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ソウルミュージックの偉大なシンガー・アーティストまとめ

ソウルミュージックはアメリカが生んだ素晴らしき音楽ジャンルであり、ブルースやゴスペルから発展したポピュラー音楽として音楽史に残るシンガーやアーティスト、そして多くの大ヒット曲が誕生しました。

90年代以降はネオソウルといったジャンルも登場し、ソウルミュージックの影響は20年代の現在も脈々と受け継がれているのですね。

そんなソウルミュージックに興味を持ったという特に初心者の方に向けて、代表的なシンガーやアーティストたちをまとめて紹介しています。

偉大な歌い手の「ソウル」を体験したい皆さま、ぜひチェックしてみてください!

ソウルミュージックの偉大なシンガー・アーティストまとめ(1〜10)

It’s A Man’s Man’s Man’s WorldJames Brown

James Brown – It’s A Man’s Man’s Man’s World
It's A Man's Man's Man's WorldJames Brown

「ソウルのゴッドファーザー」と呼ばれ、20世紀のポピュラー音楽に計り知れない影響を与えたジェームス・ブラウンさん。

アメリカはサウスカロライナ州で生まれたブラウンさんは、貧困の中でゴスペル音楽に触れながら育ち、1956年に初シングル『Please, Please, Please』でデビューを果たしました。

代表曲『Papa’s Got a Brand New Bag』や『I Got You (I Feel Good)』などのヒットで一躍スターとなり、ソウルやファンクのみならず、現代の音楽シーンにも多大なる影響を残しています。

破天荒な人生は映画化もされた伝説的アーティスト、ジェームス・ブラウンさんの音楽は一度聴いたら忘れられない衝撃と興奮に溢れています。

Hit the road Jack!Ray Charles

ソウルミュージックを語る上で外してはいけない伝説的なアーティスト、レイ・チャールズさん。

盲目でありながらも、ブルースやゴスペル、ジャズなどの要素を融合させた独自のスタイルで多くのヒット曲を生み出し、1950年代にデビューしてから半世紀以上にわたって音楽シーンに君臨し続けました。

1960年に発表された名曲『Georgia on My Mind』は全米チャートの1位を獲得するなど、数々の名曲の中でも特に知名度が高い一曲と言えるでしょう。

18回のグラミー賞受賞をはじめ、生前には様々な賞を受賞しており、2004年に亡くなった後もその功績が称えられ、「ショービジネスにおける唯一の真の天才」とまで評されたレイさん。

ソウルミュージックの入門としてはもちろん、音楽を愛する全ての人々にこそ、是非とも聴いていただきたいアーティストです。

Sweet LoveAnita Baker

80年代を代表するR&Bシンガーの1人であるアニタ・ベイカーさん。

アメリカのオハイオ州トレド出身で、ゴスペルやジャズ、ポップスの影響を受けた独自の音楽性を武器に、数々のヒット曲を生み出してきました。

音楽活動を本格的にスタートさせたのは1983年のデビュー・アルバム『The Songstress』からですが、ブレイクのきっかけとなったのは1986年の2ndアルバム『Rapture』でしょう。

『Sweet Love』や『Caught Up in the Rapture』などの大ヒット曲を収録したこの名盤は、全米でトップ10入りを果たし、グラミー賞も2部門で受賞。

上質なサウンドと洗練されたアニタさんの歌声は、大人のリスナーから圧倒的な支持を集めました。

その後も『Giving You the Best That I Got』など、80年代の音楽シーンに欠かせない名曲の数々をリリース。

これからR&Bを聴いてみたいという方にこそ、ぜひ彼女の作品をオススメしたいですね。

ソウルミュージックの偉大なシンガー・アーティストまとめ(11〜20)

I’d Rather Go BlindEtta James

Etta James – I’d Rather Go Blind (Live at Montreux 1975)
I'd Rather Go BlindEtta James

エタ・ジェイムズさんは1938年1月25日にアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに生を受けた、ソウルミュージックを代表する偉大なシンガーです。

ジャズやブルース、ソウル、ポップなど多岐に渡るジャンルで活躍し、5歳からボーカルのレッスンを始めた天才少女は、50年代初頭にガールズグループ「クレオレッツ」を結成して音楽キャリアをスタート。

1961年にリリースされた『At Last』は全米2位のヒットを記録する彼女の代表曲となりました。

ブルースやゴスペルなど様々な要素を吸収したエタさんは圧倒的な歌唱力と感情表現力で知られており、グラミー賞を4度受賞や17度のブルース・ミュージック・アワード、さらにはロックンロールの殿堂、ブルースの殿堂、グラミーの殿堂の三冠も達成しています。

2012年1月20日に74歳で永眠したエッタ・ジェームスさんは死後も多くの人々から愛され続け、ソウル・ミュージックを語る上で欠かせない存在となっているのです。

I Don’t Want To KnowGladys Knight

「ソウルの女帝」の異名を持つ、アメリカ出身の偉大なシンガー、グラディス・ナイトさん。

幼い頃から天性の才能を発揮し、7歳でアマチュアののど自慢大会で優勝を果たした天才シンガーなのです。

1958年、14歳の若さで親族と結成した「ザ・ピップス」の一員としてレコード・デビューを果たし、数々のヒット曲をR&Bチャートの上位にランクインさせました。

ソロとしても活動し、幅広い音楽ジャンルで才能を開花させたグラディスさん。

2021年には栄えある国家芸術勲章を受賞するなど、その功績は高く評価されています。

ソウルミュージックの歴史に輝く存在であり、ソウルを愛するすべての方に聴いてほしいアーティストですね。

Through the FireChaka Khan

Chaka Khan – Through the Fire (Official Music Video) [HD Remaster]
Through the FireChaka Khan

素晴らしきソウル・ミュージックを長きにわたり牽引し続けている伝説的シンガーのチャカ・カーンさん。

驚異の歌唱力を誇るチャカさんは、1970年代初頭からファンク・バンド「ルーファス」のボーカリストとして活動をスタートさせると、スティーヴィー・ワンダーさんが提供した『Tell Me Something Good』をヒットさせて一躍注目を集めます。

以降、ソロ転向した1978年にリリースした『Chaka』に収録された『I’m Every Woman』が大ヒットし、1984年のアルバム『I Feel for You』ではプリンスさんが提供したタイトル曲でグラミー賞を受賞。

類まれなパワフルなヴォーカルで聴く者を圧倒するチャカさんは、現在もなおファンを魅了し続けています。

Being With YouSmokey Robinson

モータウンの顔とも言える人物であるスモーキー・ロビンソンさん。

アメリカ合衆国ミシガン州デトロイトで生まれたロビンソンさんは、R&Bとソウルの伝説的な歌手、ソングライター、レコードプロデューサーとして知られています。

彼は1960年代から1970年代にかけて、ミラクルズのリードシンガーとして『Shop Around』『You’ve Really Got a Hold on Me』『The Tears of a Clown』など、数多くのヒット曲を生み出しました。

ソロアーティストとしても『Being With You』『Cruisin’』などの曲で成功を収めています。

スモーキー・ロビンソンさんは1987年にグラミー賞を受賞し、同年にロックンロールの殿堂入りを果たしました。

2002年には国家芸術勲章も受章しています。

ソウルミュージックの歴史に興味がある全ての人にオススメしたいアーティストです。