『塔の上のラプンツェル』の挿入歌。英語版と日本語版、カバーも紹介
2010年に公開されたディズニー映画『塔の上のラプンツェル』。
高い塔で暮らす金色の髪の少女ラプンツェルを主人公とした映画で、冒険のワクワクと感動を味わえる名作なんです。
この記事ではそんな『塔の上のラプンツェル』のテーマソングや挿入歌を一挙に紹介していきます。
本記事では、英語の原題と邦題を併記し、歌詞がある曲は日本語版の曲もあわせて紹介していきますよ。
英語版と日本語を聴き比べてみるのもおもしろいかもしれません。
また、アーティストによるカバーもピックアップしましたので、ぜひじっくりとお楽しみください。
『塔の上のラプンツェル』の挿入歌。英語版と日本語版、カバーも紹介(1〜10)
I See the LightMandy Moore、Zachary Levi / 畠中洋、小比木麻里


『塔の上のラプンツェル』の主題歌の一つで、ラプンツェルとフリンによるデュエットソング。
英語版ではマンディ・ムーアさんとザカリー・リーヴァイさんが、日本語版では小此木麻里さんと畠中洋さんが歌っています。
透明感のあるハーモニーが印象的な楽曲ですよね!
2010年11月にリリースされ、2011年のアカデミー賞では「Best Original Song」にノミネートされました。
ポップバラードの要素を取り入れつつ、クラシカルな雰囲気も感じられる美しい曲調が特徴。
新しい世界を目にした主人公の喜びと、芽生える恋心がたっぷりと込められています。
映画の中でも、たくさんのランタンが夜空を舞うロマンチックなシーンで使用されました。
Something That I WantGrace Potter

エンドクレジット用に書き下ろされたこの曲は、グレース・ポッターさんの力強いボーカルとキャッチーなメロディが特徴的です。
本作は、自分の人生で本当に大切なものを見つめ直し、夢や情熱に忠実であることの大切さを伝えています。
キャッチーで明るい雰囲気の曲調も、聴いていてとても心地いいですよね。
「自分らしく生きたい!」「夢をかなえたい!」という思いを抱いている方にピッタリの1曲。
ぜひ聴いてみてくださいね。
When Will My Life BeginMandy Moore / 小比木麻里


映画のオープニングを飾るこの楽曲、マンディ・ムーアさんの柔らかな歌声が印象的ですね。
ラプンツェルの日常を描いた歌詞は、外の世界への憧れと、今の生活への不満が巧みに表現されており、聴く人の心に響くはず。
ギターの音色とポップなリズムが特徴的で、ディズニーらしさと現代的な雰囲気が見事に融合しています。
「新しい世界に飛び出したい!」そんな気持ちをお持ちの方にオススメの1曲です。
輝く未来AAA

映画の主題歌として人気の『輝く未来』をAAAがカバーしたバージョン。
長年塔に閉じ込められている主人公が初めて自由と愛を感じる瞬間を描いた感動的な1曲なんです。
星空の下で灯籠が浮かぶ幻想的な夜に、彼女は未来が輝いていると感じる……そんな希望に満ちた世界を歌っているんですよ。
この曲は2013年9月にリリースされたアルバム『ディズニー・ジャパニーズ・アーティスト・ベスト』に収録されています。
AAAのメンバーが持つ個性的なボーカルスタイルを活かしたパフォーマンスは必聴です。
夢を追い求める勇気をもらいたい人にピッタリの1曲ですね。
I’ve Got a DreamMandy Moore


外の世界に出たラプンツェルが酒場で荒くれ者と友達になる歌です。
どんな見た目でも、誰にも譲れない憧れの夢がある、という前向きな歌詞です。
怖い見た目でも小物集めが好きだったり、悪党でもピアニストになるのが夢だったり、ユニークながら楽しい歌です。
When Will My Life Begin (Reprise 1)Mandy Moore / 小比木麻里


主人公ラプンツェルの内なる葛藤や外へ出たいという願いが美しいメロディとともに表現されていて、聴く人の心に深く響く1曲です。
メロディは『When Will My Life Begin』と同じですが、アコースティックギターのイントロが印象的なバラード調にアレンジされていますね。
小比木麻里さんが歌う日本語版もすてきなので、ぜひ聴き比べてみてくださいね。
自由への扉中川翔子

吹替版でラプンツェルの声を担当したのは中川翔子さんですが、歌は彼女ではなく小比木麻里さんが担当していたんですよね。
しかし、中川翔子さんも『自由への扉』をカバーして披露されているんです!
彼女の力強い歌声が、ラプンツェルの自由への憧れを見事に表現していますね。
2011年にリリースされたアルバム『しょこたん☆かばー4-3』に収録されているほか、自身のライブでも披露されました。
ラプンツェルの日常を描きながら、外の世界への好奇心が伝わってくる歌詞が印象的。
毎日の生活に物足りなさを感じている人にピッタリな1曲です。
歌って聴いて、あなたも新しい世界への一歩を踏み出せるかも?