ギターをある程度弾けるようになってきた人でも敬遠しがちな技術の一つである「ピッキングハーモニクス」。
主にハードロックのギターソロなどでよく使われる「キーン」とした音のことですが、今回はそのピッキングハーモニクスついてそのコツなどを紹介していきたいと思います。
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ピッキングハーモニクスのやり方
コツを紹介する前に、まず簡単なピッキングハーモニクスのやり方について紹介したいと思います。
ピッキングハーモニクスはピックで弦をピッキングした直後にピッキングした手の親指の側面の部分を少し弦に当てることで音を出すことができます。
この時に注意しなければいけないことは、本当に一瞬だけ親指の側面を当てるということです。
当たり前ですが、弦に指を当てすぎてしまうと、音がミュートされて消えてしまいます。
人によっては「当てる」というよりは「触れる」という表現の方がしっくりくるかもしれません。
ちなみにここでピッキングと言ったのは厳密にはダウンピッキングのことです。
一応練習すれば、アップピッキングの時もピッキングハーモニクスを鳴らすことは可能ですが、最初は難しいのでダウンピッキングを中心に練習しましょう。
ピッキングハーモニクスのコツ
1つ目セッティングに気を付ける
それではここからピッキングハーモニクスのコツについて具体的に3つ紹介していきたいと思います。
まず、1つ目のコツとしてはアンプやエフェクターのセッティングに気を付けるということです。
ピッキングハーモニクスはあまり歪んでいないクリーントーンのセッティングをしていると小さい音しか鳴らず、上手く鳴っているかどうか分かりづらい時があります。
基本的にピッキングハーモニクスを使うフレーズを弾く時はアンプやエフェクターを強めに歪ませます。
何度やってもキレイな音がでなかったり小さな音しか出ないという人はアンプやエフェクターの歪みの量を増やしてもう一度挑戦してみてください。
ピックを深く持つ(持ち変える)
ピッキングハーモニクスのコツ2つ目はピックを深く持つ、または深く持ち変えるということです。
ピッキングハーモニクスは弦をピックで弾きながらかつ親指の側面を弦に触れさせることで音を出すことができます。
そのため普段ピックを浅く持つ方は必然的にその動作をするのが難しくなり、ピッキングハーモニクスをなかなか成功させることができないことになります。
普段ピックを浅めに持っている人はピッキングハーモニクスを使う時だけピックをやや深くもつようにしましょう。
「ギターを弾きながらピックの持つ深さを変えるなんてできないよ!」と思う人もいるかもしれませんが、そのあたりは練習です。
ピックをスムーズに持ち変えることができるように何度も反復して練習しましょう。
最後に
ピッキングハーモニクスが鳴らない時、全ての原因はピッキングする方の手だけに問題があると思う人が多いですが、実際にはそうでなくアンプやエフェクターの設定に問題があったり、押さえているフレットの位置に問題があることもあります。
これまでピッキングハーモニクスに何度か挑戦してみてダメだった方も、もう一度練習する際に参考にしてもらえれば嬉しいです。
ライタープロフィール
ギタリスト
Atomu
バンドマンかっこいいなと思っていたらいつの間にかギター買ってました。
最近はギターよりもDTMで作詞作曲をすることが多いです。
ブログ「24歳から始めるDTM」運営。