オリンピック&パラリンピックに関する楽しい雑学&豆知識
4年に一度おこなわれる世界のビッグスポーツイベント、オリンピック&パラリンピック。
日本人選手も多数出場し、毎回国民に大きな感動を届けてくれていますよね。
この記事では、そんなオリンピック&パラリンピックに関する雑学&豆知識を紹介します。
オリンピックそのものに関すること、出場選手に関する驚きの事実、オリンピックの歴史に関してなど、さまざまな角度から雑学&豆知識を集めてみました。
この記事をきっかけに、今後開催されるオリンピック&パラリンピックをさらに楽しんでくださいね!
オリンピック&パラリンピックに関する楽しい雑学&豆知識(6〜10)
綱引きは一時期オリンピックの正式種目だった

運動会の競技にある綱引きは、かつてオリンピックの競技の一つでした。
見ごたえがあり、夏季オリンピックの花形種目の一つで、とても人気がある種目だったようです。
1912年から1920年までおこなわれたオリンピックには競技種目として綱引きがありました。
しかし、国際オリンピック委員会がオリンピックの今後の広がりを考え、いくつかの競技を切り詰めることを決めました。
綱引きは、組織を持たなかったことが除外された理由だったそうです。
2002年に国際綱引連盟が国際オリンピック委員会に加盟し、オリンピック種目への復帰を目指しています。
「オリンピック」という名前はギリシャの地名が由来

4年に一度開催されるスポーツの祭典のオリンピック。
なぜ、オリンピックと呼ぶようになったかご存じでしょうか。
実は、地名からオリンピックはきています。
現在の近代オリンピックと呼ばれるオリンピックは、スポーツを通した調和がとれた人間への育成や平和を願うことやが主な目的ですよね。
2700年以上前の古代オリンピックは、宗教的な目的でおこなわれていました。
ギリシャ神話の最高神ゼウスや多くの神々をあがめ敬うためのスポーツや芸術のお祭りだったそうです。
お祭りはゼウスの神域の場であるオリンピアで開催され、オリンピア祭典競技と呼ばれていました。
オリンピアがオリンピックの語源となっています。
金メダルの金は純金ではなく金メッキ

オリンピックで1位の方に授与される金メダル。
金メダルを首から下げた輝かしい姿を、オリンピック開催期間中にテレビで見ることもありますよね。
実はこの金メダル、素材が純金ではないことをご存じでしょうか。
金メダルの素材は純銀で、表面に金ぱくか金メッキを施してあるそうです。
かつては、本物の金でメダルを作っていました。
しかし、年々生産するメダルの数が増えたことや、メダルを作る開催国の金銭的な負担を減らすために作られなくなったそうです。
2003年まで、オリンピックメダルにはオリンピック憲章で決められた規格がありました。
現在はオリンピック憲章の規格をベースに、メダルの形式がオリンピック委員会に承認されれば自由にメダルが作れます。
五輪マークの五輪は世界の5大陸を表している

全部同じ大きさの青、黄、黒、緑、赤の5色の輪でできた、五輪マーク。
5つの輪は世界にあるアジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアの5大陸をあらわしています。
オリンピックのシンボルとして見かけることも多いこの5つの輪は、オリンピックの創立者クーベルタンが発案しました。
5色と白を加えた6色だと、世界中の国旗が描けるので、世界は一つといった意味があるそうです。
「この大陸はこの色」と決められてはいません。
大陸の団結をあらわし、世界中から選手がオリンピック大会に集まることを表現しています。
4〜8位に入賞すると賞状がもらえる

オリンピックのメダリストは3位以内の選手ですが、それに迫った選手たちも優秀な成績ですよね。
そんな4位以降の選手たちですが、メダルはもらえないものの、8位以内に入賞すると賞状が進呈されます。
陸上や水泳のトラック短距離種目が8人で競われることから、8人がファイナリスト、入賞という区切りにされています。
頑張って成績を残したことがしっかりと形になりつつ、ここからの競技生活や次のメダルへのはげみにもなりそうな内容ですね。