【スカルラッティのピアノ曲】鍵盤ソナタの巨匠が遺したバロックの名作
1685年、「音楽の父」と称されるヨハン・セバスティアン・バッハと同じ年にイタリアのナポリで生まれた作曲家、ドメニコ・スカルラッティ。
数多くのオペラとカンタータを遺したことで知られるアレッサンドロ・スカルラッティを父にもつ彼は、15歳で作曲家兼オルガニストとしての活動をスタートさせ、生涯で555曲ものチェンバロソナタを遺したとされています。
本記事で、そんなスカルラッティのソナタのなかから、ピアノ演奏で多くのピアノ学習者やピアニストから親しまれている作品を厳選!
楽曲の特徴とともにご紹介していきます。
【スカルラッティのピアノ曲】鍵盤ソナタの巨匠が遺したバロックの名作(1〜10)
ソナタ ニ短調 K.141Domenico Scarlatti

イタリアのナポリで生まれ、18世紀のバロック音楽を代表する作曲家のひとりであるドメニコ・スカルラッティ。
『ソナタ ニ短調 K.141』は、彼の作品のなかでも特に親しまれているものの一つです。
力強く情熱的な曲調と独特のリズムが印象的なこの曲は、演奏者の技術力を試すと同時に、聴き手の心を揺さぶる魅力にあふれています。
イタリアとスペインの音楽的要素が融合したこのソナタは、バロック音楽のなかでも特に個性的な存在感を放っています。
ピアノを学ぶ中級者以上の方に、ぜひ挑戦していただきたい名曲です。
ソナタ ニ短調 K.9Domenico Scarlatti

バロック音楽の巨匠として知られるイタリアはナポリ生まれの作曲家、ドメニコ・スカルラッティ。
彼の残した555曲ものチェンバロソナタのなかでも、ピアノ愛好家から特に親しまれている作品の一つが『ソナタ ニ短調 K.9』です。
牧歌的な雰囲気が魅力的な本曲は、軽やかでリズミカルな曲調が印象的。
イタリアの感性とスペイン宮廷の影響が融合し、哀愁を帯びた旋律と躍動感あふれる演奏が、聴く者の心を深く揺さぶります。
独自の形式と技巧を駆使した本作は、ピアノの可能性を追求するスカルラッティの創造力の結晶といえるでしょう。
バロック音楽の古典的な美しさを味わいたい方にぜひオススメしたい名曲です。
ソナタ ハ長調 K.159Domenico Scarlatti

ドメニコ・スカルラッティはバロック音楽の代表的な作曲家のひとりで、500曲以上もの鍵盤ソナタが広く知られています。
彼のソナタは明るく生き生きとした曲調と見事なテクニックが特徴的でですが、『ソナタ ハ長調 K.159』もそのひとつといえるでしょう。
この曲は『狩のソナタ』とも呼ばれ、狩猟のホルンを思わせるようなリズムとメロディが印象的です。
音楽の流れから物語を想像したり、スペインの民族音楽の影響を感じ取ったりと、聴く人の想像力をかきたてる作品です。
ピアノを学ぶ人なら誰もが一度は触れてみたい魅力あふれる曲なので、ぜひ練習してみてくださいね。
【スカルラッティのピアノ曲】鍵盤ソナタの巨匠が遺したバロックの名作(11〜20)
ソナタ ロ短調 K.27Domenico Scarlatti

ドメニコ・スカルラッティは、バロック時代に活躍したイタリア出身の作曲家です。
彼が手掛けた鍵盤楽器のための作品は、当時の音楽シーンに大きな影響を与えました。
彼が作曲した555曲のソナタのなかの1曲『ソナタ ロ短調 K.27』は、スカルラッティならではの華麗な装飾音と、リズムの多様性が魅力的。
深みのある旋律が、演奏者の感性を刺激します。
バロック音楽の醍醐味を味わいたい方や、さまざまな時代に触れることでクラシック音楽をさらにきわめていきたいピアノ経験者にオススメの1曲です。
ソナタ ヘ長調 K.17Domenico Scarlatti

イタリアのバロック音楽を代表する作曲家ドメニコ・スカルラッティ。
彼が生涯で作曲した555曲にも及ぶチェンバロ用のソナタは、まさに鍵盤楽器のための宝の山といえるでしょう。
そのなかでもピアノ学習者から人気の高い『ソナタ ヘ長調 K.17』は、明るくのびやかな曲調が印象的。
軽快なリズムとともに次々と飛び出してくる音符をクリアに弾きこなすのは、なかなか骨が折れる作業かもしれません。
でも、バロック音楽独特の華やかな装飾音をマスターできれば、ピアノの表現力もぐんと広がるはず。
チャレンジする価値は十分にありそうですね!
ソナタ ホ長調 K.20Domenico Scarlatti

バロック時代のイタリアを代表する作曲家、ドメニコ・スカルラッティ。
彼が遺した555曲ものソナタのなかの1曲『ソナタ ホ長調 K.20』は、多くのピアノ学習者や演奏家によって演奏されている作品です。
明るく快活な旋律は、演奏する人も聴く人も思わず笑顔になってしまう魅力にあふれています。
スカルラッティ独特の技巧的なパッセージが曲に花を添え、ピアニストの技量を存分に発揮できる1曲です。
発表会のレパートリーにもおすすめですので、ぜひ挑戦してみてください!
ソナタ ニ長調 K.478Domenico Scarlatti

バロック時代の巨匠ドメニコ・スカルラッティが生涯をかけて作曲した555曲ものチェンバロソナタのなかの1曲『ソナタ ニ長調 K.478』は、華やかで技巧的なパッセージが印象的な作品。
手の交差や大胆な転調など革新的な技法がちりばめられており、スカルラッティの創造性と独創性が存分に発揮されています。
イタリア生まれの作曲家でありながら、スペインの宮廷で長く過ごした彼の音楽には、スペインの民族音楽の影響も色濃く反映されています。
バロック音楽の枠を超えた表現力豊かなこの曲を弾きこなすことができれば、あなたの音楽の引き出しもぐんと広がるはず。
ピアノの練習を重ねて、ぜひ発表会で披露してみてくださいね!


