2013年に公開されたジブリ映画「風立ちぬ」。
当時を知っている人なら、監督宮崎駿がこれを最後に引退、というニュースが世間を騒がせたこと、覚えてらっしゃるのではないでしょうか。
飛行機作りに没頭する主人公、堀越二郎。
そして病気と闘うヒロイン、里見菜穂子。
2人の関係性、物語自体、時代背景ふくめて、全てが心に染み込んでくるような作品です。
観終わったあと泣き崩れてしまったという方も多いでしょう。
この記事ではそんな「風立ちぬ」で使用された名曲の数々をまとめてあります。
どれもこれも心揺さぶられるものばかりです。
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もくじ
- 風立ちぬの歌。主題歌・挿入歌
- 旅路(夢中飛行)久石譲
- ひこうき雲荒井由実
- 唯一度だけウェルナー・リヒャルト・ハイマン
- ユンカース久石譲
- 旅路(イタリアの風)久石譲
- 菜穂子(運命)久石譲
- 隼久石譲
- 菜穂子(めぐりあい)久石譲
- 風起久石譲
- カストルプ(魔の山)久石譲
- 八試特偵久石譲
- 避難久石譲
- ときめき久石譲
- カストルプ(別れ)久石譲
- カプローニ(幻の巨大機)久石譲
- 恩人久石譲
- 旅路(カプローニの引退)久石譲
- 旅路(初出社)久石譲
- 旅路(決意)久石譲
- 旅路(結婚)久石譲
- 旅路(軽井沢の出会い)久石譲
- 紙飛行機久石譲
- 菜穂子(プロポーズ)久石譲
- 菜穂子(会いたくて)久石譲
- 風久石譲
- カプローニ(設計家の夢)久石譲
- 旅路(別れ)久石譲
- 旅路(夢の王国)久石譲
- 旅路(妹)久石譲
- 流れ星久石譲
- 菜穂子(眼差し)久石譲
- 菜穂子(出会い)久石譲
- 菜穂子(虹)久石譲
- 隼班久石譲
風立ちぬの歌。主題歌・挿入歌(1〜20)
旅路(夢中飛行)久石譲

人の夢を追い求める強さと、それに立ち向かうことでついていく心の傷。
それでもなお立ち向かおうとする人の強さや脆さを思わせる曲です。
まるでプロペラが手動で回っているかのようなどことなくアナログ感のあふれるアレンジが、「風立ちぬ」の時代背景をより強調させます。
ひこうき雲荒井由実

「風立ちぬ」主題歌。
映画製作段階で主題歌はこの曲と決めていただけあって、世界観、雰囲気は文句の言いようのないマッチ具合!
この映画はファンのあいだでいろいろと物議を醸しましたが、個人的には「紅の豚」が子供でも楽しめる要素を入れていたのに対して、「風立ちぬ」は「男のロマン」を追求した映画だと感じます。
宮崎駿の男、人生の哲学はこの作品を見れば伝わってきます。
唯一度だけウェルナー・リヒャルト・ハイマン

1931年に公開されたドイツの映画「会議は踊る」主題歌としても知られる楽曲です。
劇中では、ホテルに集まっている人たちが突然歌い出すという楽しげなシーンで使われています。
作者であるヴェルナー・リヒャルト・ハイマンはドイツ出身の有名な作曲家です。
ユンカース久石譲

こちらは映画「風立ちぬ」の劇中で使用された「ユンカース」という楽曲です。
物語に登場するドイツの飛行機製造会社「ユンカース社」からタイトルがつけられました。
戦争の背景には航空会社たちの情熱がありました。
ドイツの誇り高さやきぜんとした態度がこの楽曲からよく感じられます。
また、戦争によって揺らぐ国同士の関係もうかがえる1曲ですね。
旅路(イタリアの風)久石譲

みなさんは、恩人と呼んでいる人がいますか?
恩人には感謝してもしきれないですよね。
そんな恩人をテーマにしているのがこちらのサウンドトラック。
尊敬が感じられるゆっくりとした落ち着いたテンポと、オルガンのまったりとした音色が、どこか恩人に対する敬いの気持ちを感じます。
尊厳と温かさにあふれたオススメ曲です。
菜穂子(運命)久石譲

こちらは映画「風立ちぬ」の劇中で使用された「菜穂子(運命)」という楽曲です。
透き通ったピアノの音色が聴く人を切ない気持ちにさせます。
主人公の堀越二郎の婚約者となる菜穂子ですが、彼女は、当時は不治の病といわれた結核にかかっていました。
それにもかかわらずたくましく生きる彼女のはかなさと美しさが伝わる楽曲ですね。