ボーカルレコーディングで使うポップガードってどんな役割?
今日は、ぱぴぷぺ……いや、止めておきます(笑)。
今日は、ポップガードについてお話ししていきます。
ポップガードとは?
こんな物体(笑)。
見たことあるでしょうか?
これがポップガードです。
円状箇所は細かな編み目でできており、アームのところはクネクネと自由に曲がるようにできています。
ポップガードはコンデンサーマイクでボーカル録りをする際に使用します。
ポップガードの役割
- 破裂音・ノイズ防止
- 唾飛び防止
- マイク位置感覚を一定に保つ
コンデンサーマイクでのレコーディングの際「ぱぴぷぺぽ」や「ばびぶべぼ」などの破裂音を出す際「ボフボフッ」という音をマイクが拾ってしまうことがあります。
この「ボフボフ」現象を回避してくれるのがポップガードの役割です。
特に人一倍、息に迫力!?
(笑)。
があるボーカリストさんはきちんとポップガードでマイクをお守りした状態でレコーディングに挑むことをオススメいたします。
そしてコンデンサーマイクは湿気に非常に弱いので、唾を防御してコンデンサーマイクの質そのものを守るという意味も兼ねています。
また、マイクと口元の位置が近すぎると「近接効果」と呼ばれている現象が起こります。
近接効果とは
マイクと口元の距離が近すぎることにより、拾う周波数の低域が強調される現象のことを指します。
低域が効き過ぎてしまうんですね。
モコモコっと……。
ポップガードは「近接効果」を避けるためにマイクと口元との適度な距離感覚を保つ意味も含まれるのではないかと個人的には思います。
近すぎてもいけないし、遠すぎてもいけない……。
恋愛事情に通じるものがありますね(笑)。
あー自分で言っておいて耳が痛いわ~(笑)。
以上、ポップガードの役割をご説明でした!