【カラオケ】美空ひばりの歌いやすい曲まとめ
どなたの心にも響く、あの歌声……昭和の歌姫といえば、美空ひばりさん。
『川の流れのように』『愛燦燦』『みだれ髪』など、数えきれないぐらいの名曲を歌ってきた彼女。
みなさんもお気に入りの1曲を聞かれたら、すぐに思い浮かぶものがあるんじゃないでしょうか。
さて今回この記事では、美空ひばりさんの楽曲の中でもとくに歌いやすい、カラオケにオススメな作品をご紹介していこうと思います!
ぜひとも選曲の参考にしてみてくださいね!
【カラオケ】美空ひばりの歌いやすい曲まとめ(1〜10)
愛燦燦

難しい漢字ですが『愛燦燦』と書いて「あいさんさん」と読みます。
出だしからタイトルが歌詞に登場しますから、とてもインパクトがありますよね。
こちらの『愛燦燦』は日本が誇る永遠の歌姫、美空ひばりさんが1986年にリリースしたシングル曲。
シンガーソングライターの小椋佳が作詞と作曲を担当した楽曲で、昭和歌謡の名曲として多くのアーティストがカバーしていますし、テレビなどで聴く機会も多い有名曲ですよね。
とはいえ、リリース当時はあまり売り上げがふるわず、その後ロングランヒットとなったのだとか。
カラオケでも人気の高い楽曲ですし、メロディも非常に覚えやすく音域の高低差もそこまで激しいものではないことから、美空ひばりさんの数多くある名曲の中でも歌いやすい曲の1つだということは間違いないでしょう。
ゆったりとリズムに乗って、味わい深い歌詞をかみしめながら明確に発音して歌うことを心がけてみてください!
川の流れのように

伝説の歌姫、美空ひばりさんの生前最後にリリースされたシングル曲であり、日本人の心を歌い続けてきた彼女の偉大なディスコグラフィの中でも、特に知名度の高い名曲中の名曲が『川の流れのように』です。
秋元康さんが手掛けた歌詞に書かれた人生観、見岳章さんによる美しいメロディを完ぺきに歌いこなしたひばりさんの歌唱は、令和の今も多くの人を感動させ続けています。
リリース当時からカラオケの人気も当然ながら非常に高いこの『川の流れのように』ですが、実際に歌ってみるとそれほど無理のある音域ではないですし、Aメロの落ち着いた雰囲気からサビの伸びやかなメロディは覚えやすく気持ちよく歌えるはず。
ビブラートは間違いなくできるにこしたことはないですが、無理はせずにメロディの流れに身を任せて歌詞の一語一語をしっかりと発音して歌ってみることをオススメします。
目ン無い千鳥

こちらの『目ン無い千鳥』は美空ひばりさんのオリジナル曲ではなく、もともとは1940年に霧島昇とミス・コロムビアのシングル曲として発表されたのが初出で、1965年には島倉千代子さんがカバー、その後1969年には大川栄策さんがカバーしてそれぞれB面曲でありながらヒットしたという不思議な経緯を持つ楽曲です。
サトウハチローさんによる美しい日本語の味わい深い響き、古賀政男さんによる哀愁を帯びたメロディは演歌に興味がなかったとしても日本人の心に響くものがありますよね。
美空ひばりさんの歌唱バージョンはいわゆる一般的な演歌ですが、それほどこぶしを効かせずさらりと歌っている印象です。
低いメロディから一気に高めの音域まで伸びやかに歌う演歌らしいメロディ展開は慣れないと難しいかもしれませんが、音程自体はわりと取りやすいため、歌詞とメロディのリズムを意識しつつ繰り返し練習すればうまく歌えるようになりますよ。
真っ赤な太陽

『真っ赤な太陽』は美空ひばりさんの代表的な名曲の1つであり、年齢を問わず一度くらいは耳にしたことがあるのでは、というくらいに有名な楽曲ですね。
迫力たっぷりの低音で力強く歌われるAメロと、畳みかけるようなサビとのコントラストは、ジャズミュージシャンの原信夫さんによる作曲、そしてジャッキー吉川とブルー・コメッツによるグループサウンズ風のバンドアンサンブルの編曲も相まって、令和の今に聴いても最高にかっこいい!
この音を「クール」だと感じる若い音楽ファンも多くいますし、カラオケで歌ってみたいという方もいるはず。
美空ひばりさんの曲の中でもカラオケの定番曲ですから、年配の方の前で歌えば盛り上がることは間違いないですね。
歌唱をなぞるだけならそれほど難しくはないですが、先述したようにAメロの部分はやりすぎなくらいにけれんみたっぷりに歌っていただいて、サビではブレスの位置に注意しつつ勢いを重視して歌ってみてください!
車屋さん

00年代の邦楽ロックに詳しい人であれば、この曲を聴いてピンときた方も多いのでは?
2004年に椎名林檎さんが率いる東京事変がカバー、シングルとしてリリースしたことで若い音楽ファンにも注目を集めたこちらの『車屋さん』は、1961年にシングルとしてリリースされた『ひばりのドドンパ』のB面曲として発表されたのが初出です。
その後は『車屋さん』の人気が高まり、コンサートでもひんぱんに披露されるようになった、という経緯があるのですね。
歌謡曲ならではの歌いまわし、リズム感覚がこのような曲を聴きなれていない方にはやや難しいと感じられるかもしれませんが、Aメロの跳ねたリズムとサビでがらりとイメージを変えて伸びやかに歌うコントラストを意識して、まずはパートを分けて練習することでうまく歌いこなせるようになりますよ。
恥ずかしがらず、やりすぎなくらいに雰囲気を出して歌うこともぜひ心がけてみてくださいね。
東京キッド

美空ひばりさんが天才少女として大活躍を見せていた時期の代表曲であり、戦後の日本に明るい希望を与えた名曲がこちらの『東京キッド』です。
ひばりさん自身が主演した同名の映画を見れば分かりますが、当時13歳のひばりさんがこの曲を堂々と歌う姿はとてもキュートですし、圧倒的な歌唱力に衝撃を受けることは間違いないでしょう。
そんな名曲の『東京キッド』はやや音程の高低差はあるものの、リズムに乗って歌えば自然とメロディが取れるタイプの曲ですから、それほど困難もなく歌えるはず。
ご家族でカラオケに行かれた際に、ぜひおじいちゃんやおばあちゃんの前で歌ってみてあげてくださいね!
柔

1965年の「第7回日本レコード大賞」を受賞、美空ひばりさんの数多くある名曲の中でも『川の流れのように』に次ぐ売り上げを記録したこともあって、代表曲の一つとして今も愛され続けているのがこちらの『柔』です。
1964年の11月に発売され、1990年代以降もCDシングルとして何度か再発していることからもこの曲の人気の高さがうかがえますよね。
テレビドラマ『柔』をはじめとするシリーズの主題歌として起用され、まさに柔道をテーマとしたこちらの楽曲はずばり演歌ということで、こぶしを効かせた歌唱が絶対的に必要とされることは間違いないでしょう。
ゆったりとしたテンポではありますが、音域の広さや音程の上下もやや激しいため、最初は歌いづらいと感じるかもしれません。
とはいえ音域の高さ自体はそこまでではないですし、演歌特有のメロディと言葉選びに慣れてしまえば意外と歌いやすいですよ!