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ファンクの代表的な洋楽アーティスト・グループまとめ

ファンクの代表的な洋楽アーティスト・グループまとめ
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ファンクの代表的な洋楽アーティスト・グループまとめ

1960年代から1970年代にかけて、ソウルミュージックから発展したファンクという音楽ジャンルをご存じでしょうか。

ファンクミュージックの中には大ヒットした曲も多くありますから、ファンクとは知らずに聴いている曲もあるかもしれませんね。

こちらの記事ではファンクを語る上で欠かせないアーティスト、そしてグループをまとめて紹介しています。

20年代の今もソロミュージシャンやプロデューサーとして活躍するアーティストも多く、ファンクの歴史を紐解いていけば現代のロックやポップス、ヒップホップやR&Bといったジャンルにもつながっていくことが理解できるはず。

初心者の方も、ファンクの世界を深掘りしたい方も、ぜひご覧ください!

ファンクの代表的な洋楽アーティスト・グループまとめ

Out of SightJames Brown

James Brown performs and dances to “Out of Sight” on the TAMI Show (Live)
Out of SightJames Brown

ソウル界のゴッドファーザーにして音楽史に残る伝説、ジェームス・ブラウンさん。

ファンク・ミュージックの生みの親とも言われ、1960年代から1970年代にかけて、圧倒的な歌唱力と革新的な音楽性で音楽シーンを席巻しました。

1956年にデビュー曲『Please, Please, Please』をリリースし、最終的に300万枚を売り上げる大ヒットを記録。

1963年発表のライブ・アルバム『Live at the Apollo』で一躍有名になり、『Papa’s Got a Brand New Bag』『I Got You (I Feel Good)』などの代表曲で成功を収めました。

グラミー賞やソングライターズ殿堂など数々の栄誉に輝き、その類い稀なるパフォーマンスは今もなお多くのミュージシャンに影響を与え続けています。

ファンク・ミュージックの真髄を感じたいすべての音楽ファンに、ぜひ聴いていただきたい不朽の名アーティストです。

Stretchin’ Out (In a Rubber Band)Bootsy Collins

ファンク創世記より数多の名曲を生み出してきたブーツィー・コリンズさん。

ジェームス・ブラウンさんのバックバンド時代を経て、ジョージ・クリントンさんのPファンクにも深く関わっており、独自のスラップ奏法を確立したことでも知られています。

1976年のブーツィーズ・ラバーバンドとしてのデビューアルバム『Stretchin’ Out in Bootsy’s Rubber Band』は、ファンク・クラシックの名盤に数えられる出色の作品。

その後も精力的に活動を続け、ソロでもコラボレーション作でも一流のファンク・サウンドを追求し続けています。

現代のブラック・ミュージックにも多大な影響を及ぼしたその功績は計り知れません。

誰もが一度は聴いたことがあるであろうグルーヴ感溢れる曲の数々。

まさにファンクの生ける伝説と呼ぶにふさわしいアーティストです。

Live It Up (Part 1 & 2)The Isley Brothers

ソウルミュージックから発展したファンクという音楽ジャンルを切り拓いたパイオニアの一組といえば、アメリカのミュージカルグループ、ザ・アイズリー・ブラザーズです。

1950年代にオハイオ州シンシナティで結成され、実に七十年以上にわたって音楽シーンに君臨し続けています。

ポピュラー音楽史上、最も長く、影響力があり、多様性に富んだキャリアを築いてきた彼らは、リズム・アンド・ブルース、ロック、ソウル、ファンクと時代とともに音楽スタイルを進化させてきました。

1959年の自作曲『Shout』で注目を集め、1962年の『Twist and Shout』のカバーで一躍スターダムに。

さらに1969年の『It’s Your Thing』でグラミー賞を受賞するなど、数々の金字塔を打ち立ててきました。

ロック、ファンク、ゴスペルの要素を融合させた革新的なサウンドを生み出し続ける彼らの音楽は、ファンクファンのみならず、音楽を愛するすべての人々に、今なお強烈なインパクトを与え続けています。

ControversyPrince

Prince – Controversy (Official Music Video)
ControversyPrince

ミネアポリス生まれの天才ミュージシャン、プリンス・ロジャース・ネルソンさん。

ファンク、ロック、ソウルをポップな感覚で融合させた音楽性は、ジェームス・ブラウンやジャッキー・ウィルソンにも比肩するものでした。

1978年にデビューアルバム『For You』をリリース後、1984年の『Purple Rain』で大ブレイク。

この名盤はグラミー賞を3部門で受賞しています。

『Under the Cherry Moon』や『Sign o’ the Times』などの映画にも出演・監督を務め、100万枚以上のセールスを記録。

グラミー賞やアメリカン・ミュージック・アワードなど数々の賞に輝き、ロックの殿堂入りも果たしました。

音楽のみならず奇抜なファッションやパフォーマンスでもセンセーションを巻き起こしたプリンスさん。

革新的なサウンドを求める全ての音楽ファンにオススメしたいアーティストです。

Get Down On ItKool and The Gang

1964年にアメリカ・ニュージャージー州で結成されたKool & The Gangは、ファンクとポップスを融合させた音楽性で人気を博したバンドです。

初期はジャズやソウルの要素も取り入れた独自のブレンドで、1969年にデビューアルバム『Kool & The Gang』をリリース。

70年代に入ると、アルバム『Wild and Peaceful』が大ヒットとなり、『Funky Stuff』や『Jungle Boogie』などのヒット曲を生み出していきます。

さらに80年代には、『Ladies Night』や『Celebration』といったダンスフロア向けの楽曲で、ポップス・シーンでの成功も収めました。

2つのグラミー賞や数多くの音楽賞に輝き、彼らの楽曲は今なお愛され続け、サンプリングにも多用されています。

パーティーを盛り上げたい時にぴったりな、Kool & The Gangの音楽をぜひチェックしてみてください!

P. Funk (Wants to Get Funked Up)Parliament

Parliament – P-Funk (Wants to Get Funked Up) (1975)
P. Funk (Wants to Get Funked Up)Parliament

アメリカのミュージックシーンにおいて、ファンクというジャンルの代表的存在と言えば、パーラメントを外すことはできないでしょう。

1970年代のファンク・ムーブメントを牽引し、Pファンクと呼ばれる独自の世界観を築き上げたジョージ・クリントンさんが率いるこのバンドは、1968年に結成されて以降、『Mothership Connection』や『The Clones of Dr. Funkenstein』といった名盤を発表し、大ヒット曲『Flash Light』や『Aqua Boogie』なども生み出してきました。

サイエンス・フィクションのテーマやアフロフューチャリズムを取り入れた音楽性は、従来のファンクとは一線を画すものであり、現代のブラック・ミュージックにも大きな影響を与えています。

まだパーラメントを聴いたことがないという方は、ぜひ彼らの独創的な世界に飛び込んでみてください。

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