Jean Sibeliusの人気曲ランキング【2025】
フィンランドにおいてもっとも偉大な作曲家と呼ばれ、音楽を通じて国民意識を高めたという功績でも知られている作曲家、ジャン・シベリウスさん。
2002年まで紙幣に肖像が描かれていたことや、2011年以降は誕生日の12月8日を「フィンランド音楽の日」として祝っていることなどからも、フィンランド国民にとってどれほどの重要人物であったかが分かりますよね。
今回は、そんなジャン・シベリウスさんの人気曲ランキングをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
Jean Sibeliusの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
13の小品 Op.76 第10番「悲歌的に」Jean Sibelius6位

フィンランドの国民的作曲家ジャン・シベリウス。
シベリウスのピアノ曲には北欧の大自然や神話の世界が描かれ、彼ならではの繊細で美しい音楽は時代を越えて聴く者の心を癒やし続けています。
『13の小品 Op.76』の10曲目『悲歌的に』は、静ひつななかに深い悲しみをたたえた名曲。
人生の喪失や孤独を表現しているかのような内省的な旋律が魅力的な1曲です。
フィンランドの雄大な自然に思いをはせながら、じっくり聴いてみてはいかがでしょうか。
13の小品 Op.76 第2番「練習曲」Jean Sibelius7位

北欧の大自然を思わせる繊細で美しい音色が魅力的なジャン・シベリウスの『13の小品 Op.76』。
ロマンティックな感情を内に秘めつつも、緻密に計算された構成が印象的な本作はシベリウスが晩年に手掛けた小品集で、第2番『練習曲』は技術的な練習曲でありながら詩情あふれる楽曲として知られています。
フィンランドへの深い愛情とともに、豊かな音楽性を感じさせるこの作品を演奏しながら、北欧の厳かな自然を思わせる神秘的な雰囲気を、じっくりと堪能してみてはいかがでしょうか。
13の小品 Op.76 第9番「アラベスク」Jean Sibelius8位

フィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウス。
彼の作品のなかでも特に親しまれているのが、ピアノのための小品集です。
そのひとつ『13の小品 Op.76』に収められた第9番『アラベスク』は、リストの練習曲を思わせる速さと軽やかさを持つ作品。
ピアノの全音域を活用した繊細でテクニカルなテクスチャーが展開され、聴く者にダイナミックで魅力的な聴覚体験を提供します。
曲は非常に活動的で、明るく軽快なムードを持っていますが、そのなかにも繊細さや精緻さが感じられます。
シベリウスのピアノ音楽の中でも特に技巧を要する作品であり、演奏に挑戦したいピアニストにオススメの1曲です。
5つのロマンティックな小品 Op.101 第1番「ロマンス」Jean Sibelius9位

1865年にフィンランドに生まれ、後期ロマン派から近代にかけて活躍したジャン・シベリウス。
『フィンランディア』などの愛国的な管弦楽曲で知られる一方、繊細で美しいピアノ小品を生み出す天才でもありました。
シベリウスが晩年に作曲した『5つのロマンティックな小品』の第1曲は、彼の後期作品の特徴である深い感情表現とロマンティックなスタイルが存分に発揮された名品です。
感動的なメロディが印象的な本作を聴いたり弾いたりすれば、北欧の自然からインスピレーションを得た音楽の美しさを存分に堪能しながらシベリウスの世界観を楽しめるでしょう。
5つの小品(樹木の組曲) Op.75 第2曲 樅の木Jean Sibelius10位

シベリウスの曲です。
「樹の組曲」の中の1曲です。
出だしの部分で、いきなりたくさんの音が連なるので、とまどってしてしまう人もいるかもしれませんが、聴いているよりは難しくない曲です。
実に美しい、北欧を思わせる曲です。
美智子皇后さまの弾かれた曲でもあります。