美空ひばりのカラオケ人気曲ランキング【2025】
日本の歌謡界に輝く伝説の歌手、美空ひばりさん。
9歳でデビューして以来、その圧倒的な歌唱力で多くの人々の心を魅了してきました。
歌謡曲から演歌、ジャズまで幅広いジャンルに挑戦し、『川の流れのように』『真っ赤な太陽』など、数々の名曲を生み出しました。
今もなおカラオケで愛され続ける珠玉の楽曲の数々を、皆様からのリクエストをもとにご紹介します。
美空ひばりのカラオケ人気曲ランキング【2025】
みだれ髪美空ひばり6位

昭和の歌謡界を代表する存在、美空ひばりさんが長い療養を経て不死鳥の如く復活された第一作として、1987年12月にリリースされた珠玉の一曲です。
寄せては返す波音を背景に、去った恋人の幸せをただひたすらに祈る女性のやるせない心情が、聴く者の胸を締め付けますよね。
季節が巡り、春には二重だった帯が秋には三重に巻いても余るほどに心が細っていく様は、まさに圧巻の表現力と言えるでしょう。
本作は、オーケストラと共に一気呵成に録音されたそうで、その歌声にはひばりさんの並々ならぬ気迫が感じられます。
カラオケでこの名曲に挑戦する際は、主人公の深い悲しみと、それでも前を向こうとする健気さを心に描いて歌ってみてください。
きっと聴く人の心に深く響き渡るはずです。
リンゴ追分美空ひばり7位

津軽の風景とともに別れの情景を優美に描いた名作です。
岩木山に浮かぶ白い雲、桃や桜、そして早咲きの花を背景に、月夜に舞う花びらのようにはかなげな切なさが胸に迫ります。
美空ひばりさんは、民謡や演歌の要素を取り入れた独特の節回しと、情感豊かな歌唱で叙情的な世界を見事に表現しています。
1952年5月に発表された本作は、同年のラジオドラマ『リンゴ園の少女』の挿入歌として制作され、後に映画化された際の主題歌としても採用されました。
70万枚という驚異的な売上を記録し、美空ひばりさんの代表曲として知られています。
心に深い思い出を持つ方や、日本の伝統的な歌謡曲の魅力に触れたい方にオススメの一曲です。
Lover, Come Back To Me美空ひばり8位

この曲は1928年に発表された、ジャズ・スタンダードの中では古い曲の部類に入る名曲で、歌もの、インストを問わずたくさんのアーティストに愛され演奏されています。
軽快でテンポの速い曲ですが、そのわりに歌詞はそれほどつまっていないので、日本人にも歌いやすい曲なのではないでしょうか。
ある女の詩美空ひばり9位

美空ひばりさんの『ある女の詩』は、深い感情表現と人間ドラマを描いた名曲です。
1972年11月にリリースされたこの曲は、女性の恋愛と人生についての物語を、美空さんの表現力豊かな歌声で紡ぎます。
1972年の第23回NHK紅白歌合戦では大トリを務め、1976年には映画の主題歌にも起用されるなど、幅広い層から支持を得ました。
人生経験を積んだ大人の女性の、切なくも力強い心情が胸を打つ1曲。
高齢者の方が青春時代を懐かしく思い出しながら、ゆっくりと聴いてみてはいかがでしょうか。
お祭マンボ美空ひばり10位

お祭りの賑わいを愉快に描いた楽しい曲。
美空ひばりさんの15歳の時の歌声が光る1曲です。
1952年に発表されたこの楽曲は、当時世界的に流行していたマンボのリズムを取り入れた斬新な作品。
お祭り好きな江戸っ子気質をテーマにしたアップテンポな曲調が、高齢者の方の心を躍らせます。
歌詞には祭りを愛する人々の様子が描かれており、その中には祭りでの賑わいや人々の喜びが表現されています。
みんなで声を合わせて歌えば、昔を懐かしみながら楽しい気分になれること間違いなし。
施設でのカラオケレクリエーションにもピッタリの1曲です。