YESの人気曲ランキング【2025】
イギリス5大プログレバンドの中の1つで、プログレッシブロックの代表的なバンドYES。
テレビCMにも使われ、グラミー賞も受賞した「ロンリーハート」を筆頭に、YESの人気曲をランキングにしてご紹介します。
YESの人気曲ランキング【2025】(21〜30)
Rhythm of LoveYES22位

復活YESの第2弾(通算では12作目)のアルバム『Big Generator』収録曲で、アルバムのリリースは1987年9月。
前作『90125』のヒットを受けて制作されたアルバムですが、途中で前作でもプロデューサーを務めたトレバー・ホーンさんが降板するなど制作は難航した作品だったようです。
ちなみにプロデューサーはギターのトレバー・ラビンさんが担当しています。
サウンドや楽曲の方向的には前作『90125』でのポップでモダンでコンパクトなポップソング路線をさらに追求して完成度を高めたものになっていると思いますが、制作の難航でリリースも当初の予定から1年近く後ろにずれ込んだようで、そのことも影響してか、前作ほどのセールスには至りませんでした。
しかし、今こうやってあらためて聴いてみても、トレバー・ラビンさんのテクニカルで多彩なギタープレイと巧みなコーラスワークが存分に楽しめるサウンドメイクとなっており、時代をこえた名曲と言って間違いないと思います!
RitualYES23位

1973年リリースの6枚目のスタジオアルバム『海洋地形学の物語』の最後を飾る曲『Ritual(邦題:儀式)』。
その名の通り、エレクトリックシタールの音色が奏でるオリエンタルで神秘的なサウンドと、宗教的・哲学的な雰囲気のある歌詞が大きな魅力です。
壮大なコンセプトのもとに作られた20分をこえる大作で、まさにプログレ的な要素が詰まっています。
現実世界を忘れて、まったく異なる世界観に没頭できる楽曲と言えるでしょう!
Saving My HeartYES24位

1991年リリース「結晶」収録曲。
ミディアムの穏やかなリズムが心地よくて好きな人も多いのでは?
彼らの美しいハーモニーもまさに「Yes」サウンド。
とにかく気持ちよく聴けるナンバーですよね。
コーラス部分もしっかり聴いてください!
SurvivalYES25位

イエスが1969年にリリースした1stアルバム「Yes」のラストを飾る楽曲です。
まだまだ荒削りともいえるサウンドながら、独特のハーモニーがこの時点で完成されつつあることがわかります。
フォーク的な雰囲気もある、優しい雰囲気の楽曲です。
Tempus FugitYES26位

1974年に一度脱退したあと、1976年にYESに再加入したキーボードのリック・ウェイクマンさんでしたが、1979年にはボーカルのジョン・アンダーソンさんとともに再びバンドを脱退。
ボーカルとキーボードというバンドにとっての軸を失ってしまったYESでしたが、なんと同じ事務所に属していたエレクトロポップ・デュオ、バグルスをまるごと買収するという荒業でその危機を乗り切ろうとします(ちなみに、バグルスは『ラジオ・スターの悲劇』のヒットで有名)。
その新体制で1980年にリリースしたアルバム『ドラマ』に収録されている『Tempus Fugit』では、旧作に負けないエネルギッシュなサウンドを披露しています。
The Ancient (Giants Under The Sun)YES27位

芸術的要素が強く、幻想的な楽曲『The Ancient (Giants under the Sun)』。
1973年にリリースされた6枚目のスタジオアルバム『海洋地形学の物語』に収録されています。
このアルバムは、YESの来日公演中にジョン・アンダーソンさんが読んだヒンドゥー教の経典からインスピレーションを受けて作られました。
20分前後の4曲で構成されており、バンドがさらに音楽的な複雑さを追求していったことがうかがえます。
そんな難解な内容にもかかわらず、発売後2週間にわたって全英チャートのトップに君臨したというのですから、YESがいかに根強い人気を誇っていたかがわかりますね!
The Gates of DeliriumYES28位

レフ・トルストイの『戦争と平和』をテーマに制作された、1974年リリースの7作目のスタジオアルバム『リレイヤー』。
このアルバムのオープニングを飾るのが『The Gates of Delirium』です。
21分を超える大作で、途中の激しいギターパートは戦いを、後半の静かなパートは平和への祈りを表現しています。
ファンからの人気が高く、長い曲ですがライブで演奏されることもあるそう。
YESの作り上げた壮大な物語に浸ってみてはいかがでしょうか?