「君の名は」の主題歌・挿入歌
新海誠監督による2016年公開の映画「君の名は」。
映画のストーリーはもちろんですが、この作品は物語を引き立てる上で音楽が欠かせないということでも大変話題になりましたよね!
ご存じのように、作品の中で流れる劇伴22曲と主題歌4曲のすべてをRADWIMPSが担当しました。
この記事では、それぞれの曲が作品のどのシーンで使われたのかにも触れながら紹介していきますね!
映画のストーリーをすぐにでも思い出せそうな楽曲の数々をお楽しみください。
「君の名は」の主題歌・挿入歌(1〜10)
かたわれ時RADWIMPS

「かたわれ時」、この映画の中でもせつなく響く言葉でしたよね。
瀧は2人が2人を忘れないように、手に名前を書いておこうと三葉に話す。
瀧が書き終わり、三葉が瀧の手に文字を書こうとした時、ペンは地面に落ちた。
大丈夫、名前はおぼえている……このシーンは本当のお互いを知るシーンです。
どうしようもなくせつない気持ちがピアノの音色で表現されていましたね。
スパークル (movie ver.)RADWIMPS

この曲が流れるこのシーンは観ているたくさんの人が両手を合わせ願ったことでしょう。
「お願い!名前を思い出して」と。
劇中一番に状況があらわになて行く時です。
三葉はテッシーやさやちんと協力して避難を進める中、すい星が割れていきます。
幻想的な映像が強く心に残り、美しい映像とともにせつない気持ちが沸き上がるの中でのこの曲は本当に壮大でした。
夢灯籠RADWIMPS

オープニングの電車のシーンで流れたこの曲、ボーカルの野田洋次郎の優しく胸に染みてくる声を聴いて、これからどんな物語が始まっていくのかと期待でいっぱいになりましたよね。
一度、映画を観た方は歌詞の内容とストーリーがリンクして、このオープニングで涙が出てしまうのではないでしょうか。
映像もこの楽曲も最高のオープニングを飾っています。
消えた町RADWIMPS

この曲もストーリーの重要な展開で使われましたよね。
最後の手がかりをつかんだ瀧は期待と不安を胸に、糸守へ向かう。
そして3年前にすい星が落ちたという事実を目の当たりにし、入れ替わっていた三つ葉との記憶を疑い、信じられない気持ちや今までの自分の時間を考えている瀧の様子が見られます。
あの場所の信じられない光景と、せつない瞬間がこの曲であらわになりました。
三葉のテーマRADWIMPS

三つ葉が慣れない東京で、瀧を探し回り諦めて駅のホームで腰を下ろしたとき電車の中の瀧を見つける。
もちろん彼女の事は知らない様子。
けれども瀧は名前を聞き、三葉は組紐を渡す。
こんなせつないシーンで流れていたこの曲。
彼女の心情が痛いほど伝わるピアノの音色に涙があふれてきましたよね。
『三つ葉のテーマ』という題名にその思いがたくさんつまっています。
前前前世 (movie ver.)RADWIMPS

『君の名は』と言ったらもうこの曲が頭の中をかけめぐりますよね。
予告動画でも流れていたので、公開前からドキドキしたものです。
劇中では瀧と三つ葉が入れ替わったシーンで流れます!
「夢の中で入れ替わってる!」の名台詞と同時に流れるこのサウンドが物語の疾走感と期待でワクワクに拍車をかけました。
RADWIMPSはやはり天才だ!と再確認した楽曲でもありますね。
見えないふたりRADWIMPS

お互いの思いとはうらはらに、こんなに大切な時にお互いが見えない。
瀧が御神体の近くで三葉の名前を呼ぶ。
三葉も瀧の名前を呼ぶけれど、お互いの声が聞こえているのに姿は見えない。
あんなに楽しく日々を過ごしていた二人が触れることもできない事実がはがゆく、悲しく、この先、どうなるのだろうと観ている人もつらくなったシーンです。
幻想的な音色が印象的でしたね。