『塔の上のラプンツェル』の挿入歌。英語版と日本語版、カバーも紹介
2010年に公開されたディズニー映画『塔の上のラプンツェル』。
高い塔で暮らす金色の髪の少女ラプンツェルを主人公とした映画で、冒険のワクワクと感動を味わえる名作なんです。
この記事ではそんな『塔の上のラプンツェル』のテーマソングや挿入歌を一挙に紹介していきます。
本記事では、英語の原題と邦題を併記し、歌詞がある曲は日本語版の曲もあわせて紹介していきますよ。
英語版と日本語を聴き比べてみるのもおもしろいかもしれません。
また、アーティストによるカバーもピックアップしましたので、ぜひじっくりとお楽しみください。
『塔の上のラプンツェル』の挿入歌。英語版と日本語版、カバーも紹介(1〜20)
Mother Knows Best (Reprise)Donna Murphy / 剣幸


今度の「お母様はあなたの味方」リプライズの方は、ゴーテルの意地悪さ、傲慢さがとても強く表現されています。
ゴーテル自身も魔法の力が足りず、少し老け込んだのか、声に張りがないようなガサガサした声になっているような気がします。
PrologueDonna Murphy、Rose Stein / 剣幸、諸星すみれ


マザー・ゴーテルが幼少期のラプンツェルの髪をとかしながら、その力で若さを取り戻すシーンで歌われる曲。
英語版ではマザー・ゴーテル役のドナ・マーフィーさんと幼少期のラプンツェルの声を担当したローズ・スタインさんによって歌われ、日本語版では剣幸さんと諸星すみれさんが歌っています。
育ての母であるマザー・ゴーテルと幼いラプンツェルの関係性を巧みに描いています。
アラン・メンケンさんが手掛けた美しいメロディと感情豊かな歌詞が、観客の心をつかんで離しません。
映画のファンはもちろん、ディズニー音楽が好きな方にもオススメです。
Healing IncantationMandy Moore / 小比木麻里


ラプンツェルの不思議な髪の力を引き出す歌です。
歌うと髪が光って傷を治す力があります。
今までは悪い魔女ゴーテルの若さを保つために歌わされていました。
外の世界に出てからは、明かりの代わりにしたりケガを治すシーンで流れるのですが、一番最後に歌う場面はとても悲しくて感動的です。
Waiting for the LightsAlan Menken

ラプンツェルが夢見ていた、誕生日に浮かぶ不思議な光を待つシーンで流れる曲です。
長年の夢がかなう喜びと早く見たいという気持ち、でも期待外れだったらどうしよう、という期待と不安とが複雑に混ざり合った不思議な音楽です。
Mother Knows BestDonna Murphy / 剣


ラプンツェルの育ての親であるマザー・ゴーテルが、ラプンツェルがどれだけ大切な存在なのかを歌った1曲。
英語版を歌っているのはマザー・ゴーテルの声を担当したアメリカの舞台女優であり歌手のドナ・マーフィーさん。
彼女は1985年にブロードウェイデビューを果たし、その後も数々のミュージカルで活躍してきた実力派。
日本語版では元宝塚の剣幸さんが歌っています。
ミュージカル調のバラードで、母親の愛情と支配欲が巧みに表現された歌詞からはどこか恐ろしさも感じます。