【2025】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ
日本のR&Bと聞いて、皆さんはどのようなアーティストやバンドをイメージされますでしょうか。
J-POPのヒット曲として多くの人が親しみながらも、実は本格的なR&Bのスキルで素晴らしい歌唱やメロディセンスを持ち合わせたアーティストは昭和の時代から存在しているのですよね。
2020年代の現在も最新の海外のR&Bシーンとリンクしつつ、邦楽や洋楽の垣根をこえたアーティストたちが素晴らしい楽曲を生み出しています。
こちらの記事では幅広い意味での最新の邦楽R&Bシーンを知るために、チェックしてほしい最新曲をまとめています。
邦楽ファンのみならずz、洋楽ファンの方もぜひ聴いてみてください!
【2025】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ(1〜10)
Take It BackReiko

90年代US R&Bを現代流に再構築したグルーヴィなビートがたまらないREIKOさんの新曲。
社会や周囲の期待に縛られず自分を解放するメッセージを、しなやかで力強い歌声に乗せて響かせます。
2025年4月に発表され、Sam is Ohmをプロデューサーに迎えた本作は、REIKOさんが掲げる“R&B 3部作”のスタートを飾る重要な一曲。
自己肯定感を高めたいときに、そっと背中を押してくれる存在になりそうですよ。
LOVE DEEPER (Prod. m.c.A・T)Reiko

日本のR&Bの歴史に新たな1ページを刻むような、REIKOさんの楽曲です。
本作は、久保田利伸さんが1986年に発表した名盤『SHAKE IT PARADISE』収録の『流星のサドル』を公式サンプリングしたことで話題となりました。
原曲の作者である久保田利伸さん本人が「ネタ元より数倍Funky!」と絶賛したというエピソードからも、その完成度の高さがうかがえますね。
愛を改めてかみしめたい時、この曲を聴けばきっと、優しさに満ちた気持ちになれるはずです。
25eill

eillさんは、1998年生まれの東京都出身の女性シンガーソングライターです。
幼い頃から韓国の音楽に影響を受けた彼女は、透き通るような歌声とK-POPを感じさせる歌唱スタイルで注目を集めています。
2024年2月にリリースされた最新曲『25』は、eillさん自身がディレクションしたMVと共に公開され、25歳という年齢に揺れ動く心情を繊細に描いた作品となっています。
歌詞には、夢と現実のギャップ、周りの変化と自分の立ち位置、そして人生の美しさと複雑さが表現されており、同世代のリスナーの共感を呼ぶことでしょう。
『25』で見せたeillさんの表現力は、彼女のこれからの音楽人生に大きな期待を抱かせてくれます。
自分らしさを大切にしながら、新しいことにチャレンジする20代の皆さんにぜひ聴いていただきたい1曲です。
addictedArche

ヒップホップ由来のグルーヴと叙情的な歌詞で注目を集めるシンガーソングライター、Archeさん。
2025年6月に公開された全8曲構成のアルバム「sublimated」の冒頭を飾るこの楽曲は、共依存にも似た愛の危うさを描いたダークなナンバーです。
相手を縛りつけないと消えてしまいそうな不安と、それに溺れる中毒的な感情が、息遣いまで伝わる親密なボーカルで歌われます。
ミニマルなビートとメロウな旋律の対比は、どこか息の詰まるような恋愛模様をイメージさせますよね。
静かな夜に一人でじっくりと向き合いたくなる、深く心に染みわたるR&Bチューンです。
hugiri

神奈川県出身のシンガーソングライター、iriさん。
2014年のオーディションでグランプリを獲得し、HIP HOP/R&Bマナーを感じさせるビートとアップリフティングなダンストラックの上をシームレスに歌いこなす音楽性で高い評価を受けています。
『hug』は2024年1月に配信リリースされた、JR SKISKIのキャンペーンソングとして書き下ろされたピアノバラード。
失われた日々、途切れそうな繋がり、そして時間を超えた待ち続ける心を、白く舞う世界への憧れや季節の移ろいに重ねて描いた歌詞は、iriさんの詩的な表現力が光る秀作です。
冬のシーズンにぴったりの、そっと寄り添ってくれるような温かみのある楽曲ですね。
アングラidom

1998年生まれ兵庫県神戸出身のシンガーソングライター、idomさん。
デザインを学んでいたidomさんは、新型コロナウイルスの影響で夢を断念し、そこから音楽制作を始めました。
楽曲制作はもちろん、MVなどの映像制作、イラストなどマルチな才能を発揮しています。
2nd EP『EDEN』では独創的なR&BやHOUSEサウンドを展開。
『GLOW』は月9ドラマ主題歌に、『Awake』はXperiaのCMソングに起用されるなど、次々とタイアップを獲得しています。
そして、2024年1月にリリースされた『アングラ』はドラマ『闇バイト家族』のオープニングテーマ。
都会の片隅で強さと儚さを秘めて生きる人々を、深いメッセージ性を込めて描いた名曲です。
孤独に負けず、希望を持って前を向く、そんな力強さが感じられますね。
ドラマの世界観にマッチした疾走感のあるサウンドは、人生の荒波に揉まれながらも生き抜く人たちにこそ響くはず。
現代の喧騒の中でしっかりと自分の人生と向き合える、そんな1曲です。
KIRA KIRASIRUP

都会の夜に映える、きらびやかなサウンドが魅力的なSIRUPさんの1曲。
2025年9月に公開されたこの楽曲は、約4年半ぶりとなるアルバム『OWARI DIARY』のリードトラックとして収録されています。
疾走感のあるダンスビートと華やかなシンセの音色が、まるで夜の高速道路を走り抜けるような高揚感をかもし出していますよね。
歌詞では、衝動と迷いの間で揺れながらも走り続ける感情が描かれており、物語を読んでいるかのよう。
本作は特定のタイアップこそありませんが、心地よいグルーヴに浸りながら日常を忘れたい夜にピッタリ。
ぜひ、歌詞をじっくりと味わいながら聴いてみてください。






