文化祭の劇で盛り上がる!童話・絵本パロディのアイデア集
文化祭の劇を演じるなら、あえて定番の童話や絵本を独創的なパロディで仕上げてみませんか?
みんなが知っている物語だからこそ、意外な演出やユニークなアレンジが観客の心を引きつけ、笑いと感動を生み出します。
『走れメロス』からジブリ作品、ディズニーミュージカルまで、身近な物語をベースにアイデアがいっぱいの舞台を創り上げる方法をご紹介します。
演劇経験の有無に関係なく、クラスみんなで楽しめる企画を作り上げてくださいね!
童話・絵本 パロディ演劇
3匹のこぶた

誰もが幼少期に読んだことのある話ではないでしょうか。
小さい子供がよくおゆうぎ会でやっているイメージがあるかもしれませんが、高校生や大学生ならではのアレンジを加えて、パロディにするのもいいと思います!
登場人物が少ないのですが、その分道具に時間や人を使えるかもしれませんよ。
11匹のネコ

絵本作家や漫画家としてさまざまな作品を手がけた馬場のぼるによる作品『11ぴきのねこ』。
絵本のシリーズ化やアニメ化、人形劇などさまざまな形で表現され、子供たちを中心に人気の作品となりました。
『11ぴきのねこ』ということで登場キャラクターは多く、団結力は必須!
クラスの絆を深める意味でももってこいの作品です。
絵本のシリーズはさまざまあるので、好きな作品を選んでやってみましょう!
衣装などもネコやその他さまざまな動物の雰囲気に合わせて作ると、より世界観を楽しめますよ!
クラスの団結力を高めて、文化祭や学園祭で良い思い出を作りましょう。
えんとつ町のプペル

お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣さんによって手がけられた絵本『えんとつ町のプペル』。
2020年にアニメ映画化されたことでも話題を集めました。
ハロウィンの街を舞台に、煙突掃除屋のルビッチとゴミ人間によるキラキラとしたファンタジーストーリーが展開されます。
子供たちにも人気の作品なので、中高生だけでなく小学生以下の方にもオススメの題材です。
ハロウィンが舞台なので、衣装も色とりどり楽しいものを用意してみましょう!
アニメ映画のエンディングにも起用された作品と同タイトルの『えんとつ町のプペル』という曲は、舞台公演の際にも起用されているので、ミュージカルふうにしたい場合はこの曲を使ってみるのもオススメです!
おおきなかぶ

みなさんが一度は目にしたことがある絵本と言えば『おおきなかぶ』ではないでしょうか。
ストーリーがなんとなく浮かぶと思います。
その物語を演劇でやってみるのはいかがでしょうか。
親しみやすいストーリーなのでみんなもスッと受け入れやすいと思います。
自分たちで役を演じるのもいいですし、人形劇や紙芝居にしてもおもしろいと思います。
また小学校、中学校、高校など年齢に合わせてやりやすいやり方で劇をつくってみてください。
くじらぐも

石川文子さん作の絵本『くじらぐも』は、空に浮かぶくじらのような形をした大きな雲と小学生の子供たちとの物語。
体育の授業中に見つけたくじらの形をした雲が、子供たちを自分の体に乗せて空を飛ぶ様子が描かれています。
夢いっぱいの物語なので、劇を見ている人はもちろん、演じる子供たちも楽しく劇に取り組めるでしょう。
くじらの雲は、絵を描いて用意しておき、ステージの後方や上の方に背景として配置したり、横断幕のような形にして自由に動かせるようにするのもオススメです。
授業中のお話なので、体操服など身の回りにあるものが衣装や小道具に使えますよ!