文化祭の劇で盛り上がる!童話・絵本パロディのアイデア集
文化祭の劇を演じるなら、あえて定番の童話や絵本を独創的なパロディで仕上げてみませんか?
みんなが知っている物語だからこそ、意外な演出やユニークなアレンジが観客の心を引きつけ、笑いと感動を生み出します。
『走れメロス』からジブリ作品、ディズニーミュージカルまで、身近な物語をベースにアイデアがいっぱいの舞台を創り上げる方法をご紹介します。
演劇経験の有無に関係なく、クラスみんなで楽しめる企画を作り上げてくださいね!
童話・絵本 パロディ演劇
にゃーご

宮西達也さん作の3匹のねずみと1匹の猫の物語を描いた絵本『にゃーご』。
猫は怖い存在だから気をつけなければいけないよ、という忠告を無視した3匹のねずみが1匹の怖い猫と出合うお話です。
猫は本当はねずみを食べるつもりだったのに、猫の怖さをあまりわかっていなかったねずみのペースにずるずる引きずられていきます。
コミカルでわかりやすいお話なので、劇としても取り組みやすい内容ですよ。
ねずみと猫の耳をつけて、元気いっぱいにやってみましょう!
よしもと新喜劇〜茂志郎の気まぐれロマンティック〜

関西を中心として知名度が高いよしもと新喜劇のパロディで、楽しい空間を作り上げましょう。
新喜劇には王道ともいえるストーリーがいくつか存在しているので、それを参考にすれば脚本も作りやすいかと思います。
よしもと新喜劇は個性的な登場人物たちが繰り広げる、ギャグの応酬という流れが何よりも重要なので、この部分にはこだわりたいですよね。
シナリオによって、特に目立つキャラクターがいるところも印象的なので、キャラクターを決めてから脚本を作ってみてもよさそうです。
ヒーローショー

いくつになっても憧れてしまうヒーローに、文化祭や学園祭の舞台を使って変身してみませんか!
ゴレンジャーや仮面ライダー、プリキュアなど子供たちが大好きなヒーローはたくさんいます。
そんな既存のヒーローを使ったショーはもちろん、オリジナルのヒーローを作り出してショーを繰り広げるのもオススメ!
衣装は手作りしたり、購入も簡単にできるので小さい頃からの憧れのヒーローに変身してみましょう!
中高生はもちろん、小学生以下の子供たちが小さなヒーローになってショーを展開するのもおもしろいかもしれません。
文化祭や学園祭の平和はあなたが守りましょう!
三太郎 -新しい恋、はじまるっ-

auのCMである「三太郎」シリーズは、桃太郎と金太郎と浦島太郎をはじめとした、昔話のキャラクターたちの日常を描いたような内容です。
auの新商品に絡めた内容ではありますが、徐々に登場人物が増えていく、しっかりとしたストーリーが魅力のひとつですね。
主人公である三太郎は、物語の起点ということもありますので、人物が伝わるように衣装にこだわるのがオススメです。
原作の短いCMを組み合わせつつ、その間をつないでいくような形の脚本がわかりやすいそうですね。
浦島太郎

AUのCMなどにより、再び脚光を浴びている昔話。
その中で代表的なものの一つが『浦島太郎』ではないでしょうか!
亀を助けた浦島太郎が亀につれられ竜宮城で楽しい時を過ごし、元の世界に戻ると、時は過ぎ去っていて知っている人が誰もおらず、禁止されていた玉手箱を開けるとおじいさんになってしまうというみんなが知っている筋書きです。
しかし、ファンタジーと教訓が混ざり合ったような劇はいつ観ても楽しいですね。
おわりに
文化祭の演劇は、おなじみの童話からミュージカルまで幅広い選択肢があります。
一番大切なのは作品への思いを観客に届けること。
既存の作品に独自のアレンジを加えたり、パロディで笑いを織り交ぜたりすることで、あなただけの特別な舞台が生まれます。
演者と観客が一体となって創り上げる、かけがえのない思い出の一ページにしてくださいね。