【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選
心身とともにグンと大人に近づき、自分の好みをはっきり自覚できるようになる小学校高学年の子供たち。
ピアノ発表会の曲を選ぶ際も、気に入った曲に熱心に取り組み本番で成果を発揮できるよう、好みに合った作品を選んであげたいものです。
そこで本記事では、ピアノ発表会にピッタリの華やかなクラシック作品の中から、特に小学校高学年の子供たちにオススメしたい曲をピックアップしてご紹介します。
発表会曲の選曲や、これから取り組む作品の参考にしていただければ幸いです。
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【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選(1〜10)
こどもの音楽 Op.65-4「タランテラ」Sergei Prokofiev

ロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフが手がけたピアノ小品集『こどもの音楽 Op.65』。
その第4曲となる『タランテラ』は、イタリア南部の急速な舞曲を題材にした躍動感あふれる1曲です。
1935年当時に作曲された楽曲で、今も根強い人気があります。
少し皮肉っぽい和声と鋭いリズムが組み合わさり、ただの舞曲にとどまらない独特の緊張感を楽しめるのが大きな魅力!
軽快な反復や跳ねるようなリズムの中で、両手がまるで回転するようなダイナミックな動きを求められます。
リズム感やタッチのコントロールをしっかり学びたい高学年のお子さまにぜひおすすめしたい作品です。
テンポに流されず、クリアな音の粒を意識しながら練習してみてくださいね。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第22番「舟歌」Johann Burgmüller

ピアノ教則本として広く親しまれている『25のやさしい練習曲 作品100』のなかでも、豊かな表現力を育む一曲として知られるのが第22曲にあたる本作です。
1851年12月にフランス・パリの出版社から刊行された作品集に収められており、イタリアのゴンドラ漕ぎの歌に由来する穏やかなリズムと、水面を漂うような美しい伴奏が特徴です。
ゆったりとした揺らぎのうえで旋律をなめらかに歌わせる必要があるため、技術だけでなく音楽的な深みを学びたい高学年のお子さまの発表会にぴったりな一曲です。
軍隊行進曲Franz Schubert

明快な拍節と親しみやすいメロディーが心を弾ませる、フランツ・シューベルトが手掛けた有名な行進曲です!
1826年8月当時に出版されたこの楽曲は、本来1台のピアノを2人で演奏する連弾曲として作られました。
ウォルト・ディズニーの短編アニメーション『Santa’s Workshop』や1936年公開の『Thru the Mirror』などの映像作品で使用されたことでも知られています。
はつらつとしたリズム感や、主部と中間部の鮮やかな対比が魅力です。
アンサンブルの楽しさを味わいながら、息を合わせて華やかな響きを作り上げたい高学年のこどもたちにぴったりの本作。
お友達や先生と一緒に、楽しく表現豊かなステージを作り上げてみませんか?
【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選(11〜20)
仮面舞踏会「ワルツ」Aram Khachaturian

華やかでありながら哀愁を帯びた3拍子のワルツは、映画『戦争と平和』の舞踏会シーンで使用され、情景を見事に彩りました。
力強い冒頭から始まり、中間部では抒情的な旋律が織り込まれ、まるで優雅に踊る男女の姿が目に浮かぶようです。
本作は2010年バンクーバー冬季オリンピックで浅田真央選手が銀メダルを獲得した演技でも使用され、聴衆の心を魅了しました。
力強さと繊細さを兼ね備えた本作は、小学校高学年の発表会で演奏するにふさわしい一曲です。
技術面での習熟度が高まるこの時期だからこそ、表現力が豊かな演奏にチャレンジできるでしょう。
蝶々Henri Van Gael

ひらひらと舞うような軽やかな旋律が耳をひく『蝶々』。
アンリ・ヴァン・ガエルのピアノ小品として、日本の発表会でも長く親しまれてきた作品です。
実はこの曲、もともとは『Les Papillons』という曲集の第1曲であり、原題を『Une fête à Tarente(タラントの祝祭)』といいます。
ただかわいらしいだけでなく、南イタリアの舞曲タランテラを思わせる、活気に満ちたリズムが特徴です。
短いなかにも表情の移り変わりがあり、表現力を磨きたい高学年のお子さんにおすすめ!
軽快なタッチで、華やかに弾きこなしてみましょう。
エコセーズ WoO 23Ludwig van Beethoven

明るく飛び跳ねるようなリズムがかわいらしい、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの小品です。
この楽曲は、ト長調で2拍子の軽快なメロディーが特徴的で、短いフレーズのなかに古典派らしい安定した響きが詰まっています。
もともとは当時の社交舞踏や軍楽隊に向けた機会音楽としてのタイアップ的な背景を持っており、現在広く親しまれているのは弟子であるカール・チェルニーが1834年7月ごろに関わったとされるピアノ編曲版です。
明るく歯切れのよい音色を引き出す練習にぴったりで、本番のステージでも愛らしい魅力を存分に発揮できるでしょう。
左右の手の役割分担がはっきりしているため、リズム感やスタッカートの表現を磨きたい高学年のこどもたちにおすすめの本作。
ぜひチェックしてみてくださいね。
生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌCharles-Henry

フランスの作曲家シャルル・アンリさんによる『生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌ』。
小品集『5 Légendes oubliées』に収められた、約1分半の短いピアノ曲です。
ラヴェルの有名な楽曲を連想させるタイトルですが、ここでは「亡き」ではなく「生まれたばかりの」と置き換えられ、誕生を祝うような柔らかな品位と気品に満ちています。
短いフレーズの中でメロディと伴奏を丁寧に弾き分けることがポイント。
静かなテンポで均一なタッチを保ちながら、音色の陰影を味わいましょう。
発表会で美しい情景を表現したい小学生や高学年の方にぴったりの、優雅で詩的なミニアチュールです。



