カウント、大事にしていますか?
どうも、ユウキ(@kohayubass)です。
カウントは、演奏をする時に共有する拍(ビート)を示したものです。
演奏する時の基本的な約束事は、最初に出したカウントを曲の最後までキープすること。
カウントを、なんとな〜くの感じで数えて、なんとな〜く演奏をはじめていませんか。
この「なんとなく」は染み付いてしまうと、なんとなくの演奏・なんとなくのリズムの取り方になってしまいます。
そうすると、リズムの意識が薄れてどのタイミングで入れば良いのか分からず「なんとなく」の雰囲気で入るので、「なんとなくできた」感じの演奏になってしまいます。
反対にカウントがとれるようになると、しっかりした演奏にもつながっていきます。
なので、演奏が上達します。
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カウントについて
カウントには、大切な意味がたくさん含まれています。
曲のはじまり・曲の速さ(テンポ、BPM、拍)・拍子・楽曲のフィール(ノリ)などが提示されます。
割とできているようでできていないのが、カウントの時点でテンポを掴めていないこと。
ドラムがカウントを出す事が多いと思いますが、ドラムを含め全てのパートがテンポ通りのリズムを掴めているのかどうかが重要です。
初心者やリズムに対しての意識が薄い人は、気になっていなかったり自分が演奏することに精一杯なので気付いていないことが多いです。
バンドをされている方は、バンドメンバーと練習して確認してみてください。
カウントには、合わせるべきものと自分自身で掴まないといけないことがたくさん含まれています。
カウントは、人の演奏を聴く第一歩です。
数え方
カウントは、曲の拍子を数えて出します。
4分の4拍子の場合は、4分音符4つのカウント。
4分の3拍子の場合は、4分音符3つのカウント。
8分の12拍子の場合は、8分音符12コのカウント。
カウントには、曲のテンポを示すといった意味があります。
この早さで曲を演奏します。
といった合図です。
4分の4拍子を例にとって、まずはこれを聴いてください。
「カッ・カッ」「カッカッカッカッ」と最初に鳴っているのがカウントです。
ex1)は、2小節にかけてカウントをしています。
これを、ダブルカウントといいます。
これを実際に声を出すときには
「1・2・」「1・2・3・4」となります。
この「1・2・3・4」を曲の最後までキープできると良い訳です。
カウントの続きに、ドラムとベースのパターンが4小節続いています。
この4小節をカウントと同じ早さで手拍子してみましょう。
「1・2・3・4」「1・2・3・4」「1・2・3・4」「1・2・3・4」と、4回繰り返せたら成功です。
このとき「1・2・3・4」はすべて同じ早さ(均等)でできるようになりましょう。
カウントキープができない・よくわからない
ドラムには、リズムのヒントがたくさんあります。
カウントがキープできなかったりよくわからない。
そんな時は、ドラムの音を中心に聴いてみましょう。
ex1)を使って、順番にドラムセットの音を聴いてみましょう。
※ベースの音と同時になります。
バスドラム
1拍目に1回と3拍目に2回鳴っています。
スネア
2拍目と4拍目に1回ずつ鳴っています。
ハイハット
1拍目から4拍目まで等間隔(8分音符)で8回鳴っています。
バスドラムは1拍目。
スネアは2拍目、4拍目。
ハイハットは1拍目から4拍目まで鳴っています。
こちらの記事でタイム感を知るとより分かりやすくなります。
タイムを見える化する
カウントから曲へ入る練習
スタジオへ練習に入って曲の練習はしても、カウントから曲へ入る練習はあまりしないのではないでしょうか。
曲の途中でリズムがどうもうまくいかないと感じている場合は、曲の始まりもうまく入れていないことがあります。
カウントをするときには、あらかじめテンポを示します。
例えばこんなふうに、
と示します。
ギターの場合は、ブラッシングで出しても良いですし、ベースの場合は空ピックで出しても良いです。
メンバー全員がテンポを掴めたと感じたら、そこから拍子を数えるとスムーズに曲へ入りやすくなります。
しっくりときていない時は、この方法で一度練習してみてください。
おわりに
カウントはとても重要です。
曲の善し悪しが決まるのもカウントからです。
テンポが決まるのもビートが決まるのもカウントです。
カウントの意識ができてくると、リズムフィールもわかるようになってきます。
疎かになってはいけません。
楽器を演奏することだけに集中せず、しっかりとカウントから……もっと言えばカウントの前から曲は始まってると思って大事にしてみましょう。
ではでは。
ライタープロフィール
ベーシスト
ユウキ
『分かりやすく丁寧』をモットーに、初心者でもベースが弾ける・楽しめるサイトを目指して更新しています。
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