ザ・タイガースの人気曲ランキング【2025】
華やかな時代を駆け抜けたザ・タイガースの軌跡に、音楽ファンの関心が再び高まっています。
沢田研二さんの圧倒的な歌唱力と岸部修三さんのベース、加橋かつみさんのギターが織りなす独特のサウンドは、日本のポップスシーンに革命を起こしました。
「モナリザの微笑」「君だけに愛を」など、甘く切ない名曲の数々は、世代を超えて愛され続けています。
ファンの皆さまから寄せられた熱い思いとともに、名曲の魅力をご紹介します。
もくじ
ザ・タイガースの人気曲ランキング【2025】
花の首飾りザ・タイガース1位

1968年3月に発売されたこの曲は、ザ・タイガースのシングルとしては7枚目。
約13万通の中から選ばれた北海道の女学生の作品を基に制作されたという珍しい経緯を持つ楽曲です。
メルヘンチックで幻想的な世界観を描いた歌詞と、ロマンチックで優美なメロディラインが特徴的。
加橋かつみさんのハイトーンボイスが、さらにその雰囲気を引き立てています。
花咲く野辺でひな菊の首飾りを編む乙女たちの姿から始まり、白鳥への変身をへて愛を象徴する花の首飾りが登場する物語性豊かな展開に、思わず引き込まれてしまいますよ。
青春時代の甘酸っぱい思い出と重ね合わせながら、ゆっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
シーサイド・バウンドザ・タイガース2位
まぶしい太陽と青い海が目に浮かぶ、心躍るナンバーといえばザ・タイガースによる初期の傑作でしょう。
1967年5月に世に出た本作は、好きな人と一緒に踊り出したくなるような、弾けるリズムと夏の恋の高揚感が見事に表現された一曲ですよね。
海辺で愛を語り合う若者たちの輝く笑顔が目に浮かび、聴くだけで気分が高まる魅力があります。
この曲は、日本の伝統的なリズム感とロックンロールを巧みに掛け合わせ、最終的に50万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
アルバム『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』にも収録され、ドラマ『やったぜベイビー!』の主題歌や湘南ベルマーレの応援歌としても親しまれています。
夏のドライブや海辺のBGMに、またGSサウンドに触れてみたい方にもおすすめしたい、時代を超えて愛され続けるサマーアンセムと言えるでしょう。
君だけに愛をザ・タイガース3位

1960年代の日本を象徴するグループ・サウンズの王者、ザ・タイガースが世に送り出した名曲について、ご存じでしょうか。
1968年1月にリリースされた本作は、橋本淳さんの作詞、すぎやまこういちさんの作曲・編曲という豪華布陣で制作された4枚目のシングルです。
純粋で情熱的な愛のメッセージを込めたこの楽曲は、ザ・タイガースの代表作として今なお多くの人々に親しまれています。
甘く切ないメロディーに乗せて歌われる歌詞は、恋人たちの間の愛を信じ合う気持ちを表現しており、聴く人の心に深く響きます。
若い世代の方にも、純粋な恋心を思い出させてくれる一曲としておすすめですよ。
廃虚の鳩ザ・タイガース4位
ジュリーの愛称で知られ、現在も音楽活動や俳優活動を精力的におこなっている沢田研二さんを擁したザ・タイガースの7作目のシングル曲。
グループサウンズ特有の哀愁と浮遊感に乗せた、人間の持つ負の側面を描いた歌詞が心に響きますよね。
自分たちで作り上げたものを一瞬で破壊してしまう戦争の愚かさと、失敗から学べるという希望を感じさせる歌詞は、人間の弱さを認めながらも強さを信じる祈りとも受け取れるのではないでしょうか。
誰もが何度でもやり直せるというメッセージが印象的な、世界中の人たちに知ってほしい反戦歌です。
あわて者のサンタザ・タイガース5位

沢田研二や、岸部一徳が在籍していた、アイドルGSバンド、ザ・タイガースのクリスマスソングです。
なんと、黒服のサンタさんが家のものを持って行ってしまうという恐ろしい内容を歌っていますが、明るい曲調のコミックソングです。
モナリザの微笑ザ・タイガース6位

GS最盛期の頃のザ・タイガースのヒット曲で、エレキの音とノリノリの曲が多かった時代にしっとりと歌いあげた名曲です。
モナリザの微笑は勿論、あの名画を指しているのですが、どしゃ降りでなくしとしと雨の日曜日にじっと帰りを待っている、モナリザの微笑のような笑顔を待っている、これほど好かれたら幸せですね。