夜空にキラキラと輝く星にはどんな意味があるのか、考えだすと気になる方も多いかと思います。
この記事では、星にまつわる雑学や豆知識を紹介していきますね。
星の大きさやかたち、輝きはそれぞれ違っているので、夜空を見上げながら星の名前を探し当てるのも楽しみの一つです。
星座や恒星、惑星などの知識が深まるとともに、まだまだ知られていない宇宙の神秘を考えるきっかけにもなります。
宇宙の歴史や星に興味のある方はぜひ最後までご覧になってくださいね。
夜空に輝く星の雑学&豆知識まとめ【一般向け】(1〜5)
夜空に輝く星は残りの寿命で明るさが変わる

星にはよく見るといろいろな色があることがわかります。
青白いものから、白、黄色、オレンジ、赤などです。
この色が星の寿命と関係していることを知っていましたか。
青白い星はまだ生まれたばかりの赤ちゃん星です。
星の大きさなどによって寿命はさまざまなのですが、だいたい200万年から2000億年といわれています。
その時間をかけてだんだん膨らみ、表面温度を下げながら赤くなっていきます。
そう思って星を眺めると興味深いものがありますね。
宇宙にはダイヤモンドでできた星がある

地球から近い、といっても40光年離れたかに座に、ダイヤモンドでできた星があることを知っていますか。
そう考えるとすぐにでも取りに行きたい、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この星は表面が約2150度の高温の鉛でおおわれており、その下にダイヤモンドの層が存在するといわれています。
ちょっと熱すぎて近づけそうもありませんね。
そう考えてみると、同じような惑星に見えても中身が地球とはずいぶん違う星があるとわかり、興味をそそられますよね。
星は生まれたときの重さで寿命が決まる

星は大きさによって寿命が決まるそうです。
太陽と同じくらいの大きさの星は太陽と中心の温度や燃料を使う量などが似ていて、100億年程度になるそうです。
また、重い星は燃料がたくさん消費されるため、輝きが増す代わりに燃料は速く燃え尽きて寿命が短くなるそうです。
大きい星は車で例えるとエンジンの大きい大型車といったところでしょうか。
また、星の重さによって星の最後の形態はかわるそうなので、それも興味深いですよね。
星座の数は全部で88個ある

夜空に光る星をつなげて形にした星座。
誕生した月にある12星座を、知っている方も多いのではないでしょうか。
広い空にある星座の数は、全部で88個と決まっているそうですよ。
星座というとギリシャ神話が有名ですが、神話よりも前に星座はあったそうです。
48個の星座がかつては決められていましたが、望遠鏡の発明や南の空の星座も含めるようになり、100以上の星座ができました。
天文学者が勝手に決めた個人的な星座もあったそうです。
1928年に国際天文学連合が全天の星座を88個にし、88の区画も分けました。
区画は、星座は夜空の星の住所として使えますよ。
流れ星の正体は宇宙のチリである

流れ星というと、星が落ちてくるのでは、と思っている人も多いかもしれません。
しかし流れ星の正体は宇宙空間に漂っているチリのようなものです。
大きさは大きいものでも数センチしかないそうです。
それが地球の大気とぶつかると大気が光を放つという仕組みになっています。
よく言われる〇〇座流星群、などは太陽の周りをまわる彗星がこぼしたチリの帯の中を地球が通ることによってたくさんのチリにぶつかりおきるのです。
そう思ってみるとロマンチックな気持ちが減ってしまうかもしれませんね。