハン・ブルグミュラーのピアノ練習曲集『18の性格的な練習曲 Op.109』の第13番『大雷雨』は、聴き映えのする発表会にピッタリの作品です。

嵐のような激しさと静けさが交錯する迫力と、終結部における晴れ間のような解放感をあわせ持つこの曲は、聴く人の心に強烈な印象を残します。

小学校高学年のお子さんにとっては、表現力や感情の込め方を探求する大きなチャンス!

テクニックを磨きながらも曲のストーリーを大事にして、息づかいを感じさせる演奏を目指してくださいね。

ババヤガ Op.39-20Pyotr Tchaikovsky

La sorcière Op.39-20 P.I.Tchaikovsky ババ・ヤガ(魔女)チャイコフスキー
ババヤガ Op.39-20Pyotr Tchaikovsky

大切な子どもの心を音楽で育むことに心を注いだロシアの作曲家が生み出した名品です。

本作は、鶏の足の上に立つ小屋に住み、空飛ぶ乳鉢に乗って移動する不思議な魔女の物語を音楽で描いた、子供の心をぐっと惹きつける作品です。

急速な音階の上下や跳躍を含むメロディーライン、不安定な和音の響きによって、魔女の不気味さと神秘的な動きを巧みに表現しています。

1878年に作曲され、速いテンポと臨場感があふれる優れた描写力で、物語のワクワク感が味わえます。

豊かな表情とドラマ性を感じさせるこの曲は、お子様のピアノ発表会やリサイタルのアンコール曲としてもぴったり。

音楽を通して想像力を養いたい方におすすめの名曲です。

ジプシーダンス (ジプシーの踊り)Heinrich Lichner

ジプシーダンス (ジプシーの踊り)リヒナー《ピアノ発表会におすすめの曲》Gypsy Dance, Lichner / クラシック / Piano / CANACANA
ジプシーダンス (ジプシーの踊り)Heinrich Lichner

ニ短調で書かれた情熱的な本作は、ロマの音楽から影響を受けた小品として広く親しまれています。

右手で奏でる16分音符の連続と、エキゾチックな雰囲気を醸し出す軽快なリズムが特徴的です。

85小節目からは「心を込めて、音を十分長く」との指示があり、表情が豊かな演奏が求められます。

活気があふれる冒頭から、中間部での表現の切り替え、そして華やかなフィナーレまで、聴衆を魅了する展開が印象的です。

本作は、音楽的な表現力を伸ばしたい方や、発表会で個性的な演奏を披露したい方におすすめの1曲です。

特に、リズミカルな曲調と親しみやすいメロディーは、小学3年生の生徒さんの実力を引き出すのにぴったりでしょう。

ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi

クレメンティ:第4番(ソナチネアルバム第10番) 第1楽章  pf. 嶌村 直嗣:Shimamura, Naotsugu
ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi

活気に満ちた3部構成の快活な作品で、低音部の同音連打から始まる印象的な第1主題と、スタッカートが特徴的な軽やかな第2主題が魅力的に展開されます。

1797年の初版以来、ピアノ学習者の重要なレパートリーとして愛され続けているこの楽曲は、2分30秒ほどの演奏時間ながら、華やかで表情が豊かな旋律が息づいています。

本作は、レガートとスタッカートの対比、ダイナミクスの変化など、表現力を養うのに最適な要素を含んでいます。

明るく力強い曲調と親しみやすい旋律で、華やかな表現を体験したい方や、ピアノの新たな魅力を発見したい方におすすめの1曲です。