【2025】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ
日本のR&Bと聞いて、皆さんはどのようなアーティストやバンドをイメージされますでしょうか。
J-POPのヒット曲として多くの人が親しみながらも、実は本格的なR&Bのスキルで素晴らしい歌唱やメロディセンスを持ち合わせたアーティストは昭和の時代から存在しているのですよね。
2020年代の現在も最新の海外のR&Bシーンとリンクしつつ、邦楽や洋楽の垣根をこえたアーティストたちが素晴らしい楽曲を生み出しています。
こちらの記事では幅広い意味での最新の邦楽R&Bシーンを知るために、チェックしてほしい最新曲をまとめています。
邦楽ファンのみならずz、洋楽ファンの方もぜひ聴いてみてください!
【2025】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ(1〜10)
池袋サンシャインNEW!WHITE JAM

リアルで切ない歌詞で多くの共感を呼ぶ、男女混合ボーカルユニットWHITE JAMによる2025年7月リリースの作品です。
都会の象徴的な場所、池袋サンシャインを舞台に、行き交う人々の中で揺れる主人公の繊細な心情が彼らならではのR&Bサウンドに乗せて描かれています。
恋人との別れを決意しながらも相手のことを待っている……心苦しい情景が見えてきて、胸が締め付けられるんですよね。
感傷的な気分にひたりたい夜や、過去の恋愛を思い出したいときに聴くと、とくに来るものがあるはず。
LOVE DEEPER (Prod. m.c.A・T)Reiko

日本のR&Bの歴史に新たな1ページを刻むような、REIKOさんの楽曲です。
本作は、久保田利伸さんが1986年に発表した名盤『SHAKE IT PARADISE』収録の『流星のサドル』を公式サンプリングしたことで話題となりました。
原曲の作者である久保田利伸さん本人が「ネタ元より数倍Funky!」と絶賛したというエピソードからも、その完成度の高さがうかがえますね。
愛を改めてかみしめたい時、この曲を聴けばきっと、優しさに満ちた気持ちになれるはずです。
UNDERCOVER feat. Ayumu ImazuSIRUP

友人同士としても知られるSIRUPさんとAyumu Imazuさんがタッグを組んだ、都会的で洗練されたR&Bナンバーです。
人間が持つ「表」と「裏」の顔という現代的なテーマを、2人のなめらかなボーカルのかけ合いで見事に表現しています。
本作は2025年9月発売のアルバム『OWARI DIARY』からの先行シングルで、水橋保寿堂製薬のウェブCMソングに起用されたことでも話題に。
中毒性の高いグルーヴに身を委ねてみてはいかがでしょうか?
25eill

eillさんは、1998年生まれの東京都出身の女性シンガーソングライターです。
幼い頃から韓国の音楽に影響を受けた彼女は、透き通るような歌声とK-POPを感じさせる歌唱スタイルで注目を集めています。
2024年2月にリリースされた最新曲『25』は、eillさん自身がディレクションしたMVと共に公開され、25歳という年齢に揺れ動く心情を繊細に描いた作品となっています。
歌詞には、夢と現実のギャップ、周りの変化と自分の立ち位置、そして人生の美しさと複雑さが表現されており、同世代のリスナーの共感を呼ぶことでしょう。
『25』で見せたeillさんの表現力は、彼女のこれからの音楽人生に大きな期待を抱かせてくれます。
自分らしさを大切にしながら、新しいことにチャレンジする20代の皆さんにぜひ聴いていただきたい1曲です。
アングラidom

1998年生まれ兵庫県神戸出身のシンガーソングライター、idomさん。
デザインを学んでいたidomさんは、新型コロナウイルスの影響で夢を断念し、そこから音楽制作を始めました。
楽曲制作はもちろん、MVなどの映像制作、イラストなどマルチな才能を発揮しています。
2nd EP『EDEN』では独創的なR&BやHOUSEサウンドを展開。
『GLOW』は月9ドラマ主題歌に、『Awake』はXperiaのCMソングに起用されるなど、次々とタイアップを獲得しています。
そして、2024年1月にリリースされた『アングラ』はドラマ『闇バイト家族』のオープニングテーマ。
都会の片隅で強さと儚さを秘めて生きる人々を、深いメッセージ性を込めて描いた名曲です。
孤独に負けず、希望を持って前を向く、そんな力強さが感じられますね。
ドラマの世界観にマッチした疾走感のあるサウンドは、人生の荒波に揉まれながらも生き抜く人たちにこそ響くはず。
現代の喧騒の中でしっかりと自分の人生と向き合える、そんな1曲です。
hugiri

神奈川県出身のシンガーソングライター、iriさん。
2014年のオーディションでグランプリを獲得し、HIP HOP/R&Bマナーを感じさせるビートとアップリフティングなダンストラックの上をシームレスに歌いこなす音楽性で高い評価を受けています。
『hug』は2024年1月に配信リリースされた、JR SKISKIのキャンペーンソングとして書き下ろされたピアノバラード。
失われた日々、途切れそうな繋がり、そして時間を超えた待ち続ける心を、白く舞う世界への憧れや季節の移ろいに重ねて描いた歌詞は、iriさんの詩的な表現力が光る秀作です。
冬のシーズンにぴったりの、そっと寄り添ってくれるような温かみのある楽曲ですね。
Reckless LoveIMP.

燃えるような恋心とそれに伴う切なさを描いた、IMP.によるナンバーです。
ゆったりとしたサウンドに乗せて、相手にのめり込んでいく危うさを表現。
気持ちが止められない様子に、こちらがドキドキしてしまうんです。
2025年6月にリリースされたシングル『Cheek to Cheek』に収録。
恋愛の駆け引きに心を揺さぶられている時に聴けば、その世界観に強く共感できるはずです。