RAG Musicにほんのうた
素敵な童謡・民謡・唱歌
search

花を歌った名曲。花にまつわる人気曲

「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」。

こちらは百人一首でも有名な小野小町の和歌ですね。

日本人は古来より花の美しさに魅了され、現在でも節目には必ず花をそえるなど、深く「花」とかかわってきました。

この記事では、そんな「花」をテーマにした数々の名曲をご紹介します。

踏まれても何度でも咲く強い花、誰もが憧れる美しい花、心に咲くやさしい花など、私たちをいつの時代も魅了し、そして寄り添ってくれる花の歌をぜひお聴きください。

花を歌った名曲。花にまつわる人気曲(21〜30)

コスモス揺れて上沼恵美子

タレントとしておなじみの上沼恵美子さんが歌う、心に染みる名曲です。

本作は、秋風にそよぐコスモスを眺めているかのような、穏やかで優しい気持ちにさせてくれるフォーク調のバラード。

大切な人と再会し、ともに歩んできた歳月を振り返りながら「人生の昼下がり」を愛おしむ、温かくも少し切ない情景が描かれています。

この楽曲は、2004年6月に発売されたシングルで、上沼さん自身が司会を務めた情報番組『週刊えみぃSHOW』などのエンディングテーマとしても親しまれました。

秋の澄んだ空の下、大切な人との時間にひたりたいときにピッタリのナンバーです。

ORANGE RANGE

花 – ORANGE RANGE(フル)
花ORANGE RANGE

映画「いま、会いにゆきます」の主題歌として起用された楽曲です。

花はいつしか散ってゆくものであるという当たり前の儚さ、尊さは人間でも同じなんだよ。

だからこそ「今」を一生懸命生きようする、とても前向きな曲ですね。

カラオケでも人気の1曲です。

藤井風

メジャーデビュー前からその才能が注目され、今やそのアーバンな音楽性でJ-POPシーンを席巻しているシンガーソングライター、藤井風さん。

14作目の配信限定シングル曲『花』は、テレビドラマ『いちばんすきな花』の主題歌として書き下ろされました。

いつかは自分だけの花を咲かせようというメッセージを感じられるリリックは、迷い悩む人の気持ちを軽くしてくれるのではないでしょうか。

深みがありながらも軽快なピアノに乗せたメロディーが心を揺さぶる、エモーショナルなナンバーです。

睡蓮花湘南乃風

湘南乃風「睡蓮花」MUSIC VIDEO
睡蓮花湘南乃風

夏の定番ソングとして絶大な支持を集め、仲間と盛り上がるカラオケの鉄板曲としても親しまれています。

2007年6月に彼らの6枚目のシングルとして世に出た本作は、翌年のMTV日本音楽ビデオAwardsで「最優秀レゲエ・ミュージックビデオ賞」を受賞しました。

単なる陽気なサマーチューンというだけでなく、泥の中から大輪の花を咲かせる睡蓮に、苦しみや涙を乗り越えて力強く生き抜く姿を重ね合わせた、実は奥深いメッセージが込められています。

熱いサウンドに乗せて放たれる生命賛歌を聴けば、どんな逆境にも負けない勇気が湧いてくるはず。

落ち込んだ心を晴らしたい時や、明日への活力がほしい時に聴きたい1曲ですよね。

朧月夜唱歌

【BS日本・こころの歌】朧月夜 − FORESTA
朧月夜唱歌

春の夕暮れ時の情景を美しく描き出した楽曲は、菜の花畠に広がる夕日と霞、空に浮かぶ淡い月光が織りなす風景を、繊細な筆致で表現しています。

のどかな里山の情景とともに、森の色や田んぼの小道を歩く人々の姿、蛙の鳴き声や鐘の音など、日本の春の風物詩を優しく包み込んだ作品に仕上がっています。

1914年に文部省唱歌として発表された本作は、高野辰之さんの詞と岡野貞一さんの曲が見事に調和し、学校教育の場でも長く親しまれてきました。

2009年には森山愛子さんがカバー、2023年6月には西田あいさんが番組で歌唱するなど、世代を超えて愛され続けています。

穏やかな春の夕べに聴きたい一曲として、心に染み入る温かさを感じさせてくれることでしょう。

ハルジオンが咲く頃乃木坂46

乃木坂46 『ハルジオンが咲く頃』Short Ver.
ハルジオンが咲く頃乃木坂46

国民的な人気を誇るアイドルグループの乃木坂46が2016年にリリースした『ハルジオンが咲く頃』。

春に花を咲かせる植物をテーマにした、豊かな自然風景が思い浮かぶ歌詞が印象的ですね。

どこかはかなげで、消えてしまいそうでもある好きな人に向けた恋心を歌っています。

美しいストリングスを主体としたメロディーと彼女らの歌声からもピュアな感情が伝わるでしょう。

愛する人を花にたとえて歌う、切なくも心温まる気持ちが込められた楽曲です。

透明感のあふれるサウンドとともに、春を過ごしてみてはいかがでしょうか。

はなびらback number

back numberといえば『花束』が代表曲の一つですよね。

彼らは花をテーマにした曲づくりが得意で、『はらびら』という曲も『花束』と同じくらい感動的な曲なんですよ!

ほどよくひずんだギターで始まるこの曲は、Aメロで一瞬バックの演奏が止まるのがたまらない演出。

また、サビの直前にも一瞬ブレイクがはさまれており、サビを盛り上げるためのよいスパイスになっています。

春の恋を思い出しながら、彼女への気持ちがあふれそうになるエモーショナルな歌詞も必見ですよ!