花を歌った名曲。花にまつわる人気曲
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」。
こちらは百人一首でも有名な小野小町の和歌ですね。
日本人は古来より花の美しさに魅了され、現在でも節目には必ず花をそえるなど、深く「花」とかかわってきました。
この記事では、そんな「花」をテーマにした数々の名曲をご紹介します。
踏まれても何度でも咲く強い花、誰もが憧れる美しい花、心に咲くやさしい花など、私たちをいつの時代も魅了し、そして寄り添ってくれる花の歌をぜひお聴きください。
花を歌った名曲。花にまつわる人気曲(1〜10)
ひまわりの約束秦基博

ドラえもんの映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌となり話題になったこの曲。
「泣きドラ」というキャッチコピーが付くほどこの映画が泣ける映画なのはこの曲もその要素の一つとなっているのではないでしょうか。
ひまわりのイメージをすてきに表現した1曲ですね。
花唄GReeeeN

GReeeeNの花をテーマにした曲の『花唄』。
GReeeeNの曲は明るく前向きにさせてくれますよね。
この曲の歌詞も、がんばる人の背中を押してくれる内容です。
踏まれても何度もでも立ち上がるアスファルトに咲く花のように、ぜひあなたの花を咲かせてください!
睡蓮花NEW!湘南乃風

夏の定番ソングとして絶大な支持を集め、仲間と盛り上がるカラオケの鉄板曲としても親しまれています。
2007年6月に彼らの6枚目のシングルとして世に出た本作は、翌年のMTV日本音楽ビデオAwardsで「最優秀レゲエ・ミュージックビデオ賞」を受賞しました。
単なる陽気なサマーチューンというだけでなく、泥の中から大輪の花を咲かせる睡蓮に、苦しみや涙を乗り越えて力強く生き抜く姿を重ね合わせた、実は奥深いメッセージが込められています。
熱いサウンドに乗せて放たれる生命賛歌を聴けば、どんな逆境にも負けない勇気が湧いてくるはず。
落ち込んだ心を晴らしたい時や、明日への活力がほしい時に聴きたい1曲ですよね。
花束を君に宇多田ヒカル

NHK連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』の主題歌として起用された、シンガーソングライター・宇多田ヒカルの楽曲。
優しい歌声とストリングスの音色が、大切な人に贈る花束の切なさを感じさせる楽曲です。
大切な人を思い浮かべながら、部屋でひとりで泣きたいときにぴったりのナンバーです。
フリージアUru

アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』エンディングテーマとして起用された『フリージア』。
歌うのはYouTubeで数々のカバーソングを歌ってきたシンガーのUru。
その透明感あふれる歌声は奇跡的だともいわれています。
「孤児」という意味のオルフェンズという言葉から、ガクから直接花が咲くフリージアのたくましさを連想して作った曲だそう。
「親愛の情」の花言葉を持つフリージアは、仲間とともに過酷な戦場を駆け抜ける主人公たちの姿を思わせるようですね。
花の唄Aimer

大人気シリーズ『Fate』の劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』の主題歌で、狂おしいまでの恋心を描き切った名曲。
緩急やどことなく感じさせる狂気と、聴いた人をゾクッとさせる1曲に仕上がっていますね。
曲単体でも十分に名曲ですが、この歌は映画のヒロインを描いたものとして作られています。
曲から入った人も、映画を見ることで新しい魅力を知れるかもしれません。
花中孝介

奄美の民謡『島唄』の持つ独特の歌い回しが魅力の中孝介。
そんな彼の代表曲ともいえる『花』は、シンガーソングライターの守山直太朗が作曲しました。
優しくも力強いメロディーと深い愛を感じる歌詞、そして聴く人の背中をそっと押してくれるようなあたたかい歌声は、大切なものを思い出させてくれるよう。
「明日もがんばろう」と思わせてくれる感動的なバラードです。