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Jacques Ibertの人気曲ランキング【2025】

1914年にパリ音楽院を卒業するも第一次世界大戦中により海軍士官として従軍し、終戦後の1919年にローマ大賞を受賞したフランスの作曲家、ジャック・イベールさん。

晩年はパリの国立オペラ劇場連合の監督としてもその才能を発揮しました。

ちなみに、1940年には日本の皇紀2600年奉祝曲『祝典序曲』を作曲するなど、実は日本とも関わりが深い人物であることをご存知でしたでしょうか。

今回は、そんなジャック・イベールさんの人気曲ランキングをご紹介しますので、あまり知らないという方もぜひ聴いてみてくださいね!

Jacques Ibertの人気曲ランキング【2025】(1〜10)

スケルツェット 変ニ長調Jacques Ibert8

20世紀を代表するフランスの作曲家ジャック・イベールさん。

彼の作品は、明るく軽快な雰囲気と独特のリズミカルな要素が特徴です。

なかでも『スケルツェット 変ニ長調』は、イベールさんの技術と創造性が見事に組み合わさった作品。

楽しいリズムとメロディは聴く者を魅了し、純粋な器楽曲として楽しむことができます。

この曲から、イベールさんが追求していた音楽の明るさや楽しさを感じ取ることができるでしょう。

クラシックになじみのない方にもオススメしたい、心躍る1曲です!

フランス風Jacques Ibert9

イベール:フランス風/ JACQUES IBERT:FRANCAISE
フランス風Jacques Ibert

20世紀を代表するフランスの作曲家ジャック・イベールさん。

彼の作品には、クラシック音楽の伝統に根ざしながらも、自由な創造性と多様な表現が織り交ぜられています。

ピアノ曲『フランス風』は、イベールさんらしい軽快でユーモアに富んだ作風が存分に発揮された1曲。

全6楽章から成るこの組曲は、フランスの風景や文化的特徴を独自の音楽的言語で巧みに描写しており、聴く者をチャーミングなフランスの世界へと誘います。

イベールさんの音楽は、洗練された感情表現と想像力豊かな音色が魅力。

ピアノを学ぶすべての方に、ぜひ演奏していただきたい珠玉の名曲です。

フルート協奏曲Jacques Ibert10

フランスの作曲家ジャック・イベールが1932年に作曲した本作は、フルートの魅力を存分に引き出す名曲として知られています。

優雅で古典的な第1楽章、情熱的な第2楽章、そして「空中に停止した花火のよう」と評された第3楽章と、変化に富んだ構成が特徴的です。

1934年にパリで初演された際、イベールはマルセイユのホテルでラジオ放送を聴きながら微笑んだそうです。

フルート奏者のマルセル・モイーズにささげられた本作は、フルートの技巧を存分に楽しめる一曲。

フルートの魅力に惹かれる人にぜひ聴いてほしい楽曲です。

Jacques Ibertの人気曲ランキング【2025】(11〜20)

ロマンチックな小品Jacques Ibert11

Jacques Ibert – Piece Romantique for Piano (1916) [Score-Video]
ロマンチックな小品Jacques Ibert

洗練された新古典主義スタイルで知られるフランスの作曲家ジャック・イベールさん。

彼の繊細で表情豊かなピアノ曲『ロマンチックな小品』は、1916年に作曲された彼の初期作品の一つです。

この曲からは、彼特有のロマンティックな音楽性と明るいリズムが感じられ、クラシックでありながらもモダンな要素を含んでいます。

イベールさんの自由なスタイルと感情豊かな表現力が存分に発揮された本作は、初めて聴く人でも楽しめる親しみやすさがありつつ、イベールさんならではの独創性も感じられる1曲です。

交響組曲「寄港地」Jacques Ibert12

Ibert: Escales ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Alain Altinoglu
交響組曲「寄港地」Jacques Ibert

フランスの作曲家ジャック・イベールは、色彩豊かで洗練されたスタイルの音楽で知られています。

彼の代表作の一つである『交響組曲「寄港地」』は、地中海クルーズの体験から生まれた音楽的な旅行記です。

各楽章は訪れた港町の風景を鮮やかに描写しており、異国情緒あふれる雰囲気と躍動感のあるリズムによって、若い頃に感じた冒険心や好奇心が見事に再現されています。

クラシック音楽に親しみのある方はもちろん、異国の地への旅行気分を味わいたい方にもオススメの1曲です。

巡り合い 第1曲「花売り娘たち」Jacques Ibert13

Ibert: Les Rencontres – Françoise Gobet, 1978 – Metropole 2599 016
巡り合い 第1曲「花売り娘たち」Jacques Ibert

20世紀フランスを代表する作曲家、ジャック・イベールさんのピアノ小組曲『巡り合い』は、異なる女性の職業をテーマにした5つの楽章から成り立っています。

そのなかの第1曲『花売り娘たち』は、花売りの女性たちの生活を軽快な音楽で描いた作品。

イベールは日常の情景を巧みに音楽で表現することに長けており、この曲でも明るく親しみやすい雰囲気を作り出しています。

『巡り合い』は1924年に作曲・出版され、各楽章はピアノソロ用の楽譜としても広く親しまれてきました。

ピアノを学ぶ多くの人々に、ぜひ演奏してほしい作品です!

巡り合い 第2曲「クレオールの娘たち」Jacques Ibert14

Ibert: Les Rencontres – Françoise Gobet, 1978 – Metropole 2599 016
巡り合い 第2曲「クレオールの娘たち」Jacques Ibert

20世紀フランスを代表する作曲家、ジャック・イベールさん。

ピアノ作品集『巡り合い』の第2曲『クレオールの娘たち』は、明るく軽快なカスタネットのリズムに乗って、スペイン風のロマンティックな情景が描かれた作品です。

この曲では女性たちの魅力と自立心が表現され、当時の女性像とは一線を画す、新しい女性の姿が映し出されています。

多様性に富み、クラシック伝統を継承しつつ印象派の影響も感じられるイベールさんらしさ満載の本作は、クラシック音楽ファンだけでなく、軽やかで色彩感あふれる音楽をお探しの方にもオススメの1曲です。