【ピアノ曲】聴き比べで楽しむパッヘルベルのカノン~ジャズ・ロック~
『パッヘルベルのカノン』の曲名でおなじみのヨハン・パッヘルベルの代表曲『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』。
バロック時代を代表する楽曲としてピアノで演奏されることも多いこの作品、実は原曲に忠実なアレンジだけでなく、さまざまな作曲家や演奏家によるアレンジバージョンでも親しまれているんです!
本記事では、クラシカル、ジャズ、ポップ、ロックなど、雰囲気の異なる『カノン』を集めました。
ぜひ聴き比べながら、お気に入りのアレンジを見つけてみてくださいね!
【ピアノ曲】聴き比べで楽しむパッヘルベルのカノン~ジャズ・ロック~
カノン(arr.Thomas Andersen)Johann Pachelbel

バロック音楽の巨匠ヨハン・パッヘルベルが残した不朽の名作『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』。
トーマス・アンダーソンによって現代の聴衆にも親しみやすいピアノソロ用にアレンジされたこちらのバージョンは、穏やかでめい想的なメロディと三部の重なり合う旋律が生み出す美しいハーモニーが魅力です。
バロック時代ならではの音楽の構造を理解しながら、シンプルななかにも豊かな表情を感じ取れるこの編曲は、ピアノを学ぶすべての方にオススメです。
カノン(arr.Takushi Koyama)Johann Pachelbel

バロック音楽の巨匠ヨハン・パッヘルベルが手掛けた傑作『カノン』。
穏やかで美しいメロディとバロック時代ならではのメロディが重なり合う構成の本作は、クラシックやバロック音楽の入門にもピッタリです。
さらに、こちらのロックバージョンのアレンジでは、ダイナミックなサウンドに生まれ変わり、また新たな魅力を放っています。
幅広い年代に愛され続ける不朽の名曲を、異なる魅力を持つさまざまなアレンジでお楽しみください。
カノン(arr.ござ)Johann Pachelbel

バロック音楽への関心が高まった20世紀中頃から再評価され、今なお愛され続けているバロック時代の代表的な作曲家、ヨハン・パッヘルベル。
彼の代表曲『カノン』をジャズ風にアレンジしたこちらのバージョンは、ピアニスト、作曲家、そしてクリエイターとしても活躍しているござさんによるものです。
もとの楽曲の持つ美しい和声はそのままに、ジャズならではのリズムや即興演奏が絶妙にマッチ。
クラシックとジャズが融合した新しい魅力を堪能できますよ。
クラシック音楽になじみのない方にもオススメの編曲です!
カノン(arr.Sergey Lyapunov)Johann Pachelbel

『カノン』の美しさを堪能できる、ロシアの作曲家兼ピアニスト、セルゲイ・リャプノフによるピアノアレンジ!
左手に破砕和音を加えることで、オリジナルの優美さを保ちつつ、よりピアニスティックな表現力が発揮されています。
3つのパートの絡み合いを1台のピアノで表現するため、指の独立性や和音奏法が要求されますが、その分クラシック音楽の醍醐味を存分に味わえるアレンジとなっています。
パッヘルベルの天才的な対位法の妙技と現代音楽の響きの融合を、楽しんでみてはいかがでしょうか?
カノン(arr.Nancy Faber)Johann Pachelbel

ドイツ・バロック音楽の大家として知られるヨハン・パッヘルベル。
彼の代表曲であり『パッヘルベルのカノン』の愛称で親しまれている本作は、ジャズやポップスなどさまざまなジャンルでアレンジされ、多くの人々を魅了し続けています。
こちらのナンシー・フェイバーさんによるジャズ風のアレンジは、クラシックの名曲をベースにしつつ、現代的でオシャレな響きに仕上げられており、若者から大人まで幅広い層にオススメです。
タイムレスな美しさを湛えた不朽の名曲を、ぜひあなたも奏でてみてはいかがでしょうか。