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ソウルミュージックの偉大なシンガー・アーティストまとめ

ソウルミュージックはアメリカが生んだ素晴らしき音楽ジャンルであり、ブルースやゴスペルから発展したポピュラー音楽として音楽史に残るシンガーやアーティスト、そして多くの大ヒット曲が誕生しました。

90年代以降はネオソウルといったジャンルも登場し、ソウルミュージックの影響は20年代の現在も脈々と受け継がれているのですね。

そんなソウルミュージックに興味を持ったという特に初心者の方に向けて、代表的なシンガーやアーティストたちをまとめて紹介しています。

偉大な歌い手の「ソウル」を体験したい皆さま、ぜひチェックしてみてください!

ソウルミュージックの偉大なシンガー・アーティストまとめ(1〜20)

Through the FireChaka Khan

Chaka Khan – Through the Fire (Official Music Video) [HD Remaster]
Through the FireChaka Khan

素晴らしきソウル・ミュージックを長きにわたり牽引し続けている伝説的シンガーのチャカ・カーンさん。

驚異の歌唱力を誇るチャカさんは、1970年代初頭からファンク・バンド「ルーファス」のボーカリストとして活動をスタートさせると、スティーヴィー・ワンダーさんが提供した『Tell Me Something Good』をヒットさせて一躍注目を集めます。

以降、ソロ転向した1978年にリリースした『Chaka』に収録された『I’m Every Woman』が大ヒットし、1984年のアルバム『I Feel for You』ではプリンスさんが提供したタイトル曲でグラミー賞を受賞。

類まれなパワフルなヴォーカルで聴く者を圧倒するチャカさんは、現在もなおファンを魅了し続けています。

Killing Me Softly With His SongRoberta Flack

Roberta Flack – Killing Me Softly With His Song (Official Audio)
Killing Me Softly With His SongRoberta Flack

1937年生まれ、ノースカロライナ州ブラックマウンテン出身のシンガー、ロバータ・フラックさん。

幼少期から音楽に囲まれて育ち、9歳でピアノを始め、コンサートピアニストを目指して音楽教育を学びました。

1969年のデビュー以来、ソウルミュージックを中心に活躍し、1972年のヒット曲『The First Time Ever I Saw Your Face』は映画「プレイ・ミスティ・フォー・ミー」の主題歌に抜擢。

1973年の『Killing Me Softly with His Song』は全米1位、グラミー賞最優秀レコード賞など2冠に輝きました。

「クイーン・オブ・ソウル」と称えられるアレサ・フランクリンさんやドニー・ハサウェイさんとのデュエットでも知られ、卓越した歌唱力とピアノ、クラシック音楽の素養を活かした洗練されたR&Bサウンドはジャンルを超えて愛され続けています。

音楽の神髄を感じたい全ての人に。

Being With YouSmokey Robinson

モータウンの顔とも言える人物であるスモーキー・ロビンソンさん。

アメリカ合衆国ミシガン州デトロイトで生まれたロビンソンさんは、R&Bとソウルの伝説的な歌手、ソングライター、レコードプロデューサーとして知られています。

彼は1960年代から1970年代にかけて、ミラクルズのリードシンガーとして『Shop Around』『You’ve Really Got a Hold on Me』『The Tears of a Clown』など、数多くのヒット曲を生み出しました。

ソロアーティストとしても『Being With You』『Cruisin’』などの曲で成功を収めています。

スモーキー・ロビンソンさんは1987年にグラミー賞を受賞し、同年にロックンロールの殿堂入りを果たしました。

2002年には国家芸術勲章も受章しています。

ソウルミュージックの歴史に興味がある全ての人にオススメしたいアーティストです。

I Can’t Stand the RainAnn Peebles

Ann Peebles – I Can’t Stand the Rain (Official Audio)
I Can't Stand the RainAnn Peebles

美しいソウルミュージックの歴史に輝く名曲が、アメリカ出身のアン・ピーブルズさんから生まれました。

1973年7月にリリースされたメンフィス・ソウルの傑作は、雨音をモチーフにした独創的なイントロから始まります。

エレクトリック・ティンバレスが奏でる雫のリズムと、力強くも繊細なボーカルが織りなすメロディは、聴く人の心に深く染み入ります。

のちにミッシー・エリオットさんやティナ・ターナーさんなど、数々のアーティストによってカバーされ、世界中で愛され続けている本作。

ジョン・レノンさんからも絶賛された珠玉のバラードは、切ない恋心を雨に重ねて表現した永遠の名作です。

雨の日のドライブや、物思いにふける静かな夜に、ぜひ耳を傾けてみてください。

Freddie’s DeadCurtis Mayfield

Freddie’s Dead (Theme From ‘Superfly’)
Freddie's DeadCurtis Mayfield

都会の貧困や麻薬問題をリアルに描いた1972年のブラックムービー『Super Fly』から生まれた衝撃作。

アメリカのカーティス・メイフィールドさんが世に放った警鐘の歌は、ビルボードホット100で4位、R&Bチャートで2位を獲得する大ヒットとなりました。

ゴスペルやブルースをルーツに持つメイフィールドさんは、ワウワウギターとファルセットボイスを巧みに操り、ストリングスとホーンセクションによる壮大なアレンジで都市の闇を表現。

映画のサウンドトラックとしてインストゥルメンタル版が使用された本作は、映画の主要キャラクターの運命を通じて、社会の歪みと向き合う勇気を私たちに問いかけています。

都市生活の現実を見つめ直したい時、心に深く響く一曲です。