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フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場

ペンシルベニア州南東部に位置する都市、フィラデルフィア。

ソウル・ミュージックを語る上で避けては通れない都市として知られています。

1970年代にフィラデルフィアで誕生したフィリー・ソウルというジャンルは、それまでのソウル・ミュージックにはなかった甘いサウンドで人気を集めました。

今回はそんなフィリー・ソウルの名曲を紹介したいと思います。

フィリー・ソウルは現在のR&Bの礎を築いたジャンルです。

ブラックミュージックを知る上でも非常に重要なジャンルですので、ぜひ最後までごゆっくりとお楽しみください。

フィリー・ソウルの名曲|甘いソウルミュージックが続々登場

Theme from the PlanetsDexter Wansel

Dexter Wansel – Theme from the Planets (Official Audio)
Theme from the PlanetsDexter Wansel

圧倒的な音楽性でソウル・シーンだけではなく、音楽界全体に影響を与えたアーティスト、デクスター・ワンセルさん。

ジャズ・フュージョンの歌手ですが、アレンジャーや作曲家としても活動しており、作品ではさまざまなジャンルに取り組んでいます。

そんな彼の作品のなかでも、フィリー・ソウルの雰囲気がただよっている作品が、こちらの『Theme from the Planets』。

ノイアー・ジャズとフィリー・ソウルをミックスさせた作品で、甘さと大人なしぶさを感じさせる名曲です。

I’ll Be AroundTHE SPINNERS

フィリー・ソウルといえばフィラデルフィアから生まれたソウルというイメージが強いと思います。

もちろん、ほとんどの場合はフィラデルフィア、なかでもシグマ・サウンド・スタジオから生まれているのですが、違うレーベルや地域から生まれたフィリー・ソウルも存在します。

それがこちらの『I’ll Be Around』。

デトロイトを代表するボーカル・グループ、スピナーズの名曲ですね。

フィリー・ソウルの雰囲気のなかに、デトロイト流の軽やかなメロディーが落とし込まれています。

Enjoy YourselfThe Jacksons

The Jacksons – Enjoy Yourself (Official Video)
Enjoy YourselfThe Jacksons

フィリー・ソウルは何もシグマ・サウンド・スタジオの特権ではありません。

かの有名なモータウンからもフィリー・ソウルの楽曲がリリースされます。

その中でも特にオススメしたい楽曲が、こちらの『Enjoy Yourself』。

キング・オブ・ポップこと、マイケル・ジャクソンさんが参加していたグループ、ジャクソン5の楽曲でR&Bとフィリー・ソウルをミックスしたような、ノリの良いメロディーにまとめられています。

ぜひチェックしてみてください。

Love, Need and Want YouPatti LaBelle

Patti LaBelle – Love, Need and Want You (Official PhillySound)
Love, Need and Want YouPatti LaBelle

柔らかいボーカルで現在のR&Bシンガーたちに多大な影響をもたらした女性シンガー、パティ・ラベルさん。

フィリー・ソウルを代表する女性シンガーの1人で、どの作品もアンニュイで、フィリー・ソウルの特徴である甘いメロディーを主体としています。

そんな彼女の代表的な作品の1つとして知られている楽曲が、こちらの『Love, Need and Want You』。

この曲も非常に甘い雰囲気に仕上げられた名曲です。

ぜひチェックしてみてください。

I Miss You, Pt. 1 ft. Teddy PendergrassHarold Melvin & The Blue Notes

Harold Melvin & The Blue Notes – I Miss You, Pt. 1 (Official Audio) ft. Teddy Pendergrass
I Miss You, Pt. 1 ft. Teddy PendergrassHarold Melvin & The Blue Notes

いくつものすばらしいアーティストが存在するフィリー・ソウル。

その中でもひときわ存在感を放っているグループが、こちらの『I Miss You, Pt. 1 ft. Teddy Pendergrass』を歌うハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツです。

フィリー・ソウルを代表するグループで、多くの名曲を生み出してきました。

この曲では同じくフィリー・ソウルを代表するアーティストであるテディ・ペンダーグラスさんと共演しており、涼やかな演奏の上に、テディ・ペンダーグラスさんの熱いボーカルを乗せた、ハイセンスなものに仕上げられています。