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Ottorino Respighiの人気曲ランキング【2025】

近代イタリア音楽における「器楽曲の指導的な開拓者」の一人として知られている作曲家、オットリーノ・レスピーギさん。

ヴァイオリン奏者やヴィオラ奏者として活動した後に作曲家となり、『ローマの噴水』『ローマの松』『ローマの祭り』からなる「ローマ三部作」などの交響詩が有名ですよね。

また、教育者としても活動するなど、多くの音楽家に影響を与えました。

今回は、そんなオットリーノ・レスピーギさんの人気曲ランキングをご紹介します!

Ottorino Respighiの人気曲ランキング【2025】(11〜20)

ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲 P.145Ottorino Respighi15

20世紀初頭のイタリアを代表する作曲家オットリーノ・レスピーギは、16〜18世紀の音楽に興味を持ち、さまざまなジャンルで作品を残しています。

『ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲 P.145』は、1924年に作曲された3楽章の作品。

グレゴリオ聖歌や教会音楽からの影響を受けつつ、ピアノとオーケストラが交互に展開していくのが特徴です。

中世の音楽を現代に再解釈した、レスピーギならではの洗練された手法をお楽しみください。

リュートのための古風な舞曲とアリア 第1組曲 第1曲「小舞踏曲」Ottorino Respighi16

O.Respighi ”Antiche danze ed arie per liuto” Balletto / O.レスピーギ 組曲「リュートのための古風な舞曲とアリア」より「小舞曲」
リュートのための古風な舞曲とアリア 第1組曲 第1曲「小舞踏曲」Ottorino Respighi

20世紀初頭のイタリアを代表する作曲家オットリーノ・レスピーギは、幅広いジャンルで作曲活動を行いながらも、特に古楽の研究と普及に力を注ぎました。

『リュートのための古風な舞曲とアリア 第1組曲』は、そんな彼の魅力が凝縮された作品。

16〜17世紀の作品をもとに、洗練されたオーケストレーションで現代によみがえらせた4つの小品は、バロック音楽の雰囲気を色濃く残しつつ、華やかで美しい響きを持っています。

クラシック音楽はもちろん、古楽や音楽史にご興味のある方にぜひオススメしたい1曲です。

リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 第1楽章イタリアーノOttorino Respighi17

「リュートのための古風な舞曲とアリア」はリュートのための曲を、弦楽合奏に編曲したもので、特に第3集が有名です。

その1曲目の「イタリアーナ」は中世のイタリア音楽らしさがあふれています。

リュートの印象的な左手の伴奏形は、チェロのピチカートが担っています。

リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 第3曲「シチリアーナ」Ottorino Respighi18

O.Respighi ”Antiche danze ed arie per liuto” Siciliana / O.レスピーギ 組曲「リュートのための古風な舞曲とアリア」より「シチリアーナ」
リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 第3曲「シチリアーナ」Ottorino Respighi

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したイタリアの作曲家、オットリーノ・レスピーギ。

彼の作品のなかでも特に人気が高いのが『リュートのための古風な舞曲とアリア』です。

第3組曲の中の1曲である『シチリアーナ』は、16世紀の無名の作品をもとに編曲されたもの。

穏やかで詩的なメロディが印象的で、弦楽器の優美な音色が、まるでルネサンス期のイタリアにいるかのような雰囲気を醸し出しています。

クラシック音楽を学ぶ人はもちろん、イタリアの古楽に興味がある人にもオススメの1曲です。

ローマの噴水Ottorino Respighi19

Ottorino Respighi – Fountains of Rome (piano 4-hands version) (score video)
ローマの噴水Ottorino Respighi

イタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギは、19世紀末から20世紀初頭に活躍した音楽家で、室内楽や合唱曲など幅広いジャンルで作曲を行いました。

なかでも彼の代表作である管弦楽組曲『ローマ三部作』は、ローマの風景を独自の音楽言語で見事に表現した作品集です。

その第一部にあたるのが、ローマの4つの噴水をテーマにした交響詩。

色彩豊かなオーケストレーションと劇的な表現力で、朝から夜までの情景が鮮やかに描かれています。

古典音楽になじみのない方にこそ、ぜひ一度聴いていただきたい名曲ですよ。

交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi20

レスピーギ「ローマの噴水」ニューヨークフィル アラン・ギルバート
交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi

1913年にローマに移り住んだレスピーギは、ここでインスピレーションを受け「ローマ三部作」を作曲しました。

その第1作である「ローマの噴水」は1916年に作曲されました。

ローマには噴水がとても多く、時代背景を強く感じます。

美しく、気品があり、繊細な「ローマの噴水」ですが、「ローマの祭」「ローマの松」もとてもにぎやかでいい曲です。

Ottorino Respighiの人気曲ランキング【2025】(21〜30)

交響詩「ローマの松」より「アッピア街道の松」Ottorino Respighi21

カラヤン指揮 レスピーギ 交響詩 『ローマの松』から、《アッピア街道の松》
交響詩「ローマの松」より「アッピア街道の松」Ottorino Respighi

イタリアで生まれたオットリーノ・レスピーギはもともとオーケストラのビオラ奏者でした。

その後彼が作曲した交響詩『ローマの噴水』が高く評価され、作曲家として知られるようになりました。

さらに交響詩『ローマの祭り』、『ローマの松』とローマ三部作といわれる作品が作られました。

こちらの曲はその三作品目の『ローマの松』の中の1曲です。

霧に包まれた夜明けの軍用街道を、古代ローマ軍が進軍してくる様子が描かれているので、それをイメージしながら聴いてみてください。