【風の歌】風をテーマにした名曲。人気曲【2025】
「風」と聴いて、あなたが思い浮かべるのは、どんな風ですか?
風と言っても、さわやかな春のそよ風や、何となくさびしい気持ちになる木枯らし、何かが通り抜けていったような急な突風など、いろいろとありますよね。
この記事では、そんな「風」をテーマにしたオススメの人気曲・名曲をご紹介します。
季節を感じる風の歌はもちろん、風になりたいと憧れを歌った曲、背中を押してくれる風を待つ恋の歌など、思わず共感してしまう楽曲ばかりです。
さまざまな「風」を、ぜひ感じてください。
【風の歌】風をテーマにした名曲。人気曲【2025】(1〜10)
恋風幾田りら

恋する気持ちを風にたとえた繊細で美しい楽曲として2025年4月にリリースされた本作は、幾田りらさんが恋愛番組『今日、好きになりました。
ニュージーランド編』のために書き下ろした主題歌です。
過去の恋の傷で臆病になった心に、誰かが吹かせてくれる温かい風が勇気を与えてくれる様子が丁寧に描かれており、恋の複雑さと美しさを同時に表現した名曲ですね。
幾田りらさんにとって同番組シリーズの主題歌担当は3度目で、2019年の『ロマンスの約束』、2022年の『スパークル』に続く起用となりました。
新しい恋に一歩踏み出したい気持ちを抱えている方や、春の訪れと共に何かを始めたいと考えている方におすすめの一曲です。
風のタイムマシンにのってサザンオールスターズ

湘南の海沿いを舞台に、人生の再出発をテーマとした爽やかな風の物語が紡がれる本作。
原由子さんが歌声を担当し、桑田佳祐さんの作詞・作曲により、鎌倉や江ノ島といった具体的な地名とともに心地よい潮風が描かれています。
冬の停滞から抜け出し海街へ向かうドライブの情景は、まさに追い風に背中を押されるような前向きなエネルギーに満ちており、波音に癒される様子が美しく表現されています。
約10年ぶりとなるアルバム『THANK YOU SO MUCH』に2025年3月収録された楽曲で、全国ツアーでも披露されました。
人生の節目を迎えた時や、新たなスタートを切りたい気持ちの時にぴったりの一曲です。
海風とわがまま日向坂46

爽やかな海辺の恋模様を描いたこの楽曲は、自由奔放な女性とそんな彼女に振り回される男性の心情を繊細に表現した青春ラブソングです。
海風の変化と共に移ろう二人の関係性、男性の一方通行な想いが切なく歌われており、夏の甘酸っぱい恋愛体験を思い起こさせてくれますね。
2025年5月にアルバム『Love yourself!』に収録され、金村美玖さん、河田陽菜さん、小坂菜緒さん、富田鈴花さんの4人によるユニット曲として注目を集めています。
夏のドライブや海辺でのデートシーンにぴったりですし、恋する気持ちを思い出したい方にもおすすめの一曲ですよ!
風神Vaundy

誰かを救いたいという強い想いと、理性では静観すべきだと告げる葛藤を描いた深い人間ドラマのような楽曲です。
Vaundyさんが2024年10月にリリースしたこの作品は、TBS系金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』の主題歌として起用されており、柳楽優弥さん主演のヒューマンサスペンスドラマの世界観とも見事に合致しています。
人と人が向き合う時に生まれる摩擦や痛みを風に例えた歌詞は、単なる苦痛ではなく温もりを持った成長の証として表現されており、彼らしいジャンルレスなサウンドと裏声の美しさが際立つ仕上がりですね。
人間関係で悩んでいる時や、自分の感情と向き合いたい時にぜひ聴いてほしい一曲ですよ。
少年、風薫るあたらよ

過去と現在を繋ぐ「風」という存在を通じて、青春の喪失と成長を描いたあたらよ渾身の楽曲です。
2024年6月にリリースされた本作は、ピアノを中心としたノスタルジックなサウンドで、少年期の自分との対話を軸に成長に伴う葛藤や孤独感を繊細に表現しています。
アルバム『朝露は木漏れ日に溶けて』のリードトラックとしても収録され、Veats Shibuyaでのファイナル公演ではサプライズ披露されました。
変わりゆく街並みに心境を重ね合わせながら、過去の約束や期待を手放していく心情は、青春時代を振り返る瞬間がある方や人生の節目を迎えている方に深く響くでしょう。
薫風のように心を通り抜ける切ない感情を味わいたい時におすすめですね。
風になってfhána

2024年11月にリリースされたアルバム『The Look of Life』に収録されている楽曲で、fhánaがこれまで培ってきた透明感のあるサウンドに新たな風を吹き込んだ名曲です。
軽やかな16ビートのリズムと爽やかなメロディが印象的で、towanaさんの澄んだ歌声が心地良い風のように響きます。
歌詞では日常の小さな幸せや美しさを風に重ね合わせて描いており、生きる意味を追い求めるのではなく、夕焼けの美しさや気持ち良い風といった身近な感動を大切にするメッセージが込められています。
メンバー同士が密にコミュニケーションを取りながら制作されたこの楽曲は、疲れた心に優しい風を運んでくれるような癒しを求める方や、日々の忙しさの中でふとした瞬間の美しさを感じたい方にぴったりの一曲ですね。
風上白石萌音

透明感あふれる歌声で多くの人を魅了する上白石萌音さんが2024年11月にリリースしたアルバム『kibi』収録の楽曲は、水面を撫でる風の描写から始まり、風と共に日常を抜け出したいという願いと現実との葛藤を繊細に描いています。
陽だまりで戯れるスズメや流れるわた雲といった情景を通して、自由への憧れと希望を風に託す主人公の心情が美しく表現された名曲です。
本作は諸見里修さんが作詞作曲編曲を手がけ、上白石さんの変幻自在な歌声が風のように軽やかに響きます。
日々の小さな変化に敏感な方や、自分らしい道を歩みたいと願う方の心に深く寄り添う一曲ですね。