【初心者向け】定番の洋楽ソウル・ファンク人気バンドまとめ
音楽ジャンルとしての意識はなかったとしても、日常でもソウルフルやファンキーといった言葉を使ったことがある方は多いはず。
アフリカ系アメリカ人によるゴスペルやブルースといったジャンルから発展していったソウルミュージックや派生と言えるファンクは、2020年代の現代のポップスやポピュラー音楽、他のジャンルにも多大なる影響を与え続けています。
こちらの記事では、そんなソウルならびにファンクミュージックの中でも「バンド」形態のグループを中心として紹介しています。
どこかで一度は耳にしたことがある曲を歌ったバンドも多いですから、ソウルミュージック初心者の方もぜひチェックしてみてください!
【初心者向け】定番の洋楽ソウル・ファンク人気バンドまとめ(1〜10)
Flash LightParliament

ファンクの黄金時代を彩ったパーラメントは、1970年代にアメリカ・デトロイトでGeorge Clintonさんによって結成されました。
彼らは『Flash Light』や『Aqua Boogie』などのヒット曲で知られ、ファンクミュージックのアイコンとなりました。
1976年には『Mothership Connection』をリリースし、音楽界に衝撃を与えた彼らは、サイエンスフィクションやアフロフューチャリズムを音楽に取り入れ、P-Funkという新しいジャンルを確立しました。
この革新的な音楽性と視覚的なパフォーマンスで、1997年にはRock and Roll Hall of Fameに殿堂入りしました。
ファンクを愛する方はもちろん、その独特な世界観とメッセージ性に興味がある方にもぜひオススメしたいアーティストです。
CelebrationKool and The Gang

1964年、アメリカはニュージャージー州で結成されたクール・アンド・ザ・ギャングは、70年代から80年代にかけて数々のヒット曲を世に送り出し、多大なる影響をポピュラー音楽界にもたらしました。
代表曲『Celebration』や『Ladies Night』などは、今日でも多くの人々に親しまれています。
2つのグラミー賞、7つのアメリカ音楽賞を獲得し、これらの受賞歴は彼らの音楽性と才能の証です。
ソウル、ファンク、ジャズの素晴らしいブレンドで、彼らの楽曲はいまだに新鮮さを保ち続けています。
特に、音楽を深く掘り下げたい方や、心を動かされるメロディとリズムを求める方におすすめです。
Everyday PeopleSly & The Family Stone

スライ&ザ・ファミリー・ストーンは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ出身で、1966年に結成された伝説的バンドです。
彼らはファンク、ソウル、R&B、サイケデリック、ロックなど様々なジャンルに影響を与え、1969年の『Stand!』など数々のヒット曲を持ちます。
1993年にはロックンロールの殿堂入りも果たし、音楽界における人種と性別の統合に貢献したことも高く評価されています。
ソウルやファンクの歴史を知りたい、音楽のルーツに興味がある方には特にオススメです。
スライ・ストーンさん率いるこのバンドの音楽は、今なお多くのアーティストに影響を与え続けています。
Three Times A LadyThe Communards

1968年にアメリカはアラバマ州で結成されたコモドアーズは、R&B、ファンク、そしてソウルのジャンルで広く愛されています。
デビューアルバム『Machine Gun』からの『Machine Gun』『The Bump』で注目を集め、続く『Sweet Love』や『Easy』などのバラードで成功を収めました。
特に、1978年には『Three Times A Lady』が米国でNo.1ヒットとなり、1985年の『Nightshift』でグラミー賞最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞しています。
ライオネル・リッチーさんの脱退後も、新たなボーカルとしてJ.D.ニコラスさんが加わり、息長い活動を続けています。
ソウルやファンクに親しみのない方でも、彼らのメロディアスな楽曲は心を打ち、音楽の力を改めて感じさせてくれます。
Cowboys to GirlsThe Intruders

Kenny GambleとLeon Huffによって書かれた曲。
この二人のソングライティング・チームは、60年代と70年代のフィラデルフィア・ソウルのサウンドを作り上げたことで知られています。
1968年にシングル・リリースされた楽曲です。
Word UpCameo

キャメオは1974年、ニューヨークが生んだファンク・バンドで、ラリー・ブラックモンさんを中心として活動しています。
ファンクの伝統を守りつつ、ポップ、ヒップホップ、ロック、レゲエなど様々なジャンルを取り入れた音楽性が特徴です。
特に1986年リリースの『Word Up!』は、彼らの代表曲として広く知られ、音楽チャートでの高い評価を受けました。
また、音楽業界への貢献が認められ、2018年にはトランペットアワードでライフタイムアチーブメントアワードを受賞しています。
さらに、Tupacやマライア・キャリーといった著名アーティストによるサンプリングなど、後世のミュージシャンに多大な影響を与えた点も注目に値します。
ファンクミュージックの魅力を知りたい方に、キャメオの音楽を聴くことは、その奥深さを理解する一つの鍵になるでしょう。
Early In The MorningThe Gap Band

アメリカ・オクラホマ州タルサ出身のギャップ・バンドは、1970年代後半から1980年代にかけて大きな成功を収めたファンクおよびR&Bバンドです。
特に『Early in the Morning』や『You Dropped a Bomb on Me』など、当時の音楽シーンに新しい風を吹き込みました。
バンドは、チャーリーさん、ロニーさん、ロバートさんのウィルソン3兄弟を中心に結成され、彼らは地元タルサの歴史的な背景にちなんでバンド名を名付けました。
彼らの音楽は、エネルギッシュなファンクサウンドとR&B、ソウルの要素が融合されており、スライ・ストーンやジョージ・クリントンなどのレジェンドからの影響を受けています。
また、多くのアーティストにサンプリングされ、R&Bやヒップホップにも大きな影響を与え続けています。
特に『Outstanding』は非常に多くのアーティストに影響を与えた事実も頷けます。
このバンドの音楽を聴けば、ファンクやR&Bに親しみがない人でも瞬く間にその魅力に引き込まれるでしょう!