花を歌った名曲。花にまつわる人気曲
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」。
こちらは百人一首でも有名な小野小町の和歌ですね。
日本人は古来より花の美しさに魅了され、現在でも節目には必ず花をそえるなど、深く「花」とかかわってきました。
この記事では、そんな「花」をテーマにした数々の名曲をご紹介します。
踏まれても何度でも咲く強い花、誰もが憧れる美しい花、心に咲くやさしい花など、私たちをいつの時代も魅了し、そして寄り添ってくれる花の歌をぜひお聴きください。
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花を歌った名曲。花にまつわる人気曲(61〜70)
何色でもない花宇多田ヒカル

艶やかな透明感が漂う、宇多田ヒカルさんの新たな名曲。
フジテレビ系月9ドラマ『君が心をくれたから』の主題歌として書き下ろされた本作は、純愛がテーマの歌詞が心に染み入ります。
「何かを信じることが怖い人に届いてほしい」というメッセージが込められており、色を持たない花という、定義や色にとらわれない深い愛情を表現しています。
2024年2月にリリースされた本作は、ミュージックビデオの公開時には1万人以上が同時視聴するなど、大きな反響を呼びました。
宇多田ヒカルさんの繊細で多様な音楽性が光る一曲は、恋に悩む人や、大切な人への想いを深めたい人にぴったりです。
サクラ・フワリ松たか子

『サクラ・フワリ』は松たか子さんが1998年に発表した5枚目のシングル。
この歌は、たかの友梨ビューティークリニックのCMソングとしても使われ、まさに輝くような美しさをイメージさせてくれる1曲に仕上がっています。
ちなみに、春のうららかな気持ちを詩的に表現した歌詞は、松たか子さん自身による作詞なんです。
一つひとつの言葉を大切に歌うような彼女のすんだ歌声は、心にすっとしみ込んでくるような感覚になりますよ。
さくら(独唱)森山直太朗

シンガーソングライター森山直太朗による桜ソングの定番中の定番です。
デビューアルバムではバンドアレンジで収録されていますが、倉田信雄のピアノによる独唱版が有名ですね。
どんなに仲のいい相手でも、生きていく中で離ればなれになるときがあります。
いつかお互いに成長してまた会おうという歌詞で卒業ソングの定番にもなっています。
野に咲く花のようにGACKT

GACKTによる卒業ソング。
2005年、GACKTがDJをつとめていたラジオ番組に寄せられた高校生からの相談がきっかけで作られました。
夢をかなえるためには願うだけではいけない。
強い意志を持って努力することだというメッセージが込められています。
「強い思いには強い思いで応える」そんなGACKTの生き方が表れたような名曲です。
スミレゆず

日本を代表するフォークデュオ・ゆずの「スミレ」。
スミレはそこに咲いていることにすら気づかないくらい、ひっそりと小さく咲く花。
誰にも振り向かれず、時には踏まれてもまた起き上がる強い花でもあります。
生きていれば悲しいことやつらいこともいっぱいありますが、心の根を枯らさなければ何度でも立ち上がれます。
そう、土の中にしっかりと根を張ったスミレの花のように。
やさしい花奥華子

ピアノと歌声で聴く人をつつみ込むシンガーソングライター奥華子。
彼女の音楽が紡ぎ出すのは、まっすぐで、やさしくて、ちょっと切なさを感じる世界。
普段の何気ない風景の描写の中で生きることや愛の意味を、丁寧に、丁寧に歌い上げます。
メジャーデビューシングルとなる「やさしい花」は、そんな彼女の音楽を象徴するような感動的なバラードです。
おわりに
ひとの目に強く美しく映る「花」をテーマにした名曲をご紹介しました。
いかがでしたか?
道端にひそやかに咲いている花から心に咲く美しい花まで、連想する「花」のイメージは人それぞれですが、美しい花はそれだけで人の記憶に残るのだなと感じます。
散る運命にありながら見事に咲き誇る花。
私たちも精一杯生きてみよう、そう思えますね。





