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ソウルミュージックの偉大なシンガー・アーティストまとめ

ソウルミュージックはアメリカが生んだ素晴らしき音楽ジャンルであり、ブルースやゴスペルから発展したポピュラー音楽として音楽史に残るシンガーやアーティスト、そして多くの大ヒット曲が誕生しました。

90年代以降はネオソウルといったジャンルも登場し、ソウルミュージックの影響は20年代の現在も脈々と受け継がれているのですね。

そんなソウルミュージックに興味を持ったという特に初心者の方に向けて、代表的なシンガーやアーティストたちをまとめて紹介しています。

偉大な歌い手の「ソウル」を体験したい皆さま、ぜひチェックしてみてください!

ソウルミュージックの偉大なシンガー・アーティストまとめ(1〜20)

I’d Rather Go BlindEtta James

Etta James – I’d Rather Go Blind (Live at Montreux 1975)
I'd Rather Go BlindEtta James

エタ・ジェイムズさんは1938年1月25日にアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに生を受けた、ソウルミュージックを代表する偉大なシンガーです。

ジャズやブルース、ソウル、ポップなど多岐に渡るジャンルで活躍し、5歳からボーカルのレッスンを始めた天才少女は、50年代初頭にガールズグループ「クレオレッツ」を結成して音楽キャリアをスタート。

1961年にリリースされた『At Last』は全米2位のヒットを記録する彼女の代表曲となりました。

ブルースやゴスペルなど様々な要素を吸収したエタさんは圧倒的な歌唱力と感情表現力で知られており、グラミー賞を4度受賞や17度のブルース・ミュージック・アワード、さらにはロックンロールの殿堂、ブルースの殿堂、グラミーの殿堂の三冠も達成しています。

2012年1月20日に74歳で永眠したエッタ・ジェームスさんは死後も多くの人々から愛され続け、ソウル・ミュージックを語る上で欠かせない存在となっているのです。

Hit the road Jack!Ray Charles

ソウルミュージックを語る上で外してはいけない伝説的なアーティスト、レイ・チャールズさん。

盲目でありながらも、ブルースやゴスペル、ジャズなどの要素を融合させた独自のスタイルで多くのヒット曲を生み出し、1950年代にデビューしてから半世紀以上にわたって音楽シーンに君臨し続けました。

1960年に発表された名曲『Georgia on My Mind』は全米チャートの1位を獲得するなど、数々の名曲の中でも特に知名度が高い一曲と言えるでしょう。

18回のグラミー賞受賞をはじめ、生前には様々な賞を受賞しており、2004年に亡くなった後もその功績が称えられ、「ショービジネスにおける唯一の真の天才」とまで評されたレイさん。

ソウルミュージックの入門としてはもちろん、音楽を愛する全ての人々にこそ、是非とも聴いていただきたいアーティストです。

If You Want Me To StaySly & The Family Stone

Sly & The Family Stone – If You Want Me To Stay (Audio)
If You Want Me To StaySly & The Family Stone

ベースとドラムの心地よいグルーヴ、そしてダルさを感じさせる独特なボーカルが魅力的なソウル・ナンバーです。

アメリカのスライ&ザ・ファミリー・ストーンは、1973年6月に本作をシングルカットし、アルバム『Fresh』に収録しました。

人種や性別の壁を越えたメンバー構成で、ファンクやソウル音楽の発展に大きく貢献したバンドです。

瞑想的でありながらライブ感あふれるサウンドは、後のミュージシャンたちにも大きな影響を与えました。

1987年公開の映画『Made in Heaven』、2007年の『Talk to Me』でも使用され、多くのファンを魅了し続けています。

寛いだ雰囲気の中でゆったりと音楽を楽しみたい時にぴったりな一曲となっています。

Stone RollinRaphael Saadiq

Raphael Saadiq – Stone Rollin’ (Video Version)
Stone RollinRaphael Saadiq

アメリカを代表するソウルシンガー、ラファエル・サディークさんが贈る、真摯な魂の叫びが聴き手の心を鷲掴みにします。

本作は、1960年代のクラシックなソウルサウンドを現代的な解釈で蘇らせたアルバム『Stone Rollin’』に収録された渾身のタイトル曲。

2011年3月にコロムビア・レコードからのリリースとなりました。

ブルースやファンクの要素も加味した力強いリズムと、グルーヴィなベースライン、ヴィンテージキーボードのメロトロンが織りなす重厚なサウンドは圧巻です。

ロサンゼルスの自身のスタジオで1年かけて丁寧に作り込まれた本作は、ソウルミュージックを愛するすべての方にお勧めしたい一曲。

音楽の深い味わいを求める方の心を必ずや満たしてくれることでしょう。

Keep on TruckinEddie Kendricks

アメリカを代表するソウルシンガーのエディ・ケンドリックスさんが1973年8月に放つソロデビュー作は、グルーヴィーなリズムとクラビネットの魅惑的なサウンドが融合した名曲です。

モータウンの伝説的グループ、ザ・テンプテーションズの元メンバーが生み出した本作は、ダンスフロアを意識したディスコ・チューンとなっており、ビルボードのポップ・チャートとR&Bシングル・チャートの両方で第1位を獲得しました。

軽快なビートと滑らかなメロディーは、多くの映画やテレビ番組のサウンドトラックにも採用され、ディスコミュージックの先駆けとなった歴史的な1曲です。

パーティーやドライブなど、アップテンポな音楽で盛り上がりたい時におすすめの楽曲になっています。