【カラオケ】美空ひばりの歌いやすい曲まとめ
どなたの心にも響く、あの歌声……昭和の歌姫といえば、美空ひばりさん。
『川の流れのように』『愛燦燦』『みだれ髪』など、数えきれないぐらいの名曲を歌ってきた彼女。
みなさんもお気に入りの1曲を聞かれたら、すぐに思い浮かぶものがあるんじゃないでしょうか。
さて今回この記事では、美空ひばりさんの楽曲の中でもとくに歌いやすい、カラオケにオススメな作品をご紹介していこうと思います!
ぜひとも選曲の参考にしてみてくださいね!
【カラオケ】美空ひばりの歌いやすい曲まとめ(1〜10)
人生一路

シングルのB面曲でありながら、アーティスト自身のお気に入りでコンサートやテレビ番組などで披露される機会も多く、結果的に代表曲の一つとして認知されるというケースは結構ありますよね。
美空ひばりさんもそういった傾向が割と見られるタイプで、こちらの『人生一路』はまさにそのようなケースの代表的な曲です。
もともとは1970年に『花と炎』のB面曲としてシングルリリースされ、以降はひばりさんの歌手のキャリアの節目に歌われた名曲として多くのファンにも愛される楽曲となりました。
原曲はゆったりとしたテンポでビッグバンドの演奏の中で伸びやかに歌うひばりさんの歌唱が印象的ですが、後年のコンサートを見るとアップテンポにアレンジされていてそれもまた素晴らしいですよ。
演歌風のメロディはシンプルで覚えやすく、歌詞も平易な日本語で書かれていますから割と歌いやすいのではないでしょうか。
こぶしを効かせたビブラートができない方も、しっかりと言葉を発声することを心がけてムードたっぷりに歌ってみてくださいね。
ある女の詩

冒頭の女性のコーラスもまさにムードたっぷり、昭和のムード歌謡のお手本のような名曲がこちらの『ある女の詩』です。
1972年にシングルとしてリリースされ、同年の紅白歌合戦でも披露されていますね。
歌詞もシンプルでメロディも覚えやすいのですが、正直なところこの曲をしっかりと歌いこなすのは難しいですね。
音程の高低差も非常に激しいですし、低い音はしっかりと低く、高い音は裏声でごまかさずにしっかりと発声することが求められますから、それなりに歌に自信のある方でないとつらいかもしれません。
とはいえ一番高い音はサビにしか出てこないため、まずはAメロの低いパートをしっかりと練習した上で、盛り上がる高音パートをばっちり歌えるように呼吸を整えておくことを心がけてみてください。
お祭りマンボ

令和の今も、お祭りの時期になるとこの曲の景気の良いリズムとメロディを耳にする機会が増えますよね。
1952年にシングルとしてリリースされたこちらの『お祭りマンボ』は、タイトル通り当時はやっていたというマンボのリズムを用いたアップテンポでお祭りの騒がしさ、楽しさが詰まったような名曲です。
後半にがらりと雰囲気が変わってゆったりとしたテンポの中、祭りの後の寂しさが描かれているのも印象的で、見事な曲構成とひばりさんの歌唱力と表現力は今聴いても思わずうなってしまいますね。
うまく歌いこなすとなればかなりのテクニックが必要とされる曲ですが、前半はリズムに合わせて勢いよく歌えばカラオケでも盛り上がりますよ。
後半以降の展開は気持ちを切り替えて、ムードたっぷりに歌ってみてください。
【カラオケ】美空ひばりの歌いやすい曲まとめ(11〜20)
昴 -すばる-

美空ひばりさんは自身の持ち歌のみならず、他のアーティストの曲のカバーも絶品なものばかりですよね。
こちらの『昴 -すばる-』は言わずと知れた谷村新司さんが1980年にリリースした大ヒット曲であり、毎年年末を迎えるとこの曲がどこからか聴こえてくるほどに日本人にとって有名な名曲ですし、日本のみならずアジア各国でも人気の高い楽曲です。
そんな名曲をひばりさんは1984年にリリースされたアルバム『水仙の詩〜美空ひばりポップスを唄う』の中でカバー、見事な歌唱力で楽曲の素晴らしさを引き出していますね。
音域自体は低めで高い音の曲が苦手という方には安心できる要素ですが、サビのロングトーンは歌詞の文字数が少ない分、ごまかしのきかない部分ですから注意が必要です。
しっかり呼吸を整えて、できる限り伸びやかに歌ってみましょう!
あの丘越えて

『あの丘越えて』は美空ひばりさんが1951年に主演した同名の映画の主題歌で、映画では馬に乗った美空ひばりさんがこの曲とともに登場するのが結構インパクトがありますよね。
ヤッホー、という誰でも知っている掛け声がサビで連呼される印象的な楽曲で、メロディも覚えやすく歌いやすい部類の曲と言えそうです。
とはいえ音域の広さ、音程の高低差などはそれなりの練習が必要ですから、低い音と高い音をそれぞれしっかり出せるように意識しつつ練習してみてください!
おまえに惚れた

美空ひばりさんのキャリアの中でも後期を代表する名曲の一つで、1980年にリリースされたシングル曲の『おまえに惚れた』。
そこまで音域の広さや音程の高低差も激しいものではないですし、歌詞もメロディもすぐに覚えられますから歌いやすい部類の楽曲と言えそうですね。
そもそも、この曲は「カラオケ初心者でも歌える」というコンセプトで作られたのだそうで、ひばりさんの曲を歌ってみたいけど難しそう……と思われている方にこそ挑戦してもらいたいです。
恥ずかしがらず、けれんみたっぷりに自分の世界に入って歌えば気持ちいいですよ!
裏町酒場

1982年にシングル曲としてリリースされた『裏町酒場』は、自らが作詞と作曲を務めた『奥飛騨慕情』が大ヒットした竜鉄也さんが提供した楽曲です。
非常にシンプルかつメロディも歌詞も覚えやすい歌謡曲で音程も割と低めのため、男性でも挑戦できるかもしれませんね。
ただし、演歌調の歌謡曲は音程の上下が激しいタイプの曲が多く、この曲も例外ではありません。
Aメロの低さとサビにおける高い音とのコントラストには注意していただいて、ムードたっぷりに歌うことでばっちり世界観を演出できますよ!