「君の名は」の主題歌・挿入歌
新海誠監督による2016年公開の映画「君の名は」。
映画のストーリーはもちろんですが、この作品は物語を引き立てる上で音楽が欠かせないということでも大変話題になりましたよね!
ご存じのように、作品の中で流れる劇伴22曲と主題歌4曲のすべてをRADWIMPSが担当しました。
この記事では、それぞれの曲が作品のどのシーンで使われたのかにも触れながら紹介していきますね!
映画のストーリーをすぐにでも思い出せそうな楽曲の数々をお楽しみください。
「君の名は」の主題歌・挿入歌(11〜20)
町長説得RADWIMPS

瀧が三葉の父親を説得しに行くシーン。
もう見た目は三葉ですが、もう中身は三葉を心配しこの村を思う三葉と一心同体になった瀧ですね。
「お前は誰だ」と言った町長であって三葉の父親の言葉からも伝わります。
このシーンの曲は静かにせつなく流れるサウンドですが、三葉と入れ替わっている中で、瀧自身が自分の気持ちを前面に出していますね。
秋祭りRADWIMPS

三葉の心情が伝わるせつない曲です。
自分からセッティングした瀧と奥寺先輩のデート。
けれども、なぜか涙を流してしまった三葉。
その理由もわからずに髪をバッサリ切ってしまいます。
このシーンは三葉のかわいい感情と、これから起こる人生の前兆を感じさせます。
そして翌日の夜に秋祭りに出かけて、彗星が落ちてきます。
静かなピアノの音がだんだんと広がっていき美しく消えていく……。
不思議なサウンドが胸にひびきます。
はじめての、東京RADWIMPS

瀧に入れ替わり三葉がずっと憧れてた東京でさまざまな体験をしますが、そのときの高揚感が音で表現されていますね。
大げさなぐらい都会のキレイな部分だけが全面に出されています。
どちらかというと朝の明るい日差しに近い感じです。
メロディが中途半端なところで終わる感じが、このあとのストーリーをイメージさせてくれますね。
デートRADWIMPS

少しもの悲しい雰囲気の曲。
恐らく瀧と奥寺先輩の初デートシーンで流れていたような気がします。
念願の憧れの先輩とデートするもどこか他のところが気になり、それを察した奥寺先輩との関係も少しきごちなくなります。
どこか涙が出てくるメロディ、何気ない日常で抱える不安や疑問や葛藤を音で表現されているように感じます。
図書館RADWIMPS

瀧の戸惑う心境が伝わる曲です。
図書館で以前の彗星落下について調べ、とうとう見つけてしまった……。
一番見たくなかったものを目にし、あの町で過ごしていた時間は何だったんだろうと、事実を受け入れたくない気持ちが伝わってきます。
彼の頭の中では現実か夢かわからなくなり、どうしようもないせつなさが見ている私たちにつたわります。
暗く重たい曲がそれを表現していましたよね。
憧れカフェRADWIMPS

軽いジャズのサウンドが楽しいこの曲は、瀧と入れ替わった三葉が、学校の帰り道にカフェに寄り、瀧のアルバイト先で戸惑いながらもひっしに頑張るシーンで流れていましたよね。
もちろん糸守にはカフェなどない村なので、三葉の驚きと感動がこの曲から伝わります。
曲後半の速くなるテンポが彼女が奮闘する様子にピッタリ!
観てるこちらもドキドキしてしまう微笑ましいシーンと曲ですね。
「君の名は」の主題歌・挿入歌(21〜30)
スパークルRADWIMPS

時の流れと運命の交差点を描く楽曲です。
2016年にリリースされた映画『君の名は。』のサウンドトラックとして制作され、クライマックスシーンで使用されました。
静かなピアノから始まり、壮大なバンドサウンドへと展開する楽曲構成が特徴的です。
RADWIMPSの詩的な歌詞と映画の世界観が見事に融合し、多くの人々の心を揺さぶりました。
恋する二人の気持ちを歌った本作は、大切な人との思い出を振り返りたい時や、新たな出会いに胸を躍らせたい時にぴったりの1曲です。