フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場
ペンシルベニア州南東部に位置する都市、フィラデルフィア。
ソウル・ミュージックを語る上で避けては通れない都市として知られています。
1970年代にフィラデルフィアで誕生したフィリー・ソウルというジャンルは、それまでのソウル・ミュージックにはなかった甘いサウンドで人気を集めました。
今回はそんなフィリー・ソウルの名曲を紹介したいと思います。
フィリー・ソウルは現在のR&Bの礎を築いたジャンルです。
ブラックミュージックを知る上でも非常に重要なジャンルですので、ぜひ最後までごゆっくりとお楽しみください。
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フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場(11〜20)
I Miss You, Pt. 1 ft. Teddy PendergrassHarold Melvin & The Blue Notes

いくつものすばらしいアーティストが存在するフィリー・ソウル。
その中でもひときわ存在感を放っているグループが、こちらの『I Miss You, Pt. 1 ft. Teddy Pendergrass』を歌うハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツです。
フィリー・ソウルを代表するグループで、多くの名曲を生み出してきました。
この曲では同じくフィリー・ソウルを代表するアーティストであるテディ・ペンダーグラスさんと共演しており、涼やかな演奏の上に、テディ・ペンダーグラスさんの熱いボーカルを乗せた、ハイセンスなものに仕上げられています。
Love, Need and Want YouPatti LaBelle

柔らかいボーカルで現在のR&Bシンガーたちに多大な影響をもたらした女性シンガー、パティ・ラベルさん。
フィリー・ソウルを代表する女性シンガーの1人で、どの作品もアンニュイで、フィリー・ソウルの特徴である甘いメロディーを主体としています。
そんな彼女の代表的な作品の1つとして知られている楽曲が、こちらの『Love, Need and Want You』。
この曲も非常に甘い雰囲気に仕上げられた名曲です。
ぜひチェックしてみてください。
Theme from the PlanetsDexter Wansel

圧倒的な音楽性でソウル・シーンだけではなく、音楽界全体に影響を与えたアーティスト、デクスター・ワンセルさん。
ジャズ・フュージョンの歌手ですが、アレンジャーや作曲家としても活動しており、作品ではさまざまなジャンルに取り組んでいます。
そんな彼の作品のなかでも、フィリー・ソウルの雰囲気がただよっている作品が、こちらの『Theme from the Planets』。
ノイアー・ジャズとフィリー・ソウルをミックスさせた作品で、甘さと大人なしぶさを感じさせる名曲です。
Lady LoveLou Rawls

1960年代から1970年代に大活躍したシンガー、ルー・ロウルズさん。
非常に太く低い声室を持ったアーティストですね。
その声質の個性から、彼の曲を知らなくても一発で「ルー・ロウルズが歌う曲だ」とわかるかたも多いと思います。
そんな彼の作品のなかでも、特にオススメしたいフィリー・ソウルが、こちらの『Lady Love』。
ソウルの要素はおさえられており、全体的に聴きやすいメロディーに仕上げられています。
甘くスムーズな雰囲気に、ぜひ酔いしれてみてください。
Close The DoorTeddy Pendergrass

ハスキーで野太い声が印象的なR&Bシンガー、テディ・ペンダーグラスさん。
彼は現在のR&Bにも通ずる部分が多いボーカルで、多くのアーティストに影響を与えました。
そんな彼の作品のなかでも、特にオススメしたい名曲が、こちらの『Close The Door』。
ジャンルとしてはR&Bに入りますが、当時のブームであったフィリー・ソウルと特徴が似ているためピックアップしました。
熱さのなかにも色気がただようボーカルをお楽しみください。
Love T.K.O.Teddy Pendergrass

甘く繊細なボーカルが好きな方は多いと思いますが、なかには男らしさを感じさせる厚みのあるボーカルが好きという方もいると思います。
そんな方にオススメしたい楽曲が、こちらの『Love T.K.O.』。
フィリー・ソウルやR&Bに多大な影響を与えたシンガー、テディ・ペンダーグラスさんのヒットソングで1980年代にリリースされました。
スムーズジャズとフィリー・ソウルをミックスさせた大人な雰囲気の楽曲に仕上げられた名曲です。
フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場(21〜30)
LA-LA – Means I Love YouThe Delfonics

1960年代後半から70年代に活躍したデルフォニクスは「フィラデルフィア・ソウル」の代表的なグループです。
『LA-LA means I love you(邦題:ララは愛の言葉)』は1968年にリリースされ、以降時代も国境もこえて長く愛されています。
世界中の多くのアーティストにカバーされてきたこのメロディーを皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
タイトルの由来は、バンドメンバーのウィリアムハートさんの息子さんが赤ちゃんの時に発した言葉「ラ・ラ」をモチーフとして作られたものとされていますが、今では男女の愛を歌う定番曲として親しまれています。
おわりに
フィリー・ソウルはジャンルの定義が広いものの、全体的に甘いメロディーにまとめられている傾向にあります。
現在のR&Bの片鱗が見え隠れしているため、1970年代の楽曲でも比較的、新しいサウンドに感じた方も多いのではないでしょうか?
ラグミュージックではフィリー・ソウルの他にもソウルミュージックやR&Bを特集しています。
ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!