【小学生向け】4月にまつわる雑学まとめ
4月になると新学期が始まったり、桜やたんぽぽなどの花が咲いたり、旬の食材も増えたりと、春をめいっぱいに感じられますよね。
そこでこの記事では、4月にまつわる雑学をたくさん紹介していきます!
とくに小学生の方にもなじみのある内容を中心に集めましたので、ぜひ楽しみながらご覧ください。
まだ知らない雑学に出会ったらぜひ覚えていただき、お友達や家族に自慢してくださいね!
それではどんな雑学があるのか、さっそく見ていきましょう!
【小学生向け】4月にまつわる雑学まとめ(1〜20)
ランドセルはオランダから伝わったバッグがもとになっている

皆さんは学校へ行く時にどんなバッグを持って行きますか?
ランドセルを背負って学校へ向かう子供も多いのではないでしょうか。
そんな親しみのあるランドセル、実はオランダから伝わったバッグがもとになっているということは知っていましたか?
そもそも「ランドセル」という言葉は、オランダ語で布でできた四角いバッグを意味する「ランセル」が元になっているようです。
ランドセルが浸透するまでの子供たちは、風呂敷に教科書を包んで持ち運んでいたそうですよ。
花祭りではお釈迦様の像に甘茶をかける

お釈迦様の誕生を祝う仏教の行事である花祭りではお釈迦様の像に甘茶をかける風習があります。
お釈迦様の誕生日は4月8日といわれ、日本各地の寺院では、誕生仏を囲った小さなお堂の花御堂が安置されるようです。
甘茶とはアマチャという名前の植物でつくったお茶で、人々に良い効果をもたらしてくれるものとしても親しまれているそうですよ。
お釈迦様の像にお茶をかけていいの?
とびっくりする方もいると思いますが、花祭りの由来や甘茶について調べてみるとその由来が知れておもしろいですよね。
たんぽぽの花びらは5枚

黄色のかわいらしいお花のたんぽぽ。
たんぽぽを見ると、春の訪れを感じますよね。
そんな春を代表する花の一つであるたんぽぽには、たくさんの花びらがあるように見えますが実際は違うようです。
実は1つに見えるたんぽぽは、小さな花が数百個集まってできています。
黄色い花びらに見えている部分は、一つひとつが花なんです。
さらに、小さい黄色い花をよく見ると先端に4つの切込みがあるので、花びらは5枚です。
校庭などで咲いているたんぽぽをよく観察して、実際に調べても楽しめそうですね。
普通の玉ねぎと新玉ねぎの違いは収穫から出荷までの期間

春になると食卓に出ることも多い新玉ねぎ。
薄い皮でみずみずしく甘味があり辛みも少ないので、サラダなどで提供されることも多いのではないでしょうか。
ですが、普通の茶色の皮をした玉ねぎと新玉ねぎは同じ種類なんですよ。
玉ねぎは通常、一年に春と秋の2回収穫されます。
そして普通の玉ねぎは収穫してから約1カ月間、風にあてて乾燥させるので腐りにくくなり日持ちします。
そのためスーパーなどで、いつでも購入できますよね。
新玉ねぎは3月から4月頃に収穫し、乾燥させずに出荷されるそうです。
新玉ねぎは食べられる期間が決まっているので、ぜひ春に味わってみてくださいね。
桜餅は関東と関西で異なる

春にいたただくことが多い桜餅ですが、地域によって違いがあることはご存じでしょうか?
関東は桜色の小麦粉のクレープ生地で餡を包んだもので、関西や北海道などでは荒めに砕いたピンク色のもち米で餡を包むそうです。
見た目や材料などに違いがあり、別の食べ物のようですよね。
江戸時代に、山本新六が考案した長命寺桜餅を隅田川のお花見で販売しヒットしたそうです。
その後、関東から関西に広まりました。
関西では関東の材料を変えて、道明寺粉というもち米を主原料としたもので桜餅を作ったそうですよ。