有名な音楽漫画・バンドマンガはたくさんありますが、今回は本来音楽にあまり関係のないジャンルでありながら、主人公たちが本気で「ロック」している格闘漫画を取り上げてみました!
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BØY|梅澤晴人

BØY(集英社文庫)梅澤晴人(著)
筆者と同じ年ぐらいの方はよおくご存知であると思う。
主人公 『 日比野 晴矢 』 (以下:ハレルヤ)や、その仲間である 『 一条 誠 』(以下:)誠・『 岡本清志郎 』(以下:岡本) の三人が繰り広げる学園物語。
タイトルのBØYというのはもちろん、日本のロックンロールバンド 『 BOØWY 』が元になっている。
その為か、誠が昔いた中学の名前は、布袋中学になっている。

BØY(集英社文庫)梅澤晴人(著)
基本的な内容としては悪人と問題が起きて、それをハレルヤが倒していくと言ったよくあるヤンキー漫画に近いものがある。
だが、この手の漫画にしては珍しく女性の人気が高く、連載していた少年ジャンプの中でも稀な作品だったらしい。
全編ロックンロール

BØY(集英社文庫)梅澤晴人(著)
この漫画は基本ロックンロールが全面に出ていると思う。
仲間である誠も作中で 『 FIRE GUNS 』 という3ピースのバンドをしている。
「ツッパるのはステージの上だけにしたんだ」という音楽に目覚めたヤンキーらしいセリフもかっこいい。
ステージの上の誠のヘアースタイルも当時の布袋寅泰のような髪型になっているのも、分かる人にはわかる、にくい表現ではないだろうか。
ネタバレにはなるが、最終的に誠はハレルヤの生き方にロックンロールを感じ、自身のバンドに誘う。
ハレルヤは音楽という世界での「世界征服」も悪くないという理由でバンドに参加。
ラストシーンでは誠と一緒に満員のライブハウスでのライブを行うところで物語は終わる。

BØY(集英社文庫)梅澤晴人(著)
『世界中のかっこいい奴らに捧げる』
『BØY』
コータローまかりとおる!
|蛭田達也

コータローまかりとおる!(講談社漫画文庫)蛭田達也(著)
漫画の表紙だけを抜粋して見てみると、空手か柔道漫画?
と思われているかもしれない。
が、実際は格闘ありギャグありラブコメあり。
そしてバンドあり!?

コータローまかりとおる!(講談社漫画文庫)蛭田達也(著)
筆者は生まれた頃からジャンプっ子だったので、この作品を知ったのは結構後でした。
なので読んでみてびっくりしたのは、旧コータロー(この作品は、無印コータロー→新・コータロー→コータローLと続いている。
)の最後の方はほぼ格闘バンド漫画じゃないですか。
ギターヒーローをオマージュ

コータローまかりとおる!(講談社漫画文庫)蛭田達也(著)
この漫画の音楽的イメージは海外のロックをモチーフにしている感じがします。
作中に出てくる外国人のギタリスト『 スティーヴ・パイ 』なんかは思いっきり、スティーヴ・ヴァイがモデルですよね。
その他のキャラでも『 音美響 』や『 カイザー・ラステーリ 』 ( イングヴェイマルムスティーンがモデル )といった、ギターリストがクローズアップされている。

コータローまかりとおる!(講談社漫画文庫)蛭田達也(著)
主人公の『 新堂 功太郎 』もバンドメンバーとして参加しているわけだが、格闘家いうこともあり担当はドラムス。
片足だけのバスドラをふい続けるシーンは鬼気迫る感がすごく、足がどす黒くなるまで踏み続けていたのは圧巻でした。

コータローまかりとおる!(講談社漫画文庫)蛭田達也(著)
この後の第7部は逆にヴォーカルの『 渡ヶ瀬 真由美 』の歌声をクローズアップしており、音楽漫画とと格闘漫画の融合をうまく表現していたのがとても面白かったです。
個人的にはベーシストなので、ベースも目立たせて欲しい思いがいっぱいです。
あとがき
音が表現できない漫画という媒体でもバンドや音楽が表現されている所は本当にすごいと思います。
読み手によってイメージが多種多様に感じられる「漫画」というものの凄さが垣間見ることができました。
アニメ化や映画・ドラマ化によって変なイメージがつく場合もあります。
炎上することもあります。
でも、それはそれで違う楽しみ方をしてみるのもまた一興だと思う今日この頃です。
ライタープロフィール
小野慎也@愼鵺
スタジオラグ伏見店スタッフ。
赤髪を捨て漆黒の侍に。
社会と戦い幾星霜。
鉄の愛馬と四弦武器に低音轟音かきならせう。
紅牛に命を預け、己が魂四弦と声にのせたもう。
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