クイーンで盛り上がろう!定番曲からおすすめのロックナンバーまで
日本で最も愛され続けている海外のバンドといえば、やはりクイーンをおいて他にないでしょう。
デビュー初期から日本で圧倒的な人気を誇り、解散後もドラマ主題歌の起用などもあって2000年代にベスト盤が大ヒット、2018年には伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』の効果で再び若い層にもクイーンの名前が知れ渡るという現象が起きているのは、やはり彼らの音楽が日本人の心をとらえて離さない魅力を持っているからこそなのですよね。
今回の記事は、クイーンのそうそうたる名曲たちの中でも「盛り上がる曲」をテーマとしてリサーチ。
定番の超有名曲はもちろん、ロック色の強いハードな曲も多めに選んでみました!
クイーンで盛り上がろう!定番曲からおすすめのロックナンバーまで(1〜10)
We Are The ChampionsQueen

現在でも日本のCMソングなどに使われることも多い、エモーショナルなバラードナンバー。
6thアルバム『News Of The World』に収録されている楽曲で、サビ前のコーラスワークがテンションを一気に上げてくれますよね。
哀愁を帯びたサビのキャッチーさはもちろん、終盤でのギターによるオブリガードとのコントラストは、まさにロック史に残る圧倒的な美しさと言えるのではないでしょうか。
「世界中の一人ひとりがチャンピオン」というメッセージとともにリスナーの心をつかみ続けている、時代が移り変わっても色あせない名曲です。
Cool CatQueen

イギリスの伝説的ロックバンド、クイーンが1982年にアルバム『Hot Space』で披露した猫をテーマにした楽曲は、バンドの音楽的冒険心を象徴する作品です。
フレディ・マーキュリーさんとジョン・ディーコンさんの共作による本作は、従来のロックサウンドから大胆に離れ、ソウルやファンクの要素を取り入れた異色の仕上がりとなっています。
マーキュリーさんが全編をファルセットで歌い上げる滑らかな歌声と、ディーコンさんのスラップベースが織りなすグルーヴィーなサウンドが印象的です。
2023年にはAmazon PrimeのCMに起用され、新たな注目を集めました。
リラックスした雰囲気を楽しみたい時や、クイーンの多様な音楽性を味わいたい方におすすめの一曲です。
Fat Bottomed GirlsQueen

トレードマークでもある印象的なコーラスワークから幕を開ける、シンプルなアンサンブルに乗せたキャッチーなメロディーが心地いいロックチューン。
7thアルバム『Jazz』に収録されている楽曲で、両A面シングルである『Bicycle Race』と関連性を持たせた歌詞がバンドの遊び心を感じさせてくれますよね。
サビでのコーラスワークを一緒に歌っても盛り上がりますが、クラップを入れられる部分も多いためバンドとオーディエンスの一体感がイメージできるのではないでしょうか。
ロック然としたギターサウンドとソウルフルなボーカルのコントラストが耳に残る、クイーンの魅力が詰め込まれたナンバーです。
クイーンで盛り上がろう!定番曲からおすすめのロックナンバーまで(11〜20)
I Was Born To Love YouQueen

テレビドラマ『プライド』の主題歌として起用されたことで、日本での再評価のきっかけとなった楽曲。
もともとはボーカルであるフレディ・マーキュリーさんのソロ曲として発表された楽曲でしたが、フレディ・マーキュリーさんの死後にリリースされたアルバム『Made in Heaven』にクイーンのメンバーによりアレンジされたバージョンが収録されました。
オリジナルの爽快なアレンジもクールですが、バンドアレンジされたバージョンではクイーンらしさ全開のハイテンションな仕上がりになっていますよね。
サビから始まるためトップスピードでリスナーのテンションを上げてくれる、ライブで見てみたかったと感じさせられるナンバーです。
I Want It AllQueen

タイトなロックアンサンブルとテクニカルなギターフレーズのイントロがテンションを上げてくれる、重厚なサウンドとビートが印象的なナンバー。
13thアルバム『The Miracle』に収録されているナンバーで、サビで繰り返されるフレーズはライブでもオーディエンスと一緒に盛り上がる光景が目に浮かびますよね。
また、中盤部分でギターのブライアン・メイさんが歌っていたり、ギターソロではメタルバンドをイメージさせられるフレーズやビートに変わるなど、進化を続けてきた音楽性の広さを再確認できるのではないでしょうか。
一曲の中に多くの盛り上がりポイントを持つ、いま聴いても古さを感じさせないロックチューンです。
I Want To Break FreeQueen

リリース当時、圧政に苦しむ南米をはじめとした地域で自由への賛歌として人気を博したナンバー。
11thアルバム『The Works』に収録されている楽曲で、パーカッションとベースによるアンサンブルで始まるオープニングが印象的なナンバーです。
ボーカルのフレディ・マーキュリーさんによるソウルフルな歌声とインパクトのあるギターソロは、キャッチーかつ優しい世界観を演出していますよね。
全体をとおして使用されているシンセサウンドも心地いい、ずっと聴いていたくなるナンバーです。
Killer QueenQueen

バンドとして初の大ヒットを記録したことから代表曲の一つとして知られているナンバー。
3rdアルバム『Sheer Heart Attack』からの第一弾シングルとして、『Flick Of The Wrist』との両A面シングルとしてリリースされました。
テレビ番組において口パクと当て振りを強要されたり、ライブでもメドレーとして組み込まれてフルで演奏されたことがないなど逸話も多く存在しますが、キャッチーなメロディー、印象的なコーラスワーク、ギターオーケストレーションなど、クイーンのトレードマークが集約されている楽曲ですよね。
クイーンというバンドの音楽性やポップ性の高さがわかる、大ヒットにも納得の名曲です。