フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場
ペンシルベニア州南東部に位置する都市、フィラデルフィア。
ソウル・ミュージックを語る上で避けては通れない都市として知られています。
1970年代にフィラデルフィアで誕生したフィリー・ソウルというジャンルは、それまでのソウル・ミュージックにはなかった甘いサウンドで人気を集めました。
今回はそんなフィリー・ソウルの名曲を紹介したいと思います。
フィリー・ソウルは現在のR&Bの礎を築いたジャンルです。
ブラックミュージックを知る上でも非常に重要なジャンルですので、ぜひ最後までごゆっくりとお楽しみください。
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フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場(1〜10)
Enjoy YourselfThe Jacksons

フィリー・ソウルは何もシグマ・サウンド・スタジオの特権ではありません。
かの有名なモータウンからもフィリー・ソウルの楽曲がリリースされます。
その中でも特にオススメしたい楽曲が、こちらの『Enjoy Yourself』。
キング・オブ・ポップこと、マイケル・ジャクソンさんが参加していたグループ、ジャクソン5の楽曲でR&Bとフィリー・ソウルをミックスしたような、ノリの良いメロディーにまとめられています。
ぜひチェックしてみてください。
Back StabbersThe O’Jays

1958年に結成された伝説的なソウル・トリオ、オージェイズ。
ブラックミュージックに詳しい方であれば、ご存じなのではないでしょうか?
そんなオージェイズの名曲といえば、こちらの『Back Stabbers』を思い浮かべる方は多いと思います。
そんなこの曲の魅力はなんといっても、スムーズな演奏にあると思います。
ボーカルを主体とした曲というよりは、演奏とボーカルを1つの楽器としてリスナーを魅了するタイプの楽曲です。
Ain’t No Stoppin’ Us NowMcFadden & Whitehead

フィリー・ソウルの全盛期は1970年代と言われています。
以降はロックやR&Bなどに覇権を握られたのですが、そんな時代にも活躍したフィリー・ソウル・デュオが存在します。
それがこちらの『Ain’t No Stoppin’ Us Now』を歌う、マクファデン&ホワイトヘッド。
1980年代初期のディスコブームに合わせて、フィリー・ソウルの甘いボーカルとディスコ・チックなトラックをミックスさせた名曲です。
現在のR&Bにも通ずるフレーズが多く登場するので、そういった点もチェックしてみてください。
フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場(11〜20)
You Are EverythingThe stylistics

さまざまなスタイルの名曲が存在するフィリー・ソウルですが、その中でも甘くロマンティックなメロディーは王道のフィリー・ソウルとして知られています。
こちらの『You Are Everything』はそんなフィリー・ソウルの定番で、長年にわたって愛され続けています。
歌っているスタイリスティックスというグループはスウィート・ソウルと称されるほど、甘いメロディーを得意としているのですが、この曲からもそんな彼らの特徴がしっかりと感じられるのではないでしょうか?
Me and Mrs. JonesBilly Paul

フィリー・ソウルを代表するシンガーといえば、ビリー・ポールさんをイメージする方も多いのではないでしょうか?
彼はフィリー・ソウルの一番の特徴である、しっとりとした甘いボーカルを得意としており、どの作品もただならぬ色気がただよっています。
そんな彼の代表的な作品が、こちらの『Me and Mrs. Jones』。
フィリー・ソウルの代表的な楽曲としても知られており、ジャズのような甘い始まりから、サビ前でソウルの激しさを発揮します。
You’ll Never Find Another Love Like MineLou Rawls

ゴスペルを背景に持つ1960年代から1970年代を代表するシンガー、ルー・ロウルズさん。
ソウル・シーンにおける最重要人物の一人、サム・クックさんと同級生で、彼と同様にハイセンスな音楽性でシーンを盛り上げました。
彼のソウル・ミュージックは当時の主流であったニュー・ソウルの影響が強く、幅広い音楽性を持っています。
そんな彼の作品のなかでも、特にフィリー・ソウルの雰囲気を味わえる作品が、こちらの『You’ll Never Find Another Love Like Mine』。
スムーズで大人な雰囲気がただよう名曲です。
I Miss You, Pt. 1 ft. Teddy PendergrassHarold Melvin & The Blue Notes

いくつものすばらしいアーティストが存在するフィリー・ソウル。
その中でもひときわ存在感を放っているグループが、こちらの『I Miss You, Pt. 1 ft. Teddy Pendergrass』を歌うハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツです。
フィリー・ソウルを代表するグループで、多くの名曲を生み出してきました。
この曲では同じくフィリー・ソウルを代表するアーティストであるテディ・ペンダーグラスさんと共演しており、涼やかな演奏の上に、テディ・ペンダーグラスさんの熱いボーカルを乗せた、ハイセンスなものに仕上げられています。