知ればもっと5月が好きになる?小学生に知ってほしい5月の雑学
新しいクラスにも慣れ始める5月。
花粉症も落ち着き、外遊びが楽しくなる季節ですよね。
こどもの日や母の日など、小学生にとって関係の深いイベントも多い5月ですが、それ以外にもさまざまな雑学があることをご存じでしょうか?
国語や英語などの授業で言葉としては聞いたことがあっても、その由来まで知っているという小学生はあまりいらっしゃらないかもしれませんね。
今回は、5月に関する聞いたことがあるであろう言葉や、イベントについての雑学を紹介します!
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知ればもっと5月が好きになる?小学生に知ってほしい5月の雑学(11〜20)
母の日はいつどこで始まった?

5月を代表するイベントの1つ、母の日。
いつどこから始まった風習か知っていますか?
その始まりは1907年のこと。
アメリカのアンナ・ジャービスという女性が母親を弔うためにカーネーションを献花しました。
そこから「母親に感謝を伝える日」として定着し、カーネーションを贈る文化が形成されたようです。
ちなみに日本に伝わってきたのは1931年で、当初は3月6日を母の日としていました。
母の日には切ないドラマが隠されていたんですね。
菖蒲湯にはどんな意味がある?

端午の節句に見かける菖蒲には、どんな意味があるんでしょうか?
一緒にお風呂に入ったり、飲み物に浸して飲んだりしますよね。
その歴史は古く、古代中国で悪いものを払うために菖蒲を使い始めたのが始まりとされています。
そして時がたつにつれ、湯船に付けてはいる「菖蒲湯」が定着していきました。
ちなみに菖蒲湯には、腰痛改善や血行促進効果といった効果も期待できるため、子どもだけでなく大人の方にもおすすめです。
運動会が5月に多い理由

5月に運動会を開催する学校が増えているんですよ。
もともとは9月や10月に開催するイメージが強かったですよね。
しかし、9月は暑い、10月は台風が多いとの理由から5月が選ばれました。
また比較的天気が安定しいるのに加え、練習が行われる4月が涼しいのも選ばれた理由です。
いろいろな面から考えつくされているんですね。
「5月は天気が安定していて過ごしやすい」とおぼえておけば、旅行やイベントの計画を決める時にも役立つのではないでしょうか。
5月のはじめに訪れる八十八夜とは?

5月の初めごろ、1日か2日に「八十八夜」がありますよね。
これは立春からちょうど88日目に当たる日のことで、実は日本独自の雑節であることをご存じでしたでしょうか。
また現代においては、遅霜が発生する時期であることから「八十八夜の別れ霜」という言葉が作られています。
さらに、5月の半ばごろまでは大きな遅霜の被害が発生する地方もあるため、「九十九夜の泣き霜」という言葉も存在しています。
ちなみに八十八夜の3日後には「立夏」が待っています。
5月の英語名「MAY」の由来

5月の英名である「May」の語源は「Maia」です。
読み方は「マイア」。
マイアとはギリシャ神話やローマ神話に登場する豊穣の女神で、5月1日は彼女に感謝しささげものをするのが習わしとなっていたそうです。
そこから転じて、5月自体を「May」と呼ぶようになりました。
また、5月1日の「メーデー」は世界各地で労働者の祭典がおこなわれることでも知られていますよね。
興味のある方は、マイアについての逸話などを調べてみるのもよいでしょう。
端午の節句に飾られる「金太郎」のモデルになった人物

端午の節句に金太郎の人形を飾りますよね。
金太郎とは昔話に登場する人物で、相撲でクマに勝ってしまうほどの力持ちとして知られています。
そんな現実離れした力持ちの金太郎ですが、実はモデルになった人物がいるんですよ。
それは平安時代に活躍した武将、坂田金時。
彼は源頼光に使え「酒呑童子」という妖怪を倒すなどの活躍をしたといわれています。
彼をまつる神社が静岡県にあるので、お近くの方は行ってみてはいかがでしょうか?
知ればもっと5月が好きになる?小学生に知ってほしい5月の雑学(21〜30)
インドネシアは世界で1番母の日を迎えるのが遅い

国によって母の日の時期は変わってくるもので、日本よりも早い国もあれば、遅い時期に母の日がやってくる国もあり得ます。
そんな世界で最も遅い時期に母の日がやってくるというインドネシアで、どのようなお祝いがされているのかを知るのはいかがでしょうか。
気になる日付は12月の22日というクリスマスの直前で、1928年にインドネシア女性評議会が開催されたことがきっかけと言われています。
おくりものよりも感謝を言葉で伝えるのが一般的で、ものがないからこそ、思いがまっすぐに届けられるのではないでしょうか。