歌いやすい演歌。カラオケでオススメの演歌まとめ
日本を代表する音楽、演歌。
こぶしと呼ばれる技術を用いた歌唱法は非常に独特で、ペンタトニックスケールや三和音からなる個性的な音色は長年にわたって愛されています。
そんな演歌ですが、こぶしを使うという特性から歌いづらいと感じている人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、なるべくこぶしが少なく、かつ声域の広さも必要としない楽曲をピックアップしました。
技術的な部分にもしっかりと触れているので、演歌をうまく歌いたいという方は必見です!
歌いやすい演歌。カラオケでオススメの演歌まとめ(1〜10)
酒よ吉幾三

キャッチーでユニークな楽曲から泣かせる本格的な楽曲まで、幅広い音楽性で人気を集めるシンガーソングライター、吉幾三さん。
最近はYouTubeでも積極的に活動しており、若い方からも認知されていますね。
そんな吉幾三さんの名曲といえば、こちらの『酒よ』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
自分で作曲するという彼ならではの楽曲で、感情をにじませたボーカルが特徴ですね。
こぶしが登場することもありますが、なくても歌える楽曲なので、とにかく表現力を意識して歌いましょう。
氷雨佳山明生

渋い曲調と哀愁のただよう歌詞が印象的な楽曲、『氷雨』。
佳山明生さんの名曲ですね。
多くのアーティストにカバーされている本作ですが、それは歌いやすい演歌ということの裏返しでもあります。
歌謡曲の特徴が強い楽曲なので、こぶしの部分も少なく、声量も必要としません。
その分、抑揚が求められる楽曲なので、実際に歌うときはAメロとサビのコントラストをハッキリとつけましょう。
この楽曲が合わなければ、他のアーティストを参考にしてみるのもオススメです。
襟裳岬森進一

森進一さんの名曲『襟裳岬』。
50代以上の方であれば、知らない人は居ないといっても過言ではない楽曲と言えるでしょう。
勢いのあるボーカルにより、難しく思えてしまう本作ですが、実は演歌のなかでも屈指の歌いやすさをほこります。
そんな本作の歌いやすいポイントは、なんといってもこぶしの少なさ。
最も難しい演歌の技術であるこぶしが少ないのは、私たち素人にとっては非常にありがたい要素ですよね。
音程の上下も激しくはないので、ぜひ歌ってみてください。
人生いろいろ島倉千代子

島倉千代子さんの名曲『人生いろいろ』。
一定以上の年齢の方であれば、誰でも知っている名曲ですね。
この楽曲は紹介されなくても歌いやすい演歌というイメージがあるのではないでしょうか?
というのもこの楽曲は、演歌というより歌謡曲に近い楽曲なんですよね。
動画を見ていただければ分かると思いますが、このパフォーマンスはマイクの設定がやけに悪いですよね?
それでもなお、ここまで様になっているのは、この楽曲が簡単だからという証拠。
こぶしも登場しないので、音程だけ合わせることを意識して歌えば、それなりのクオリティを出せるので、ぜひ参考にしてみてください。
新宿の女藤圭子

高い表現力で多くの人々を魅了した女性歌手、藤圭子さん。
若い方の間では宇多田ヒカルさんの母親ということで知られていますね。
そんな彼女の楽曲のなかでも、特にオススメしたい楽曲が、こちらの『新宿の女』。
彼女の楽曲は歌謡曲のテイストが強いため、歌が苦手な方でも歌いやすい傾向にありますが、この楽曲は特に歌いやすい楽曲です。
力強いボーカルではあるものの、こぶしは少ないので、演歌らしい歌い方ができなくても歌えると思います。
北酒場細川たかし

日本を代表する演歌歌手、細川たかしさん。
圧倒的な歌唱力を武器に、長年、演歌界の看板を背負っていますね。
そんな細川たかしさんの名曲といえば、こちらの『北酒場』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
難しそうな楽曲に聞こえますが、歌ってみると意外に簡単で、細川たかしさんの楽曲のなかでは、こぶしが控えめにまとめられています。
キーを下げればより歌いやすいので、演歌の歌いまわしが苦手な方はぜひ挑戦してみてください。
矢切の渡し細川たかし

日本を代表する演歌歌手の1人、細川たかしさん。
同じように日本を代表する演歌歌手は何人もいますが、彼ほど歌唱力の高い演歌歌手はほとんどいません。
それほどボーカルに定評がある細川たかしさんなので、もちろん楽曲も非常に高い難易度をほこります。
しかし、なかには歌いやすい楽曲も。
それが、こちらの『矢切の渡し』。
さすがにこぶしがまったく登場しないということはありませんが、それでも登場頻度は少なく、ロングトーンも優しい難易度なので、初心者の方にも非常に歌いやすいと思います。