フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場
ペンシルベニア州南東部に位置する都市、フィラデルフィア。
ソウル・ミュージックを語る上で避けては通れない都市として知られています。
1970年代にフィラデルフィアで誕生したフィリー・ソウルというジャンルは、それまでのソウル・ミュージックにはなかった甘いサウンドで人気を集めました。
今回はそんなフィリー・ソウルの名曲を紹介したいと思います。
フィリー・ソウルは現在のR&Bの礎を築いたジャンルです。
ブラックミュージックを知る上でも非常に重要なジャンルですので、ぜひ最後までごゆっくりとお楽しみください。
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フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場(1〜10)
Enjoy YourselfThe Jacksons

フィリー・ソウルは何もシグマ・サウンド・スタジオの特権ではありません。
かの有名なモータウンからもフィリー・ソウルの楽曲がリリースされます。
その中でも特にオススメしたい楽曲が、こちらの『Enjoy Yourself』。
キング・オブ・ポップこと、マイケル・ジャクソンさんが参加していたグループ、ジャクソン5の楽曲でR&Bとフィリー・ソウルをミックスしたような、ノリの良いメロディーにまとめられています。
ぜひチェックしてみてください。
Ain’t No Stoppin’ Us NowMcFadden & Whitehead

フィリー・ソウルの全盛期は1970年代と言われています。
以降はロックやR&Bなどに覇権を握られたのですが、そんな時代にも活躍したフィリー・ソウル・デュオが存在します。
それがこちらの『Ain’t No Stoppin’ Us Now』を歌う、マクファデン&ホワイトヘッド。
1980年代初期のディスコブームに合わせて、フィリー・ソウルの甘いボーカルとディスコ・チックなトラックをミックスさせた名曲です。
現在のR&Bにも通ずるフレーズが多く登場するので、そういった点もチェックしてみてください。
Me and Mrs. JonesBilly Paul

フィリー・ソウルを代表するシンガーといえば、ビリー・ポールさんをイメージする方も多いのではないでしょうか?
彼はフィリー・ソウルの一番の特徴である、しっとりとした甘いボーカルを得意としており、どの作品もただならぬ色気がただよっています。
そんな彼の代表的な作品が、こちらの『Me and Mrs. Jones』。
フィリー・ソウルの代表的な楽曲としても知られており、ジャズのような甘い始まりから、サビ前でソウルの激しさを発揮します。
フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場(11〜20)
You Are EverythingThe stylistics

さまざまなスタイルの名曲が存在するフィリー・ソウルですが、その中でも甘くロマンティックなメロディーは王道のフィリー・ソウルとして知られています。
こちらの『You Are Everything』はそんなフィリー・ソウルの定番で、長年にわたって愛され続けています。
歌っているスタイリスティックスというグループはスウィート・ソウルと称されるほど、甘いメロディーを得意としているのですが、この曲からもそんな彼らの特徴がしっかりと感じられるのではないでしょうか?
What You Won’t Do for LoveBobby Caldwell

AORやブルー・アイド・ソウルを代表するシンガーの一人、ボビー・コールドウェルさん。
白人でありながら本格的なR&Bサウンドで人気を博しましたね。
そんな彼の作品のなかでも、いつまでも色あせない輝きを放つ名曲といえば、こちらではないでしょうか。
愛する人のためなら何でもするという、ストレートで情熱的なメッセージが胸を打つ作品です。
滑らかなメロディーと印象的なホーンセクションが、大人のロマンティックなムードを演出しています。
1978年9月にデビュー・アルバム『Bobby Caldwell』からシングルとして登場し、わずか2日で書き上げられたという逸話も有名ですね。
休日の雰囲気にぴったりの作品だと思いますよ。
Theme from the PlanetsDexter Wansel

圧倒的な音楽性でソウル・シーンだけではなく、音楽界全体に影響を与えたアーティスト、デクスター・ワンセルさん。
ジャズ・フュージョンの歌手ですが、アレンジャーや作曲家としても活動しており、作品ではさまざまなジャンルに取り組んでいます。
そんな彼の作品のなかでも、フィリー・ソウルの雰囲気がただよっている作品が、こちらの『Theme from the Planets』。
ノイアー・ジャズとフィリー・ソウルをミックスさせた作品で、甘さと大人なしぶさを感じさせる名曲です。
I Miss You, Pt. 1 ft. Teddy PendergrassHarold Melvin & The Blue Notes

いくつものすばらしいアーティストが存在するフィリー・ソウル。
その中でもひときわ存在感を放っているグループが、こちらの『I Miss You, Pt. 1 ft. Teddy Pendergrass』を歌うハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツです。
フィリー・ソウルを代表するグループで、多くの名曲を生み出してきました。
この曲では同じくフィリー・ソウルを代表するアーティストであるテディ・ペンダーグラスさんと共演しており、涼やかな演奏の上に、テディ・ペンダーグラスさんの熱いボーカルを乗せた、ハイセンスなものに仕上げられています。





