伝説の俳優・高倉健が遺した珠玉の名言|魂を揺さぶる生き様
日本を代表する名優といて誰もが知る高倉健さん。
そのたたずまいと、寡黙ながらも芯の通った生き方は、多くの人々の心に深い感銘を与えてきました。
映画やドラマの中だけでなく、実生活でも端正な人生哲学を持ち続けた高倉さんは、数々の心に響く言葉を残しています。
今回は、そんな高倉健さんが遺した珠玉の名言をご紹介します。
その言葉の一つ一つに人生を真摯に生きる覚悟と深い洞察が宿っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
伝説の俳優・高倉健が遺した珠玉の名言|魂を揺さぶる生き様(6〜10)
人生っていうのは、人と人の出会い。高倉健

「人生っていうのは、人と人の出会い」という名言は、「一生の間にどんな人と出会えるかで人生は決まるんじゃないですか」と続きます。
確かに、親や先生、友人も含めると人は人から影響を受けて成長しますし、仕事で嫌な上司や先輩がいることで我慢するのか辞めるのかも、他人からの影響によって人生が分岐しますよね。
だからこそ、人との絆やつながりが重要であることを教えてくれているメッセージなのではないでしょうか。
何が大切なのか分からなくなった時に思い出してほしい名言です。
人間にとっていちばん寂しいのは何を見ても、何を食べても、何の感動もしないこと。高倉健

「人間にとっていちばん寂しいのは何を見ても、何を食べても、何の感動もしないこと」という名言は、「感動しなくなったら人間おしまい こんな淋しいことはない」と続きます。
人は出会うものに感動することで気持ちを新たにしていけるものです。
しかし、何にも心が動かない状態というのは、心に余裕も気力もないということなのではないでしょうか。
いつになっても感動する気持ちを持つ大切さや重要性を教えてくれる、生きていく上で胸に刻んでおきたい名言です。
伸びない奴はしごかない高倉健

部下や後輩を持ったことがある方ならば共感してしまうであろう名言「伸びない奴はしごかない」。
相手と真摯に向き合っているからこそ、本人から覇気を感じなかったり努力が見えなかったりするのであれば、必要以上に干渉したくありませんよね。
その逆で、期待しているからこそ、光るものを感じるからこそ鍛え上げたいという気持ちは、指導する立場であれば自ずと沸き立つのではないでしょうか。
ただし、期待し過ぎて厳しさが度を超えてしまっては元も子もないので、加減には気を付けましょう。
人生で大事なものはたったひとつ。心です高倉健

読んで字のごとく、生きていく上で重要な事を教えてくれる名言「人生で大事なものはたったひとつ 心です」。
どんなに良い仕事をしていても、どんなにお金を持っていても、どんなに人間関係に恵まれていても、そこに心がなければ意味がない、と気付かせてくれますよね。
同時に、心さえあれば人生は豊かになることを説いてくれている言葉なのではないでしょうか。
目に見えるものだけでなく、目に見えないものこそ大切にしたいと思わせてくれる名言です。
何をやったかではなく、何のためにそれをやったかである。高倉健

手段が目的になってしまう危険性を含んだ名言「何をやったかではなく、何のためにそれをやったかである」。
例えば禁酒や禁煙をすると決めた時、禁酒禁煙は手段であり、禁酒禁煙によって健康になることが目的ですよね。
しかし、禁酒禁煙することが目的になってしまうと、その先に何も見出せなくなり、つらくなってやめてしまいます。
何かを始めようとする時、何のための行動なのかを自覚しておくことが重要なのだと気付かせてくれる名言です。