歌いやすい演歌。カラオケでオススメの演歌まとめ
日本を代表する音楽、演歌。
こぶしと呼ばれる技術を用いた歌唱法は非常に独特で、ペンタトニックスケールや三和音からなる個性的な音色は長年にわたって愛されています。
そんな演歌ですが、こぶしを使うという特性から歌いづらいと感じている人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、なるべくこぶしが少なく、かつ声域の広さも必要としない楽曲をピックアップしました。
技術的な部分にもしっかりと触れているので、演歌をうまく歌いたいという方は必見です!
歌いやすい演歌。カラオケでオススメの演歌まとめ(21〜30)
流恋草香西かおり

幼少期より民謡において多くの賞を受賞し、デビュー曲が日本レコード大賞など各新人賞を獲得したことから注目を集めた演歌歌手・香西かおりさんの3作目のシングル曲。
日本有線大賞や第33回日本レコード大賞においてゴールドディスク賞を獲得した、香西かおりさん最大のヒット曲としても知られています。
楽曲の進行とともに次第に音程が上がっていくメロディーのため、全体をとおして自分の歌いやすいキーに設定していないと歌い進めた時に苦しくなるので注意しましょう。
音域自体はそこまで広くないため、カラオケでも比較的歌いやすい演歌の定番曲です。
おんな船頭唄三橋美智也

渋さと迫力が魅力の演歌歌手、三橋美智也さん。
高めの声質を持っているのですが、こぶしの回し方が非常に渋く、気持ちの良いところにほどよいこぶしを効かせてくれます。
そんな三橋美智也さんの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『おんな船頭唄』。
本作は音域が広い作品ではあるものの、音程の上下がゆるやかで、彼の楽曲のなかでは、こぶしの難易度も低めです。
ある程度の基礎歌唱力を必要としますが、それでも歌いやすい演歌と言えるでしょう。
歌いやすい演歌。カラオケでオススメの演歌まとめ(31〜40)
あんたの花道天童よしみ

大阪が生んだ歌姫、天童よしみさん。
小さな身体からは考えられないほどの声量を持っており、卓越したこぶしや表現力を武器に、これまでにいくつもの名曲を生み出してきました。
そんな天童よしみさんの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『あんたの花道』。
天童よしみさんの楽曲のなかでは、こぶしの数が少ない方なので、歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
それでもいくつかの難所はあるので、どうしても歌えない場合はこぶしを無視して歌ってみましょう。
大阪すずめ永井みゆき&永井みゆき

1997年にリリースされた永井みゆきさんの名曲『大阪すずめ』。
永井みゆきさんの代表作とも言える作品で、第34回レコード大賞では演歌部門の新人賞も獲得しています。
そんな本作は演歌としての技術をしっかりと踏襲しながらも、非常に歌いやすい曲調に仕上げられています。
なかでも特筆すべきは、こぶしの少なさ。
音階の数も非常に少なく、テンポもスローなので、しっかりとピッチをコントロールしやすい作品と言えるでしょう。
熱海の夜箱崎晋一朗

演歌や歌謡曲を主体とした音楽性と色気のあるボーカルで人気を集めた歌手、箱崎晋一郎さん。
歌謡曲の要素が強いアーティストですが、楽曲ではしっかりとこぶしを披露しており、そのスタイルはさながらネオ演歌というべきでしょうか。
そんな箱崎晋一郎さんの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『熱海の夜』。
哀愁と色気がただよう作品ですが、演歌の要素が強いながらも、比較的歌いやすいこぶししか登場しません。
ヒーカップというひっくり返るような発声でこぶしを回せば、それっぽく聴こえるのでぜひ挑戦してみてください。
夜空五木ひろし

演歌界の大御所、五木ひろしさん。
あえて声をしぼるような歌い方をしながらも、しっかりとした厚みを持った声質は圧巻ですよね。
そんな五木ひろしさんの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『夜空』。
やや音域の広い作品ではありますが、演歌としてはかなりこぶしの数が少ないので、こぶしが苦手な方にとっては非常に歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
高音がどうしても難しいなら、キーを下げて挑戦してみてください。
不如帰村上幸子
八代亜紀さんをイメージさせる吐息混じりのボーカルが印象的な演歌歌手、村上幸子さん。
迫力というよりは、哀愁や色気に秀でた演歌歌手で、高い歌唱力も持っています。
80年代にはいくつかの名曲を生み出したので、ご存じの方も多いでしょう。
そんな彼女の楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『不如帰』。
こぶしが少ない楽曲というわけではありませんが、声量をしぼる部分でこぶしを回すため、聴いた感じよりは歌いやすい楽曲です。