「まるでラップ?」フロウや早口がすごいレゲエの名曲
最近はMCバトルにレゲエのディージェイが出場するようになったことで、レゲエの注目度も高まっています。
今回はそんなレゲエの名曲のなかでも、特にラップやヒップホップの要素を持った楽曲をピックアップしました。
近年のレゲエはヒップホップとのミックスが多く、本場であるジャマイカではトラップを取り入れたレゲエが主流です。
最新のレゲエの感覚を身につける上でも、今回の記事はピッタリなので、これからレゲエを学びたいという方はぜひチェックしてみてください!
「まるでラップ?」フロウや早口がすごいレゲエの名曲(1〜10)
READYRytikal

ジャマイカの音楽シーンで絶大な人気を集めるアーティスト、リティカルさん。
現代的なレゲエの代表的な存在であり、楽曲ではヒップホップとダンスホールをミックスさせた音楽性で知られています。
このような音楽性のアーティストは多いのですが、彼の場合はレゲエの要素が強いため、現代のトラップミュージックとレゲエをミックスさせた音楽性が苦手な方にオススメです。
こちらの『READY』でもレゲエの良さをいかした、本格的なダンスホールに仕上げられています。
超早口バカJ-REXXX

圧倒的な早口を得意としているディージェイ、J-REXXXさん。
ユニークなリリックと早口を得意としている彼ですが、ディージェイとしてのスキルはなかなかに高い方なんですよね。
そんな彼の魅力がふんだんにつまった曲といえば、『早口バカ』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
こちらの『超早口バカ』はそこからさらに早口をアップデートさせたバージョンで、全体を通して熱いバイブスにまとめられています。
ぜひチェックしてみてください。
Stir It Up ft. SarkodieBob Marley & The Wailers, Sarkodie

最近は亡くなったアーティストをフィーチャーした楽曲が増えたような気がします。
カイゴさんによるドナ・サマーさんとの共演や、マイケル・ブーブレさんによるエルヴィス・プレスリーさんとの共演などが有名ですね。
こちらの『Stir It Up ft. Sarkodie』は、ガーナを代表するラッパー、サーコーディエさんがボブ・マーリーさんと彼のバンドをフィーチャーした1曲です。
懐かしいサウンドやテクスチャと現代的なアレンジがミックスされた音楽性は、時代によるフロウの変化や価値観の変化を気づかせてくれます。
「まるでラップ?」フロウや早口がすごいレゲエの名曲(11〜20)
Dancehall QueenCrew 7

キャッチーなダンスホールが印象的なユニット、クルー7。
日本では知名度の低いダンスホールユニットですが、海外のクラブでは割りと彼らの楽曲を耳にする機会は多いと思います。
そんな彼らの作品のなかでも、特にフロウが秀逸な1曲が、こちらの『Dancehall Queen』。
オーソドックスなダンスホールですが、意外にもフロウの種類は多彩で、ヒップホップにも通ずるようなフロウが登場します。
ぜひチェックしてみてください。
Tokyo City寿君

キャッチーな音楽性でメジャーシーンでも活躍しているレゲエ・シンガー、寿君さん。
最近はMCバトルの大会『アドレナリン』に出場しているので、ヒップホップ・シーンでもプロップスを集めていますね。
そんな寿君さんはいくつもの名曲をリリースしていますが、その中でも特にオススメしたい作品がこちらの『Tokyo City』。
最近のレゲエ・シーンはヒップホップの影響を強く受けているのですが、こちらの作品もトラックに関してはトラップミュージックから強い影響を受けています。
もちろん、ボーカルはしっかりとレゲエなので、レゲエが好きな方も楽しめますよ!
LoyaltyTeejay, Chronic Law, 1stClass

日本でレゲエというと、ジャマイカのダンスホールから派生していったジャパレゲであったり、ボブ・マーリーさんのレゲエをイメージする方が多いと思います。
しかし、世界では違います。
本場であるジャマイカでもヒップホップのミックスは激化しており、最近のジャマイカのヒットチャートでは限りなくヒップホップに近いダンスホールが上位にランクインしている状況です。
こちらの『Loyalty』は、そんな現在のトレンドにマッチした、トラップの要素がつめこまれたダンスホールです。
ノリの良さとスタイリッシュな雰囲気がミックスしたハイセンスな1曲なので、ぜひチェックしてみてください。
Pro-GressJahvillani

ジャマイカのダンスホール・シーンで人気を集める若手アーティスト、ジャーヴィラーニさん。
『Clarks Pon Foot』で世界的な認知を集めたアーティストですね。
そんな彼の名曲としてオススメしたい作品が、こちらの『Pro-Gress』。
ヒップホップをミックスさせたダンスホールなのですが、他のアーティストと比べた場合、非常にバランス良くミックスされています。
最近のトラップミュージックにかたよったレゲエが苦手な方は、ぜひチェックしてみてください。