知ればもっと5月が好きになる?小学生に知ってほしい5月の雑学
新しいクラスにも慣れ始める5月。
花粉症も落ち着き、外遊びが楽しくなる季節ですよね。
こどもの日や母の日など、小学生にとって関係の深いイベントも多い5月ですが、それ以外にもさまざまな雑学があることをご存じでしょうか?
国語や英語などの授業で言葉としては聞いたことがあっても、その由来まで知っているという小学生はあまりいらっしゃらないかもしれませんね。
今回は、5月に関する聞いたことがあるであろう言葉や、イベントについての雑学を紹介します!
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知ればもっと5月が好きになる?小学生に知ってほしい5月の雑学(1〜20)
みどりの日の由来

ゴールデンウィークの連休の中でも、憲法記念日とこどもの日に比べて、みどりの日は由来や願いがわかりくいですよね。
そんなみどりの日はどのように誕生して、どのような思いが込められた祝日なのかを考えてみましょう。
みどりの日が5月4日になったのは2007年からで、それまでは現在の昭和の日である4月29日がみどりの日とされていました。
この4月29日は昭和天皇の誕生日ということで、自然をこよなく愛する人だったということにちなんで、崩御後にその精神を受け継ぐ願いを込めてみどりの日という名前が付けられたという歴史ですね。
この由来を意識して、みどりの日は自然に目を向けてみるのもいいかもしれませんよ。
五月人形の前飾りである三品とは

五月人形はこどもの日、端午の節句には定番の飾り付け、男の子が強く成長するようにという願いが込められていますね。
そんな五月人形の前飾りである三品とは何のことで、どのような思いが込められているのでしょうか。
それぞれ「軍扇」や「陣笠」、「陣太鼓」という三種類の道具で、軍の指揮や士気を高めるのに使ったりと、すべてが戦いのために使われていたものです。
どれも戦には欠かせない道具だということで、戦いにも負けないように強く育ってほしいという願いが伝わってきますよね。
江戸時代のこいのぼりの数

こどもの日を象徴する飾り付けであるこいのぼりは、カラフルな鯉が青空を舞っているイメージが強いかと思います。
そんなこいのぼりは、江戸時代は現在と違う形だったといわれています。
それはどのようなものだったのでしょうか。
現在では3から4匹のこいのぼりですが、明治の初頭は2匹、江戸時代は1匹と、徐々に数を増やしていったと語られています。
この江戸時代の1匹のこいのぼりは「真鯉一匹飾り」と呼ばれる形式で、子供そのものをあらわしていたといわれています。
子供への願いは変わっていないものの、シンプルな見た目だからこそ、願いも強いものに見えてくるような内容ですね。
鯉のぼりの真鯉が黒い理由

端午の節句にこいのぼりをあげる家庭も多いでしょう。
少し想像して見てほしいのですが、こいのぼりは黒色の鯉が一番大きいですよね。
その理由は、黒が父親をあらわしているからなんです。
また黒なのは父親が大黒柱だからとの説もあります。
何気なく見てしまいがちなこいのぼりですが、しっかり意味が込められていたんですね。
ちなみに青や緑、ピンクなどが加わりカラフルになったのは戦後のことで、当初は黒とひ色の2色だったそうです。
5月の旧暦「皐月」の由来

和風月名で5月を表現する際には「皐月」の表記が使われます。
ここには日本人との田んぼの関係性が込められています。
「皐」は田の神様さまにささげる稲や、神様そのものをあらわす言葉という説、あるいは「早苗月」を略したものだとも言われています。
この「早苗」は田植えに適したサイズにまで成長した稲の苗のことで、田植えが始まる早苗の時期という意味の言葉です。
月の呼び方にまで田植えへの思いを込めている点から、お米がどれだけ大切にされてきたのかも伝わってきますね。
5月4日の「みどりの日」は、もともと何の日だった?

5月4日は「みどりの日」ですよね。
ですが2007年以前は「昭和の日」として親しまれていました。
この辺りの経緯はややこしいので、順を追って解説していきましょう。
もともと4月29日が「みどりの日」、5月4日が「昭和の日」と定められていました。
ですが2007年に「飛び石連休を改善しよう」という動きから「国民の祝日に関する法律」が改正されました。
以降、「国民の祝日に挟まれた平日は休日になる」というルールから、現在のゴールデンウィークに変化していきました。