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【初心者向け】定番の洋楽ソウル・ファンク人気バンドまとめ

音楽ジャンルとしての意識はなかったとしても、日常でもソウルフルやファンキーといった言葉を使ったことがある方は多いはず。

アフリカ系アメリカ人によるゴスペルやブルースといったジャンルから発展していったソウルミュージックや派生と言えるファンクは、2020年代の現代のポップスやポピュラー音楽、他のジャンルにも多大なる影響を与え続けています。

こちらの記事では、そんなソウルならびにファンクミュージックの中でも「バンド」形態のグループを中心として紹介しています。

どこかで一度は耳にしたことがある曲を歌ったバンドも多いですから、ソウルミュージック初心者の方もぜひチェックしてみてください!

【初心者向け】定番の洋楽ソウル・ファンク人気バンドまとめ(1〜10)

Cosmic SlopFunkadelic

Parliament Funkadelic – Cosmic Slop – Mothership Connection – Houston 1976
Cosmic SlopFunkadelic

ファンカデリックは、1968年にアメリカ・ニュージャージー州で結成されたファンク・ロックバンドです。

彼らはPファンクを代表し、ジョージ・クリントンさんが率いるグループの旗艦として、サイケデリックファンクとハードロックの融合による独自の音楽性を展開しました。

1970年代には、『Maggot Brain』や『One Nation Under a Groove』などの代表曲で商業的にも成功を収め、ファンクミュージックの新たな地平を開きました。

特に『One Nation Under a Groove』は、R&Bチャートで6週間1位を保ち続けるなど、その影響力は計り知れません。

1997年にはその功績が認められ、ロックの殿堂入りを果たします。

ファンカデリックの音楽は、ファンクミュージックはもちろん、ロックやヒップホップのアーティストにも影響を与え続けています。

その革新的なサウンドと深い社会的メッセージは、音楽初心者から熟練のリスナーまで、幅広いファンにオススメできます。

Let’s GrooveEarth, Wind & Fire

Earth, Wind & Fire – Let’s Groove (Official HD Video)
Let's GrooveEarth, Wind & Fire

アース・ウィンド・アンド・ファイアーは、1969年にアメリカのシカゴで結成され、ジャズ・ファンクからソウル、さらにはディスコに至る幅広い音楽性で世界中にファンを持っています。

特に1975年にリリースした『シャイニング・スター』や、そこから続く連続ヒットは圧巻で、『セプテンバー』や『ブギー・ワンダーランド』は今日でも多くの人々に愛されています。

また、アルバム『That’s the Way of the World』でのトリプルプラチナ獲得や、アルバムとシングルの両チャートでトップに立った最初の黒人アーティストとなるなど、彼らの受賞歴も非常に印象的です。

音楽愛好家であれ、日常のBGMを探している方であれ、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの音楽はどんなシーンにもマッチしますよね。

Love RollercoasterOhio Players

オハイオ・プレイヤーズは、1959年にアメリカのオハイオ州デイトンで結成され、ファンクとソウルのジャンルに分類されるバンドです。

70年代には『Fire』『Love Rollercoaster』など数多くのヒット曲をリリースし、R&Bチャートとポップチャートで1位を獲得するなど、当時から絶大な人気を誇りました。

特に1975年にリリースされた『Fire』は、R&Bとポップチャートの両方で1位に輝くなど、その影響力は計り知れません。

オハイオ・プレイヤーズは、独自の音楽スタイルとステージパフォーマンスで知られ、2013年にはリズム・アンド・ブルース音楽殿堂に殿堂入りするなど、音楽業界での長年の功績が認められています。

このバンドは、ファンクやソウルミュージックの魅力に触れたい方、または1970年代のポピュラー音楽に興味のある方に特におすすめです。

【初心者向け】定番の洋楽ソウル・ファンク人気バンドまとめ(11〜20)

That LadyThe Isley Brothers

The Isley Brothers – That Lady, Pts. 1 & 2 (Official Audio)
That LadyThe Isley Brothers

アイズレー・ブラザーズは1950年代にアメリカ合衆国オハイオ州で結成され、ソウルやファンクの領域で印象深い痕跡を残してきました。

彼らは、1959年の「Shout」や1962年の『Twist and Shout』といった楽曲で世界中にその名を知らしめ、1969年にリリースされた『It’s Your Thing』でグラミー賞を受賞しました。

リズム・アンド・ブルースからロック、ソウル、ファンクまで幅広い音楽性は、時代を越えた多くのリスナーに愛されています。

このバンドは革新的な音楽性だけでなく、自身のレコード会社を設立し、ビジネス面でも独自の道を歩んだことでも知られています。

ソウル、ファンクといったジャンルに興味がある方であれば間違いなくチェックすべきグループと言えますね。

Pick Up The PiecesAverage White Band

Average White Band – Pick Up The Pieces (1977)
Pick Up The PiecesAverage White Band

アヴェレイジ・ホワイト・バンドは、スコットランド出身で1972年にロンドンで結成されたファンクとR&Bの輝かしい歴史を持つバンドです。

彼らの代表曲『Pick Up the Pieces』やアルバム『AWB』、『Cut the Cake』をはじめ、リズミカルで独特のサウンドは多くのファンを魅了しました。

残念ながら、ドラマーのロビー・マッキントッシュさんの悲劇的な死により、バンドは困難な時期も経験しましたが、1989年の再結成以降、新たな音楽の旅を続けています。

黒人ではなく白人のバンドであることを自虐的にとらえたようなグループ名も興味深いですが、アフリカ系アメリカ人ではないソウルミュージックが気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

I Can Make You DanceZapp

Zapp – I Can Make You Dance (Official Music Video)
I Can Make You DanceZapp

1977年にアメリカのオハイオ州デイトンで結成されたザップは、エレクトロファンクのサブジャンルで重要な役割を果たしました。

特徴的なトークボックスの使用により、デビューアルバム『Zapp』からの『More Bounce to the Ounce』で大きな成功を収めました。

1980年代初頭には、ファンク音楽シーンでの地位を確立。

ロジャー・トラウトマンさんは、ソロ活動でも輝かしい成果を上げ、『I Want to Be Your Man』などのヒット曲を生み出しました。

さらに、1990年代にはZappの音楽がヒップホップシーンで頻繁にサンプルされ、2Pacの『California Love』に参加するなど、多大な影響を与えました。

ファンキーなビートが好きな方や、エレクトロファンクの深みを知りたい方におすすめです。

The Cisco kidWar

1969年に結成されたアメリカ・カリフォルニア州出身のウォーは、ファンク、ロック、ソウル、ラテンの融合で独自の音楽スタイルを築きました。

1973年にビルボードのベストセラーアルバムに輝いた『The World Is a Ghetto』やヒット曲『Spill the Wine』など、数々の代表作を生み出しました。

70年代のプログレッシブ・ソウルを牽引し、エリック・バードンさんとのコラボレーションなど、試行錯誤の中で音楽的実験を続けてきました。

ロニー・ジョーダンさんを中心とした活動は現在も続いており、ファンクやソウル、ラテンミュージックなど奥深い音楽性は若い音楽ファンをも魅了することでしょう。