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ソウルミュージックの偉大なシンガー・アーティストまとめ

ソウルミュージックはアメリカが生んだ素晴らしき音楽ジャンルであり、ブルースやゴスペルから発展したポピュラー音楽として音楽史に残るシンガーやアーティスト、そして多くの大ヒット曲が誕生しました。

90年代以降はネオソウルといったジャンルも登場し、ソウルミュージックの影響は20年代の現在も脈々と受け継がれているのですね。

そんなソウルミュージックに興味を持ったという特に初心者の方に向けて、代表的なシンガーやアーティストたちをまとめて紹介しています。

偉大な歌い手の「ソウル」を体験したい皆さま、ぜひチェックしてみてください!

ソウルミュージックの偉大なシンガー・アーティストまとめ(21〜40)

Before I Let GoFrankie Beverly And Maze

甘く切ない恋の別れを歌った珠玉のソウルナンバーが、アメリカのメイズ feat.フランキー・ビバリーさんから届けられました。

サンフランシスコを拠点に活動する彼らの代表作は、1981年にアルバム『Live in New Orleans』に収録。

ダンスフロアを彩る軽快なリズムの中に、別れの決断に揺れる男性の複雑な心情が見事に表現されています。

愛する人への感謝と未練、そして前に進もうとする強さが胸を打ちます。

本作は結婚式や家族の集まりでも定番となり、2019年にはビヨンセさんがカバーして話題を呼びました。

幸せな思い出と別れの切なさが交錯する恋愛ソングとして、穏やかな夜のドライブや大切な人との別れを前にした時におすすめです。

I’ll Take You ThereThe Staple Singers

The Staple Singers – I’ll Take You There (Official Lyric Video)
I'll Take You ThereThe Staple Singers

アメリカを代表するゴスペル・ソウルグループであるザ・ステイプル・シンガーズが1972年3月にリリースした、魂を揺さぶる珠玉のナンバーです。

父と子供たちで構成された家族バンドならではの、息の合ったハーモニーと力強いグルーヴ感が聴く人の心を捉えて離しません。

アルバム『Be Altitude: Respect Yourself』からのシングルカットとなった本作は、スタックス・レコードの名プロデューサー、アル・ベルさんが手掛けました。

アラバマ州のマッスル・ショールズ・スタジオで録音され、人種差別のない理想の世界を願うメッセージを、ファンクとゴスペルの要素を巧みに織り交ぜて表現しています。

ビルボードHot 100で1位を獲得し、誰もが心地よく体を揺らせる爽快なサウンドは、音楽を通じて平和を願うすべての人におすすめの一曲です。

Respect YourselfThe Staple Singers

The Staple Singers Respect Yourself Live Filmed Performance 1972
Respect YourselfThe Staple Singers

自己尊重と他者への敬意を訴えかける力強いメッセージソングが、アメリカのザ・ステイプル・シンガーズから届けられました。

1971年10月、Stax Recordsからのリリースとなった本作は、当時の公民権運動後のアフリカ系アメリカ人社会に大きな影響を与えました。

マッスル・ショールズのリズムセクションと共に録音され、ファンクなグルーヴにゴスペルのエッセンスが加わった魂の歌声が心を揺さぶります。

Billboard Hot 100で12位、Hot Soul Singlesで2位を記録し、2002年にはグラミーの殿堂入りを果たしました。

社会への問題提起と希望に満ちた応援歌として、現代においても色褪せることのない輝きを放っています。

前を向いて生きる勇気が欲しい時、自分らしさを大切にしたい時に、ぜひ耳を傾けてほしい1曲です。

And The Beat Goes OnThe Whispers

The Whispers – “And The Beat Goes On” (Official Video)
And The Beat Goes OnThe Whispers

ソウルミュージックの金字塔とも呼べる名曲を生み出したザ・ウィスパーズ。

1963年にロサンゼルスで結成された彼らが1979年に放った本作は、人生の前進をテーマに掲げた力強いメッセージソングです。

軽快なビートに乗せて、失恋の痛みを乗り越え、新たな一歩を踏み出す勇気を歌い上げています。

アメリカのビルボードホット100で19位、R&Bチャートでは1位を獲得し、イギリスでも2位という輝かしい成績を残しました。

2002年には人気ゲーム『Grand Theft Auto: Vice City』にも収録され、世代を超えて愛される一曲となりました。

ダンスフロアで盛り上がりたい時はもちろん、人生の岐路に立った時に、背中を優しく押してくれる心強い応援歌として、多くの人々の心に寄り添い続けています。

Everybody Plays the Foolthe main ingredient

The Main Ingredient – Everybody Plays the Fool (Audio)
Everybody Plays the Foolthe main ingredient

1964年にニューヨークのハーレムで結成されたザ・メイン・イングリーディエントが放つ、グルーヴィーな魂の一曲。

1972年6月に発表された本作は、誰もが共感できる恋の切なさを、甘く優しいソウルフルなメロディーで包み込みます。

キューバ・グッディング・シニアさんの情感豊かなリードボーカルと、メンバーの緻密なハーモニーが見事に調和した珠玉のサウンドは、ビルボードHot 100で第3位、R&Bチャートで第2位という輝かしい成績を残しました。

アルバム『Bitter Sweet』に収録された本作は、映画やテレビ番組のサウンドトラックとしても愛用され、1991年にはアーロン・ネヴィルさんによるカバーバージョンもヒットを記録。

心が揺れ動く夜に、そっと寄り添ってくれる一曲です。