【2025】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ
日本のR&Bと聞いて、皆さんはどのようなアーティストやバンドをイメージされますでしょうか。
J-POPのヒット曲として多くの人が親しみながらも、実は本格的なR&Bのスキルで素晴らしい歌唱やメロディセンスを持ち合わせたアーティストは昭和の時代から存在しているのですよね。
2020年代の現在も最新の海外のR&Bシーンとリンクしつつ、邦楽や洋楽の垣根をこえたアーティストたちが素晴らしい楽曲を生み出しています。
こちらの記事では幅広い意味での最新の邦楽R&Bシーンを知るために、チェックしてほしい最新曲をまとめています。
邦楽ファンのみならずz、洋楽ファンの方もぜひ聴いてみてください!
【2025】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ(11〜20)
Let It FlowNao Yoshioka

Nao Yoshiokaさんは、1988年生まれ大阪出身のソウルシンガー兼ソングライターで、2011年より音楽活動を開始し、現在はニューヨークを拠点に活躍されています。
2012年のシングル『Make the Change』でデビューを果たし、2013年にはデビューアルバム『The Light』をリリース。
2015年には『Rising』でSoulTracks Readers’ Choice Awardを受賞、2016年の3rdアルバム『The Truth』はローリング・ストーンから「完璧なネオソウル」と高い評価を得ました。
そんなNaoさんが2024年2月にリリースしたのがこの『Let It Flow』。
著名プロデューサーのMusicman Tyとタッグを組み、星座や波をモチーフに愛と自由をテーマにした温かみのあるナンバーに仕上がっています。
パンデミックを乗り越えた今だからこそ伝えたいポジティブなメッセージと解放感を、心地よいメロディと歌声で表現した一曲ですね。
日々に疲れた時にふと聴きたくなるそんな作品です。
FriendsFurui Riho

1991年生まれ、北海道小樽市出身のシンガーソングライターとして注目を集めるFurui Rihoさん。
幼少期からゴスペルクワイアで音楽に親しみ、その後はR&Bやソウルミュージックにも傾倒。
2019年に配信シングル『Rebirth』でソロ活動を本格化させ、2022年3月にはアルバム『Green Light』をリリースしています。
そんな彼女が、HTB開局55周年を記念したドラマ『弁当屋さんのおもてなし』の主題歌として2023年2月に発表したのが、この『Friends』。
Furui Rihoさんの作品群からは、自分自身の経験をもとに自己表現や人間関係の機微を綴った歌詞が多く見受けられますが、本作でも主人公の等身大の視点から友情や絆をテーマにしたメッセージが込められているのではないでしょうか。
Furui Rihoさんの持ち味である、リアルな感情を吐露するかのようなリリックと歌声は、ドラマを盛り上げるのにぴったりの1曲となっています!
何色でもない花宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんが2024年2月に配信リリースした新曲『何色でもない花』は、フジテレビ系月9ドラマ『君が心をくれたから』の主題歌として話題を集めています。
リリース当日のミュージックビデオ公開時には1万人以上が同時視聴するなど、大きな反響を呼びました。
写真家のTakayさんによるアートワークは北海道・帯広で撮影され、ファンを魅了しています。
歌詞には愛と自己の確信に関する深いメッセージが込められており、ドラマの物語と密接に関連しているのも見逃せません。
この曲は愛の多様性や、人生における不確かな真実、そして自己受容と信頼の重要性を掘り下げた、宇多田さんならではの秀作です。
Ma LifeKvi Baba

1999年生まれの大阪府茨木市出身、Kvi Babaさんは新世代型Hip Hopアーティストとして注目を集めているラッパー兼シンガーソングライターです。
ラップと歌を融合させたメロディックなフロウとネガティブからポジティブへと変換する内容のメッセージが持ち味ですね。
2023年にリリースされた『Ma Life』は日常の小さな出来事や感情を繊細に描写し、普通であることの中に価値を見出す内容。
親しみやすいメロディとリリシズムが特徴的で、リスナーに勇気を与えるメッセージが込められています。
この曲は専門学校首都医校などの新TVCMソングにも採用されました。
日々を丁寧に生きることの素晴らしさを教えてくれる、Kvi Babaさんの音楽性が存分に発揮された1曲です!
BLACK DOLLЯu-a

ダンス、ハイパーポップ、R&Bといった多彩なジャンルを融合させたサウンドと、リスナーの心を掴む魅力的な歌声が織り成す独自の世界観。
若手女性アーティストЯu-aさんが2025年5月にリリースした本作は、洗練されたトラックメイキングと、キャッチーなメロディラインが見事に調和した楽曲です。
プロデューサーTaydexさんが手掛けた楽曲は、ファンキーなビートと印象的なフックが絶妙なバランスで絡み合い、日本のkawaii文化と洋楽の要素を巧みにブレンド。
MVには久しぶりに本人が出演し、イメージカラーのピンクを基調とした世界観が存分に詰め込まれています。
リズミカルなサウンドと繊細な感情表現が魅力の本作は、現代的なポップミュージックを好む音楽ファンにおすすめです。
Pixelated World三浦大知

1980年代から活躍し続ける日本が誇るエンターテイナーの三浦大知さん。
ダンサーとしてのキャリアを経て、2005年に歌手デビューを果たしました。
世界基準のダンススキルと卓越した歌唱力、さらにソングライターとしての実力も兼ね備えています。
今作『Pixelated World』は、三浦さんの約7年ぶりとなるアルバム『OVER』に収録された楽曲です。
デジタルな音作りと、アナログなサウンドの調和が生み出す独自の音景色が魅力で、三浦さんのダイナミックなヴォーカルがさらに楽曲の世界観を盛り上げています。
デジタル化する現代社会に一石を投じるメッセージを込めた楽曲で、実世界とバーチャル世界の幻想的な融合を表現しています。
MV映像の柔らかな映像美とクールなダンスにも注目で、三浦さんの総合力が発揮された作品と言えるでしょう。
バーチャル空間に足を踏み入れるような新しい音楽体験ができる一作となっています。
【2025】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ(21〜30)
いいじゃん井手綾香

井手綾香さんが6年の沈黙を破って2023年5月にリリースした本作は、R&Bサウンドとチャーミングな歌詞が魅力的な一曲。
ボヤけた世界の中にある美しさを歌い上げる姿勢が印象的で、聴く人の心に寄り添うような温かさを感じさせます。
各地のラジオ局でも注目を集め、エフエム岩手やRADIO BERRYなど多くの局がパワープレイに選出。
井手さんならではの繊細な歌声と、nabeLTDによる洗練された編曲が見事にマッチした楽曲となっています。
日々の喧騒から少し離れて、自分自身と向き合いたいときにぴったりの一曲です。