ダ・カーポの人気曲ランキング【2025】
「いつまでも初心を忘れずに」という思いから、演奏記号の「曲の最初に戻る」を意味するグループ名が名付けられた男女フォーク歌手グループ、ダ・カーポ。
のちに夫婦となる久保田広子さんと榊原まさとしさんにより結成され、1973年にデビューを果たしました。
フォークソングのみならず、童謡や民謡などの日本の伝統的な楽曲を数多くカバーしていることでも知られています。
今回は、そんなダ・カーポの人気曲ランキングをご紹介しますので、その美しくやわらかい歌声に癒やされてみてはいかがでしょうか。
ダ・カーポの人気曲ランキング【2025】
野に咲く花のようにダ・カーポ1位

素朴ながらも心に深く染み入るメロディと、温かなメッセージが魅力的な一曲ですよね。
自然の厳しさの中で静かに、しかし力強く咲く花の姿を通して、どんな時も前を向き、ありのままに生きることの素晴らしさを教えてくれるようです。
フォークデュオ、ダ・カーポの優しい歌声が、その世界観を一層豊かにしています。
本作は、1983年7月にシングル『淋しさは夕立ちのように』のB面として初めてレコードとなり、ドラマ『裸の大将放浪記』の主題歌として広く愛されました。
視聴者からの要望で音源化されたという話も、この曲がいかに心を掴んだかを物語っていますね。
キャンプファイヤーで口ずさめば、温かい一体感が生まれること間違いなし。
人生のふとした瞬間に、そっと寄り添ってくれるような名曲なのですよ。
結婚するって本当ですかダ・カーポ2位

雨上がりの朝に届いた短い手紙から始まるこの楽曲は、失恋の痛みを柔らかく描いた傑作です。
1974年6月にリリースされたダ・カーポの4枚目のシングルは、オリコンチャートで31.2万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
久保田広子さんの切々としたボーカルと榊原まさとしさんの絶妙なバックコーラスが、失われた恋の哀愁を見事に表現しています。
赤いコスモスや青い風、白いエプロンなど、色彩豊かな情景描写も印象的です。
大切な人を失った経験のある方や、純粋な恋心を感じたい方にぜひ聴いてほしい一曲です。
さよならとは言わないでダ・カーポ3位

温かみのある優しいメロディと、希望に満ちた歌詞が心に響くこの楽曲。
ダ・カーポが生み出す絶妙なハーモニーが心地よく響く、映画『ドラえもん がんばれ!ジャイアン!!』のエンディングテーマです。
2001年3月にリリースされたこの曲は、別れの言葉を避け、明日への希望を語りかける歌詞が印象的。
夕陽や雨に包まれた情景を背景に、困難を乗り越えていく姿を描いています。
ドラえもんの世界観そのままに、未来に希望を抱くメッセージが込められていますね。
映画を見た後、心温まる気持ちになりたい時にピッタリの1曲です。
卒業ダ・カーポ4位

ダ・カーポといえばいろいろとヒット曲があるのですが、1番に思い浮かべるのがやっぱり『結婚するって本当ですか』ですよね。
しかし、ここで紹介するのはそんなダ・カーポの『卒業』。
シングルリリースの他、1977年にリリースされたアルバム『いんてぃめっと~ダ・カーポ グランド劇場を歌う~』にも収録されています。
学校の卒業とは少し雰囲気のちがった「恋の卒業」のような歌詞は別れの景色を爽やかに歌ったもの。
どこか春のすがすがしさを思い出させます。
親しみやすいメロディーとダ・カーポ2人の優しい歌声に感極まる方もいるのでは。
ちなみにダ・カーポとは音楽用語で「曲の初めに戻る」の意味です。
宗谷岬ダ・カーポ5位

男女混声フォークユニットのダ・カーポが歌う『宗谷岬』。
こちらのオリジナル曲は1972年に黒木真理さんがリリースしています。
宗谷岬とは北海道の道北に位置する稚内市にある最北端の岬です。
そんな宗谷岬からかつて見えていた流氷の様子や、花化粧の美しさを歌詞に盛り込んだ郷土愛溢れる賛歌となっています。
独特の文化が残る稚内を旅する時は、宗谷岬にこちらの『宗谷岬』の歌詞が刻まれた音楽碑があるそうなので探してみてくださいね!