今回は、パーカッション・スタイルのフォームの解説および練習方法をご紹介いたします。
前回、形成した手の形を覚えていますでしょうか?
必ず、しっかりと復習した上で、今回の練習に取り組んでください!
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前回のおさらい
前回、形成した手の形を覚えていますでしょうか?
必ず、しっかりと復習した上で、今回の練習に取り組んでください!
まず、この手の形をしっかり形成します。

それでは、ベースを構えてみましょう。
パーカッション・スタイルのフォーム
まず、座ったフォームをしっかりと作ることが大切です。
ベースの持ち方の条件は、
- 両手を離してもベースが弾く時の定位置に安定した状態で保持されていること。

- ベースの1フレットが、お辞儀をするように頭を傾けたときに額に付く距離にあること。

- 前記1の項目と重複する部分であるが、左手と右手にそれぞれフィガリングとピッキング以外の役割を課さないこと両手もしくはどちらかの手で楽器を保持しないこと。
バランスをとった状態で飲み物を飲む、読書をするなどの行動ができるような余裕を持つ。
- その時、ストラップは使用せず自身のバランス感覚やベースを保持する技術のみでおこなうことこの技術を覚える前にストラップを使用すると、ストラップピンの位置や楽器の構造にフォームが支配されてしまいます。
楽器は自分が持つのであって、楽器に持たされることのないように!
この持ち方を文章だけで説明するのは限界があるので、この無料セミナーではヒントとしてお使いいただければと思います。
ご了承ください!
それでは、ベースを保持することができたことを前提とします。
次に形成した手の形をベースに置いてみましょう。
まず、肘でベースのボディーの上部を軽く挟みます。
そして、親指はE線を叩くことを想定、叩く位置はネックエンドのあたりを叩くことを想定し、フォームを決めていきます。
その時、中指と薬指のスタビライザー(第二回参照)をボディーの下部にしっかりとつけるようにします!
この時、手首は、体育の時間や朝礼でおこなった「前へならえ」のようにまっすぐにします。

スタビライザーの屈伸の程度は、手首がまっすぐになるように調節します。

次に、上腕を20cmほど振り上げます。
次に親指では叩かずにスタビライザーでベースの下部を叩きます。
脱力し、落とすようなイメージでボディーに吸い込まれるようなイメージでスピーディーにおこないます。

この時、親指を下に向けたフォームではおこなわないでください!
それは、僕の分類で言うところの「ウッドベース・スラップスタイル」ですので弦に対して親指が垂直になるように構えてください。
しっかり写真を参照してください!
それでは、BPMを60にしてスタビライザーをベースに着地させるだけの練習をじっくり長時間おこなってください。
くれぐれもサムピングをしないように!
もちろんこの時点で音は出ていません!
それで良いのです。
このフォームと演奏法だけを、脳に演奏イメージとしてしっかり刷り込みます!
ローマは一日にして成らず!
早く簡単に到達できるシステムは、本当の意味での上達にはなりません!
本来、楽器を自在に演奏することは、とても難しいのですから!!
それに、簡単だったら面白くありません!
奥深さに触れる喜びを感じながら、じっくり取り組みましょう!
まるで長編文学のように。





